表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

フレッシュン・アップ・ツアー東京公演 その1

2018-11-01 10:14:21 | ポール・マッカートニー




昨日から始まったポールの日本公演。

前回のワン・オン・ワン・ツアーでも「マタアイマショー!」って言っていたけど、年齢も考えれば最後の来日、もしかしたら見納めか⁉︎と思って心して武道館と東京ドームに行きました。
そうしたらそれから一年半という、まるでベンチャーズの如き異例のインターバルでの来日となりました。ま、ポールからすれば有言実行したまででしたね。

昨日の初日、最初の数曲は大分緊張しているように見えましたが、さすがはポール。自分も会場も温まってきたら、いつも以上にノリノリで素晴らしいステージを見せてくれました。

A Hard Day’s Night
Hi, Hi, Hi
All My Loving
Letting Go
Who Cares
Come On to Me
Let Me Roll It
I’ve Got a Feeling
Let ‘Em In
My Valentine
1985
Maybe I’m Amazed
I’ve Just Seen a Face
In Spite of All the Danger
From Me to You
Love Me Do
Blackbird
Here Today
Queenie Eye
Lady Madonna
Eleanor Rigby
Fuh You
Being for the Benefit of Mr. Kite!
Something
Ob-La-Di, Ob-La-Da
Band on the Run
Back in the U.S.S.R.
Let It Be
Live and Let Die
Hey Jude

Encore:
Yesterday
Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)
Helter Skelter
Golden Slumbers
Carry That Weight
The End

最新アルバム『エジプト・ステーション』からも3曲?披露されましたけど、やはりみんなが待っているのはビートルズやウィングス時代の名曲の数々。盛り上がりが全く違います。

残念ながら昨日は「ジェット」や「ゲット・バック」は聴けなかったし、またまた「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」も聴かせてもらえませんでした。今日の2日目に期待です。
でも、個人的にビートルズ以降の楽曲で一番好きな「バンド・オン・ザ・ラン」は今回もしっかり聴かせて頂きました。特に昨日の演奏は素晴らしく、イントロが流れてきた瞬間からずっと涙が止まりませんでした。

今日の2日目、いくつか曲を入れ替えてくるでしょう。どんな曲がきても平常心でいられるように挑みたいと思います。あ、もちろん来週の国技館も。

そういえば直前の特番でも言ってましたが、今回特筆すべきはライティングの素晴らしさ。とにかくただひたすら綺麗です。
もちろん音響だって東京ドームとは思えない完璧なサウンド。映像もメチャクチャ綺麗で、終盤ポールが「最高の照明と音響と映像を作り上げてくれたスタッフに拍手を!」とわざわざコメントしたくらいなので、相当なものだと思います。

とにかく全てにおいて現代最高のロックショウを見せてくれる、御歳76歳のサー・ポール・マッカートニー。
昨日も「マタアイマショー」っては言ってたけど、今回が最後だなんて絶対に信じませんよ。