
あいち国際女性映画祭で出会った「毎日がアルツハイマー」という映画。
女性映画監督が、認知症になった自分の母親を撮った爆笑ドキュメンタリーです。
爆笑は言い過ぎかな(^^)重いテーマに誠実に向き合いながら、笑いどころがたくさん。
その年の映画祭で見たのは「毎日がアルツハイマー2」だったので、初作品の方をいつか見たいと思っていたのです。
先日保健センターで偶然目にしたチラシ。
名駅のシネマスコーレで「毎日がアルツハイマー」と「毎日がアルツハイマー2」を日替わりで1週間上映するというのです。
ちょうど仕事も春休みだし、今日の用事は午前中で終わったので、名駅まで出かけることにしました。

母になんとなく話したら「映画なんて行ったことないから、行きたい」というのです。
ちょっと当事者過ぎて、いくら爆笑ドキュメンタリーだとしても、重過ぎないか?と心配になりました。しかし、なんとなく行きたそうだったので、思い切って一瞬に行くことにしました。
2時間近い映画は、しんみりしたり、気づきがあったり、爆笑したり。
終わった時に感想を聞いてみたら「面白かったね」というのです。良かった。
「映画のお母さんと監督、どちらの立場で見ていたの?」と思い切って聞いてみました。
そうしたら「母親の方だね」と言うのです。
介護する側でなく、される方の立場で見た、と言いました。そうなのか、と思いました。
もうすぐ、「毎日がアルツハイマー ファイナル」が完成するそうです。
私は監督のツィッターをよく見ています。監督のお母さんの様子も、よく見せてもらっています。
母も新しい映画を見たいと言いました。
関口祐加監督、完成を楽しみにしています。