箱根神社から車を走らせると、台ヶ岳の裾野いっぱいに広がるススキが見えてきました。
箱根仙石原は、ススキの名所なんですよね!
車で通り過ぎたので、ほんの一瞬でしたが、ススキってこんなに美しいのだと、
初めて知りました。
箱根ガラスの森美術館へ到着~♪
日本初のヴェネチアングラス専門の美術館です。
まず出迎えてくれるのは、庭園から美術館エントランスへ続く橋にかけられた、
高さ約9m、全長約10mのクリスタルガラスで作られた光の回廊。
この日は、晴れ→曇りになりましたが、
晴れの日は約16万粒のクリスタルガラスがキラキラと輝きます。
緑のもじゃもじゃしたオブジェは、パラッツォ・ドゥカーレ・シャンデリア。
箱根ガラスの森美術館とヴェネチア市立ムラーノ・ガラス美術館が
1996年に姉妹提携を結んだ記念として2点制作され、それぞれの美術館に展示されているそうです。
そして正面に見えるのは、煙をもうもうと上げる大涌谷!
美術館の中へ入って行きましょう~♪
館内は、豪華なシャンデリアに調度品と、貴族の邸宅に招かれたような雰囲気。
こちらは主要作品の、風にそそぐグラス☆
美しいヴェネチアングラスの世界☆
イヤフォンガイドも用意されていたのですが、
2歳の幼児連れでは作品に集中できないので、さらっと鑑賞。
奥へ進んで行くと、
ちょうどアルベルト・デ・メイスさんによるヴァイオリンコンサートが始まるところでした。
お馴染みの、春・レ・ミゼラブル・リベルタンゴ・ニューシネマパラダイスの4曲を演奏。
どれも素晴らしかったのですが、特にニューシネマパラダイスはこのホールの雰囲気も手伝って、
心に沁み渡りました。15分程でしたが、こんな素敵な音楽に出会えるとは思ってもおらず、
とてもラッキーでした。
(アルベルト・デ・メイスさんによる演奏は、10月28日までの、土・日・祝のみ)
ちなみに、天井はヴェネチア・ドゥカーレ宮殿の天井画の写真複製だそうです。
いつになることやらですが、ヴェネチアは家族で再訪したい場所の一つです。