表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

ボン・ジョヴィ THINFS 2018ツアー 東京ドーム

2018-11-27 00:06:25 | Rock
また一つ祭りが終わりました。5年ぶりのボン・ジョヴィ来日公演は、それはまぁ素晴らしいステージでした。







ジョンの声もさすがに高音は出ていませんでしたし、キーも随分下げていましたね。
それでも予想を上回る、新旧織り交ぜた2時間半全24曲のセット。

This House Is Not for Sale
Raise Your Hands
You Give Love A Bad Name
Whole Lot of Leavin’
Lost Highway
Runaway
Roller Coaster
When We Were Us
Born to Be My Baby
It’s My Life
God Bless This Mess
We Don’t Run
Keep the Faith
Bed of Roses
Lay Your Hands on Me
Who Says You Can’t Go Home
I’ll Sleep When I’m Dead
Bad Medicine

Encore
We Weren’t Born to Follow
Blood On Blood
I’ll Be There For You
Wanted Dead or Alive
Livin’ on a Prayer





基本のカタチは今までのツアーを踏襲していますが、アメリカツアーでもあまり披露しなかった、そして僕が一番好きな「ブラッド・オン・ブラッド」が「イン・ジーズ・アームズ」に代わってアンコールに登場。失神しかけました(笑)
この嬉しさは、先日のポール日本公演の「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」を聴けたとき、去年のサウスサイド日本公演の「ウィズアウト・ラブ」が聴けたとき、一昨年MSGでブルースの「ジャングルランド」を聴けたときに匹敵するかもしれない幸せーーーとまで言ったら大袈裟でしょうか?

日本で人気の「オールウェイズ」や、今ツアーこれまで定番だった「ジーズ・デイズ」なんかは落ちちゃいましたが、とてもバランスの良い並びだと思いませんか?

リッチーのいないバンドについて。
これはあくまでも個人の感想です。ディープなファンには怒られそうだけど、ボン・ジョヴィってバンドはやはりジョンのバンド。リッチー不在のネガはこれっぽっちも感じません。むしろ二人のギタリストが最高!安心しました。



ローリング・ストーンズからリード・ギタリストのキースが抜けたら、ストーンズは一瞬でおしまいです。でもビルが抜けたときは音の違いにびっくりはしたけど、ダリルが上手いから殆ど影響は感じませんでした。
ってことは、ボン・ジョヴィにおけるリッチーの立ち位置って、ストーンズにおけるビルみたいなもんだったのかな?

ホントにホントに極めて個人的な感想ですからね!ファン歴25年の嫁さんも同じ意見でした。



話は戻って今回の東京公演。明日すぐに大阪だからか、19時ちょうどくらいに突然ライヴが始まりました。18時半の時点でグッズ売り場に長蛇の列が出来ていたから、間に合わなかった方も多かったのでは?
アンコールが終わって、余韻に浸る間もなく即客電がついて、それと同時に技術スタッフとステージばらしの職人さんたちが撤収に入ったので、もしかして今夜中に大阪入るんでしょうかね?

そんなギリギリの中、たっぷり24曲も聴かせてくれてありがとう。デビュー当時からのファンは既にお年寄りの域に入ってしまっています。親子三代でライヴを楽しんでいた家族もいらっしゃったのではないでしょうか?
そんな様々な世代から愛されているボン・ジョヴィ。今度は5年も間を空けずに日本に来てくれることを祈ってます。