表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

「恋に堕ちたら」~16日以降の裏通り

2024-07-15 17:42:20 | 焙煎珈琲裏通り

いきなりですが、極初期裏通りの大人気メニューだった、ポークソテーです。自分で言うのも何だけど、めっちゃ旨かったです。

なんとか秋頃を目標に(裏メニューじゃない)ごはんメニューを拡充していきたいと思っています。ご期待ください。

 

さて、明日からの裏通りは個人的に忙しい日々が続きそうです。

7月16日(火)・・・13:30~16:00 がん患者会交流会 それ以外の時間は営業します。9:30開店。

  17日(水)・・・午前中 家族の入院手続きのため大郷町。13:30~通常営業

  18日(木)・・・14:00~16:30 学校支援地域本部の会合のため不在。それ以外の時間は営業しています。9:30開店

  19日(金)・・・毎月19日は何があっても絶対休業日(音信不通)

  20日(土)・・・小児がん支援活動のため東京出張

  21日(日)・・・小児がん支援活動のため東京出張

  22日(月)・・・午前中 小児がん支援活動作戦会議(大学病院)13:30~開店

  23日(火)・・・午前中 小児がん支援活動作戦会議(大学病院)13:30~開店

  24日(水)・・・『ボーン・イン・ザ・U.S.A 40周年記念カラー・レコード』発売日 ※通常営業

  25日(木)・・・『ボーン・イン・ザ・U.S.A 40周年記念ジャパン・エディション』発売日 ※通常営業

上記以外にも”家族の退院手続き”のため半日不在になる日がありますので、決まり次第お知らせします。

 

REBECCA 「恋に堕ちたら」Music Video(Full ver.)

行定勲監督が撮った渾身のPV、何回観ても良いですね。南沙良ちゃんの瑞々しさが曲のイメージにピッタリです。

追加公演行きたいなぁ...。

 


文月の裏通り~Born in the U.S.A. 40周年記念

2024-06-27 10:33:47 | 焙煎珈琲裏通り

高校二年生だった1984年の夏。それまでは何となく聴いていた一人の(厳密に言えばバンドも一緒)ミュージシャンが、人生の師匠に昇華しました。

Bruce Springsteen - Born In The U.S.A. Explainer

まず当時レコード屋さんの店頭に並んでいたジャケットの中でも群を抜いてカッコ良かったし、何より捨て曲なしの12曲のロックンロール。ま、今となっては「何でこの曲あの曲が入っていないの?」っていうアウトテイクも名曲ぞろい。

そして当時はやはり表題曲は”アメリカ賛歌”だと思っていた(意味も分からず観ていた頃はPVだってラスト大きな星条旗をバックに振り向くブルースだし)けど、詩の意味やブルースの立ち位置を知れば知るほどとっても慈しみ深いアルバムであることを理解しました。

高校生の頃は大人(=学校の先生とか)に指図されるのがホントにイヤで、映画や小説から色んなことを学んでいました(そんな気になってただけでしょうけど)。世の中のルールや立ち振る舞い方とか。

そこにこのアルバムが出て、B面の一曲目ですよ!「決して降伏するな」!雷に打たれました。

We busted out of class hado to get away from those fools

We learned more from a three minute record than we ever learned in school

ホントに下らない(興味がなかった)教科書や授業よりも、好きな曲を歌詞カードを自分で(何となく)訳しながら聴いていた方がはるかに勉強になったし、(必要かどうかは別として)身についたのは事実です。

高校時代の僕は、前年にリリースされた尾崎豊の『17歳の地図』に続き、このブルースが歌う一つのフレーズをずっと信じて、そのまま今に至るわけです。若かった?バカだった?

もしも彼に出会わなかったら...僕の人生どうなっていたんだろう?

そんな僕の人生を変えたうちの一枚『ボーン・イン・ザU.S.A.』の40周年記念盤が24日発売になります。

一家に一枚!是非お買い求めください。

【文月の裏通り】

夏の甲子園の予選が始まります。その他学校の仕事や小児がん支援のボランティアもちょこちょこありますので、ご来店の際は生存確認をお忘れなくお願い致します。

 

そしてもう一つおススメしたいのが、小児がん支援活動で交流のある県北の岩ケ崎高校の有志が、伝統ある町の夏祭り(くりこま夜市。めっちゃ楽しいお祭りです)で開催するレモネード・スタンド。よくあるペットボトルのレモネードを売ったりしてお茶を濁すのではなく、ちゃんと生徒たちが一杯一杯手作りした美味しいレモネードです。

