世界的備忘録

世界中で見れる私の競馬関連備忘録。中央競馬全開催のメイン、最終を淡々と予想。

第24回フェブラリーS

2007年02月18日 01時53分31秒 | 競馬予想関連
2007年2月18日 東京11R
第24回フェブラリーS

過去10年のVTRを見て思ったのは、「2年連続で好走できる馬が少ない」ということ。昨年一昨年と2着しているシーキングザダイヤ、そして00年優勝、01年2着のウイングアロー。そしてG1になってからの連覇はない。

つまり、ナマモノだ。

その瞬間、瞬間の頂点をきちんと決めるレース、厳しいG1レースといえる。レースの格付けは地方の中央交流G1と同じではあるが、どうしてもJCDとこのレースは、レースの質が1枚違う。地方ならあれほど勝てるアジュディミツオーが全くダメなように。

なぜか。理由は、徹底したスピード性能が求められるから。地方馬だらけの緩いペースの地方交流G1とは全く違う、厳しいレースがそこにはある。

そして、今年の状況は、中央のダートG1勝利馬がいない。前哨戦もいずれも準OPクラスからの進出馬が勝った。要は頂点の力関係が飽和しており、簡単にチャレンジャーの進出を許す状況が出来上がっている。JCDのアロンダイトしかり。

これらの観点を総合して、この狙いが大きな間違いではないことを確信した。

本命は、11オレハマッテルゼ。

初ダートがG1。全くの未知である。もちろんからっきし下手という可能性も否定はできない。この馬の体が一般的にダートに向くとは思えないという意見もあると思う。

しかし、メンバー中唯一の中央G1勝ち馬。左回り身上でスピードを徹底的に求められる条件。さらに付け加えると、過去の勝ち馬では芝G1勝馬がアグネスデジタル、アドマイヤドン。G1連対馬ならメイショウボーラー。G2時代だがホクトベガも芝G1馬。おまけでグルメフロンティアも直前中山金杯勝ち。

ゴツゴツした馬体のダート適性よりも、むしろ芝に適性を見せた方が効率的なのは明らかである。ましてや極端な芝1200のスピード戦を制しているこの馬。芝でマイル勝ちの経験もあるし、上がり勝負の今の馬場も好材料。

この人気なら敢然と狙っても後悔はしない。大丈夫だ。

ただ馬券作戦としては、新興勢力の他馬の単勝も抑えておきたい。6メイショウトウコン、3タガノサイクロン。どちらもゴツゴツダート系ではあらず、スピードに期待できる。また、芝重賞連対経験のある14メイショウバトラーも人気落とすなら一応警戒したい。

2、3着は、やはり4シーキングザダイヤ、8ブルーコンコルドあたりがきっちり確保する可能性が高いと思うだけに、単で攻めたい。

=単勝を買いたい馬=
◎11オレハマッテルゼ
○6メイショウトウコン
▲3タガノサイクロン
☆14メイショウバトラー

=連軸候補=
△4シーキングザダイヤ
△7ブルーコンコルド
コメント
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