「庇を貸して母屋を盗られる」という言葉がある。
あまり良いことには使われない言葉だけれど、実は僕も我が家の愛犬・ルカぼんに「母屋」を盗られてしまった。
ここ数日来、極寒?の日々が続いているけれど、この寒さは「年寄り」には結構堪える。
妻に言わせると、ルカぼんは来年には人間で言うところの72歳の回り年になるから僕よりも年上の人生?の先輩になる。
したがって、寒さは僕以上に堪えていそうだ。
毎夜、僕は暖かい布団にくるまって寝ているが、ルカぼんは居間のカーペットの上で丸まって寒々と寝ているように見える。
あまりかわいそうなので、先日からルカぼんを僕の布団の中に入れて一緒に寝ることにした。
最初は足元やらお腹辺りなどに潜っていたのだが、昨日はとうとう僕の頭というか枕を使って寝だしてしまった。
おかげで、僕はベッドの隅に追いやられ、もちろん枕から外れて上半身が少し布団からはみ出るような格好で寝るはめに陥った。
まあ、相手が妻なら・・・ともかく、ルカぼんだから我慢・ガマン・・・