今年はそれに加え『六日町オモシロ プロジェクト』と題した、地域進学重点校改革推進事業 ”祭型”高校生探求イベントが初めて開かれます。

少子化に加え仙台に集中しがちで、仙台以外の県内の各高校は生徒数が減り続けています。来年度には二校の高校が合併することが決まりました。

そんな状況にもめげず、県北の学校(一部岩手県も)がアイデアを出し合って、何か面白そうなことをするようです。

僕も交流のある生徒たちのお手伝いをしながら色々見せてもらってきます。

なので13日(土)は朝から県内出張で不在になります。

 

早くも今年も折り返しちゃいますねぇ。暑くなってきました。皆さまご自愛くださいね。

 

大好評の紫陽花プレゼントも継続中です。さすがにそろそろ大きな花は少なくなってきたけど、色や品種にバリエーションがついてきました。ご来店の際はご遠慮なくどうぞ。数に限りがありますので、お一人様一輪でお願いします。

7月からはコチラ!赤系です。


『ボブ・マーリー:ONE LOVE』

2024-05-31 18:52:56 | 映画

何の予備知識、事前情報もナシで『ボブ・マーリー:ONE LOVE』を観てきました。

『ボヘミアン』以降、ロックに限らず次々と作られる音楽伝記映画の数々。『ボヘミアン』の完成度が高く、社会現象にもなったおかげでその後の作品は比較対象が大きすぎて苦戦しているように感じます。

逆に配信を中心に(たまに劇場公開もされる)最近の音楽ドキュメンタリー作品(ライヴ中心のものも含む)には傑作が多く(『モリコーネ』や『ブライアン・ウィルソン/約束の旅路』、『アクロス・ザ24ナイツ』『クリーデンス/トラヴェリン・バンド』とか)、伝記にするレベルのミュージシャンのフィクション作品は観る側の思い入れやイメージが強すぎて難しいんでしょうね。その分今回は”無”で観れたので内容がスぅ~っと入ってきました。

伝記ものではアレサ・フランクリンの『リスペクト』と、エルヴィスの『エルヴィス』はとても良かったけど。

映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』日本オリジナル予告解禁!|5月17日(金)全国ロードショー

 

元々レゲエとは全く縁がないし、レゲエの独特のリズムが(食わず嫌いです)合わないのもあって、今まで一度もターンテーブルに乗せた(レゲエのレコードは持っていないから仕方ない)ことはありません。

彼の曲も、エリック・クラプトンがカバーした「アイ・ショット・ザ・シェリフ」(最初はエリックの曲だと思っていたくらいだし)と、アムネスティの『ヒューマン・ライツ・ナウ!』でテーマソングとして歌われた「ゲット・アップ、スタンド・アップ」くらいしか知りませんでした。

そんなヤツが観る映画じゃない!!と怒られそうですが、好き嫌いを別にして「知らない世界(レゲエ、ボブという人物)を知る」という勉強のつもりで観ました。

ボブの音楽より何より、当時のジャマイカってとっても不安定な国だったんですね。ボブのように音楽で平和を訴えるアーティストにまで銃口が向けられるって...。純粋に音楽活動を続けるのに半分亡命のような感じでイギリスに渡ったのも納得できます。

でも最終的にはジャマイカに戻り、夢だった凱旋公演を果たした上に、当時敵対していた二人の政治家?をステージ上で和解させるという快挙を成し遂げます。これは仕組まれた演出だったのかも知れないけどスゴいことですね。

そして最期はがん(脳腫瘍となっていました)で36年の生涯を閉じた...。36歳が早すぎるとは思わないけど、脳腫瘍の苦しみは理解できます。ツラかったでしょうね。

まさに駆け抜けていった人生。激動の人生。だからこそ伝説になり、伝記映画にもなったんでしょう。誰も順風満帆で平和に何事もなく生涯を閉じた方の物語は観ませんもんね。

そのボブ(とその彼をずっと支えた奥さまリタ)の功績は決してなくなるものではありません。ボブが亡くなって43年後の2024年、彼らは僕に「レゲエ」という魂の音楽があることを教えてくれました。この作品もめちゃくちゃ面白い!というわけではないけど、とても興味深い作品でした。観て良かったと思います。

たっぷりと全身にレゲエを浴び、観終わったあとの爽やかな余韻の後にやってきたのは「とことんロックが聴きたい!」(散々毎日朝から晩まで聴きまくっているのに)という心の叫び。僕はやっぱりロックが好き。ってことを確認できました。レゲエさんゴメンなさい!

