アメリカ・ライフル協会が先日のコネティカット州の銃乱射事件を受けて声明を出した。
先日は「今回の事件を踏まえて、意味のある声明を出す」と約束していたので、そんなに期待?もせずに待っていたのだが・・・
予想?に違わずライフル教会らしい声明が出てきた。
「学校に武装した警備員を配置する」というものだ。
僕は日本人だから、他国の治安の問題をとやかく言うべきではないが、アメリカ社会の根底に流れる意識を思い知らされた気持ちがする。
建国の時代から、力でネイティブアメリカンを排斥し、奴隷を受け入れ、「強いアメリカ」を創造してきた。
よくも悪くも出自も関係なく、力を持った者が夢を実現する。まさにそれがアメリカン・ドリームだ。
この意識を変えるにはもうしばらく時が必要のようだ。
その間に、どれほどの血が流されるのだろうか。