源氏物語歌集-悠山人編

『源氏物語』中の短歌(和歌)のすべてを、
原作の順序にしたがって、紹介する。→日本初!

05若紫07 宮人に

2007年05月21日 | 05若紫~08花宴
源氏物語歌集 051
巻五 若紫 07 源氏

    宮人に 行きて語らむ 山桜
    風より先に 来ても見るべく

2007-0521-ysg051
Kad01-166

□・・・、なかなかにも思ひ給へるべきかな」など聞き給ひて、おほみき参り給ふ。
(源氏)「山水に心とまり侍りぬれど、内よりおぼつかながらせ給へるも、
かしこければなむ。今、此の花の折り過ぐさず参り来む。 宮人に・・・
□(角文版)