 

でも、夏の夜(しかも少しなんかに外で聴くボブの音楽って何か良さそう。しかも大音量とかじゃなく、遠くの方から聴こえてくる感じ。

レゲエってどんなシチュエーションで聴くのが正解なんでしょうかね?


水無月の裏通り~Bobby Jean

2024-05-30 14:47:23 | 焙煎珈琲裏通り

あの一世を風靡したモンスター・アルバムの40周年だから、『闇』箱や『河』箱を遥かに凌ぐとてつもないハコがでると思い込んでいたのに...

6月19日に発売されるのは、ウワサ通り赤盤のアナログ(ボーナス・トラックなし)のみ。なんて潔いんでしょ (笑)

アウトテイクに関してはもう出尽くした感があるので(とは言えまだまだあるのは周知の通り)、当時のショウを記録したフルライヴ映像を期待していました。マトモなものが残ってないとか聞いたことありますけど、こちとら粗悪劣悪なブートビデオで育った世代です。

フルで観れるなら多少のことには目を瞑りますよね。DVDの時代になって(一部だけど)出回っているトロントやパリの映像なら修正して出せるような気もしますけどね。

45周年に期待しましょう。あ、その前に『トンネル』の40周年もありますね。こっちは是非映像も欲しいです。あの頃のソウルフルなショウ(ブルースの歌い方もソウルっぽいし)大好きです。

Bruce Springsteen - Bobby Jean - 1984-07-26 - Toronto, ON - 4K AI Upscale

 

さてその40周年記念盤が発売される水無月6月。今のところこんな感じになりそうです。

4日(火) 中学校で会議があるので、夕方まで戻れません。生存確認してからお越しください。

6日(木) 小児がん支援活動のため17:00で閉めます。

8日(土) 中総体初日です。朝からお手伝いです。不在です。野球が出来ないほどの荒天ならひっそりと営業します。

10日(月) 中総体の最終日ですが通常営業します。

15日(土) 午前中小児がん関連の講演を拝聴してくる予定です。

18日(火) 今年度のゴールド・セプテンバー・キャンペーン作戦会議のため午前中不在。13:00開店

20日(木) 県内出張の予定が入りそうです。夕方には戻ります。

22日(土) 東京で講演会に参加の予定がなくなってしまったので通常営業です。

 

他にも小児がん関連の会議等が入る予定です。鬼門の5月を過ぎると周辺が慌ただしくなってくる裏通りです。

 

※6月18日は忘れもしないクラレンス・クレモンズの命日です。毎年この日は「クラレンスの日」として、在りし日のクラレンスが参加した作品を流し続けて追悼します。

 

『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』40周年記念カラーヴァイナルが6月発売決定! | ブルース・スプリングスティーン | ソニーミュージックオフィシャルサイト (sonymusic.co.jp)


ビリーじいさん誕生日おめでとう!

2024-05-10 10:57:24 | Rock

一日遅れですがビリーじいさんが昨日75歳のお誕生日を迎えました!これで立派な後期高齢者(他国はどうなんでしょうね)の仲間入り。

福祉後進国の日本でも、少なからず色々な特典があるはずなので是非余生は日本でお過ごしください。

 

 

ビリーのアルバムで一番好きなのは何と言っても『イノセント・マン』。以下『ストレンジャー』、『ニューヨーク物語』、『グラス・ハウス』、『ストーム・フロント』か『ニューヨーク52番街』がベスト5.

 

良く「ビリー・ジョエルの曲で何が好きですか?」と聞かれますが、このランキングは悩ましいところですよね。

以下は、今時点のベスト10です。明日になったらガラっと変わっているかも。

 

だって好きな曲だらけなんですもん。

 

次点 「ターン・ザ・ライツ・バック・オン」(めっちゃ好きだけど、まだ新しいので)

10 「今宵はフォーエバー」

 9 「愛はイクストリームス」

 8 「ストレンジャー」

 7 「イタリアン・レストランで」

 6 「ピアノ・マン」

 5 「素顔のままで」

 4 「ガラスのニューヨーク」

 3 「ザ・リヴァー・オブ・ドリームス」

 2 「ニューヨークの想い」

そして一位(2位との差は僅差)はやっぱり

 1 「マイアミ2017」

この曲の世界観が大好きです。

121212 SANDY RELIEF CONCERT - BILLY JOEL - MIAMI 2017 (SEEN THE LIGHTS GO OUT ON BROADWAY)

 

一月の日本公演でも聴きたかったなぁ。来年は宜しくね、ビリーじいちゃん。