大人に負けるな!

弱者のままで、世界を変えることはできない

富の大半は、一部の高齢層に独占されています

2006-10-02 18:30:01 | 市民には何も知らされていない
第一生命経済研究所の試算によると、日本人の個人金融資産およそ1500兆円のうち、
6割を、60歳以上が保有しています。

若い世代ほど、保有率が下がっていて、30代で6.6%、20代では、わずか1.5%です!( ̄□ ̄;)

現物資産を含めれば、この差はいっそう拡大します。



さらに今後、団塊世代の退職金受け取りによって、85%の個人金融資産を、60歳以上で占めるようになると推計されています。

おそらく、現物を含めれば9割以上の資産を、引退世代が独占し、貧しい現役世代が、豊かな彼らを支え続けることになります。

諸外国でも、これほど極端な世代間格差は、例を見ません!(-_-;)


日本人の1人あたり正味金融資産(負債を差し引いた純金融資産)は、880万円にのぼります。一切のローンを完済しても、まだ1000万円近く余る計算です。4人家族なら、3520万円も!(@_@)

……40歳未満で、そんな人はほとんどいません^^;


日本には、本当に有り余るほどの富があるんです。
それは、若者には全くというほど行き渡っていません(-_-;)
フランス革命前夜みたいです。


東洋には、昔から
「お金は汚いものだ。若者がお金を持つと、ろくなことはない」
という差別意識があります。これは、最悪の危険思想のひとつです。

ヘタをすると、お金を渡さないことが教育だと勘違いしているフシもあります。
生前贈与は遅々として進みません。

その結果、お金に対する訓練を全く受けないまま、資本主義社会に放り込まれ、若者たちの自己破産が激増。20代の3人に1人は、サラ金を利用した経験があります。
国の借金はGDPの倍以上。実質的に破綻しています。
この借金は、若者たちが一生かけて返していくことになります(>_<)

大人たちは、いつまでも子どもの自立を認めない。自立させない。
結婚・出産すべき時期になっても、必要な資産を引き継がない。
案の定、歴史上例を見ない、超少子化です。

おそらく、これほどまでに、大人が大人の義務を果たしてこなかった時代はなかったでしょう。


若い層が時給数百円で必死に働いて、一部の老人だけが大儲けする……
この構造を、社会学用語で「奴隷制度」といいます(笑)

ホリエモンが旧世代を攻撃するのも、ムリ無いんですよ。
彼は、一部の老人たちが独占する富を、若者たちに還流させる仕組みを作ろうとしました。その点は絶対的に支持しなければならないのです。このままでは日本人が絶滅します。

大前研一氏も、高校時代には不登校だったといいますが、天才児にとって、今の学校教育は最悪の環境です。牢獄に等しい。
(全国民に、一律9年間の普通科教育を義務づけているのは、世界でも日本だけ)
天才児が、自分を支配してきた大人社会へ怨念を抱く構造を理解しなければ、ホリエモンの本質は見抜けません。
彼は、自分をずっと支配してきた大人たちにリベンジしているのです。

今、本当に必要なのは、生前贈与に優遇措置を設ける、年功序列や退職金(事実上の給料遅配)制度を廃止するなどして、若者たちに、早期に社会資本を引き継ぐことです。40歳未満は非課税としてもいい。
それをしないと革命が起きます。
自分の結婚さえままならない彼らに、高齢者を支える余裕などありません(>_<)


もし、僕が大富豪になったら、(それこそ夢のような話ですが)ファイナンスについての研修を義務づけることを条件として、青少年に融資する基金を作りたいと思っています。

それで起業してもいいし、進学してもいい。投資資金にしてもいいし、育児資金にしてもいい。旅行資金でも構いません。

教育は「教え、育てる」と書きます。
教えるだけでは不十分なんです。同時に、育てなければ!

お金の正しい使い方を伝え、さらにお金そのものを引き継ぐ。
その両方がそろって、初めて「次世代を育てた」といえるのです。



※本文の転載を許可します





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4 コメント

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Unknown (あらま)
2006-10-03 14:15:06
はじめまして、お邪魔します。

まったく、同意。

格差固定の原因が、従来の制度にあるのですね。

とくに年金制度そのものに、最初から欠陥があります。

少子高齢化では、年金制度は破綻することは目に見えておりますね。

今後、われわれは、貴兄の仰るように、団塊の世代の奴隷となって働くのでしょう。
コメントありがとうございます (makito)
2006-10-03 21:39:12
何を持って奴隷とするか、明確な定義は難しいと思いますが、ここまで格差が広がれば、やはり奴隷制度と呼べる水準だと感じます。
たしかに (kk)
2006-10-04 06:06:16
はじめて訪問しました。

お金についての考え方、確かにそうですね。

倹約や節約も大事だけど、資産の少ない若い世代こそお金を有効に使う方法をもっと知らないといけない。

高校生に、社会人になる前の教育として、テーブルマナー(ちょっと高級なレストランで食事)とか、化粧の仕方の講習をする話はきいたことがあるけど、

お金の使い方、

お金の借り方とか、クレジットカードの使い方とか、自分のお金をどう管理していくのかについての最低限の教育って不十分なのかもしれない。

破産者の多くは、(彼等に責任がないとは言えないけど)けっこう真面目にお金を返済しようとして、どこにも頼れなくなってサラ金に手を出した結果、雪だるま式に負債を背負い込んでいくらしい。 若い人にお金がまわらない、お金に対しての知識も少ない、そして破産してもやり直しができない世の中は確かに冷たいね。
コメントありがとうございます (makito)
2006-10-04 23:03:32
お金についての教育が不十分なのは、最大の問題ですね。



また、究極的にはお金(YEN)は個人ではなく、政府、つまり全国民に所属する財産ですから、次世代に円滑に引き継いでいく仕組みが必要だと感じます。

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