ジャックハマー

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作家の品格

2007年09月06日 | 拾いもの
「書評ブログに立ち寄っては誤植を嫌味ったらしく指摘する」というたいへん素敵な趣味をお持ちのプロ作家がいるのだが、この某作家がやらかした。
僕も愛読している書評ブログに、某作家がいつものごとく誤植を指摘するコメントを出したところ、以前に書き込んだ際に、「嫌味ったらしい」と別の方に苦言を呈され、「嫌味ったらしくない。礼は尽くしている」と擁護した匿名コメントとIPが一致してしまったのだ。
年齢詐称、ネカマと並んでネット上で寒い行為とされる自作自演である。
そもそもプロ作家が、べつに料金を取っているわけでもないアマチュア書評ブログに嫌味ったらしくコメントをすること自体がみっともないのだが、これぞまさに言葉通りの「恥の上塗り」である。

ちなみにその書評ブログでは以前、別のプロ作家が某ミステリに登場し、キモキャラに描かれていたので「読んだ人が誤解を招きそうで心配です」と感想を書いたところ、そのプロ作家が「誤解を招いているのはお前のほうだ」と噛みつくという騒ぎも起こっている。
この一件では「自分が小説上で誤解を招くような表現をされた場合、作者ではなく読者に噛みつくのがプロ作家として取るべき対応である」ということを学ぶことができたわけだが、なにはともあれこの2人のプロ作家。墓穴を掘ったのは自分自身とはいえ、結構な数の読者を失ったのではなかろうか。かくいう僕もその一人であることは言うまでもない。

それにしても、書評ブログも大御所となると大変だなあ~~。管理人がんばれ。