表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

Born To Be My Baby

2024-11-16 13:31:14 | Rock

いよいよ来週発売になるボン・ジョヴィ40年の軌跡を詰め込んだ『オール・タイム・ベスト1984-2024』。2010年の『グレイテスト・ヒッツ』以来の本格的なベスト盤、まさに集大成モノですね。

https://www.universal-music.co.jp/bon-jovi/products/uicy-80498/

●DISC 1

1. リヴィン・オン・ア・プレイヤー / Livin' On A Prayer

2. イッツ・マイ・ライフ / It‘s My Life

3. ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビー / Born To Be My Baby

4. ジーズ・デイズ / These Days

5. イン・ジーズ・アームズ / In These Arms

6. オールウェイズ / Always

7. ハヴ・ア・ナイス・デイ / Have a Nice Day

8. 夜明けのランナウェイ / Runaway

9. 禁じられた愛 / You Give Love a Bad Name

10. アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー / I'll Be There for You

11. キープ・ザ・フェイス / Keep The Faith

12. ベッド・オブ・ローゼズ / Bed Of Roses

13. バッド・メディシン / Bad Medicine

14. ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ / Wanted Dead or Alive

15. ブラッド・オン・ブラッド / Blood on Blood

16. レジェンダリー / Legendary

●DISC 2

1. ネヴァー・セイ・グッドバイ / Never Say Goodbye

2. サムデイ・アイル・ビー・サタデイ・ナイト / Someday I'll Be Saturday Night

3. シー・ドント・ノウ・ミー / She Don't Know Me

4. レイ・ユア・ハンズ・オン・ミー / Lay Your Hands On Me

5. ドライ・カウンティ / Dry County

6. ディス・エイント・ア・ラヴ・ソング / This Ain' t A Love Song

7. ワイルド・イズ・ザ・ウィンド / Wild Is the Wind

8. TOKYOロード / Tokyo Road

9. エヴリデイ / Everyday

10. アイ・ビリーヴ / I Believe

11. アイド・ダイ・フォー・ユー / I’d Die for You

12. リヴィング・プルーフ / Living Proof

13. バウンス / Bounce

14. ウィー・ワーント・ボーン・トゥ・フォロー / We Weren't Born To Follow

15. サムシング・フォー・ザ・ペイン / Something for the Pain

16. ワン・ワイルド・ナイト / One Wild Night

●DISC 3

1. レイズ・ユア・ハンズ / Raise Your Hands

2. リヴィング・イン・シン / Living in Sin

3. サンキュー / Thank You for Loving Me

4. ラスト・マン・スタンディング / Last Man Standing

5. アンディヴァイデッド / Undivided

6. ロスト・ハイウェイ / Lost Highway

7. ワイルド・イン・ザ・ストリーツ / Wild In The Streets

8. ジャスト・オールダー / Just Older

9. ビコーズ・ウィー・キャン / Because We Can

10. ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール / This House Is Not For Sale

11. フー・セズ・ユー・キャント・ゴー・ホーム / Who Says You Can't Go Home

12. キャプテン・クラッシュ&ザ・ビューティー・クイーン・フロム・マーズ / Captain Crash & The Beauty Queen From Mars

13. オンリー・ロンリー / Only Lonely

14. アイ・アム / I Am

15. バーニング・フォー・ラヴ / Burning For Love

16. ヘイ・ゴッド / Hey God

17. スティック・トゥ・ユア・ガンズ / Stick To Your Guns

18. エニィ・アザー・デイ / Any Other Day

●Blu-ray

MUSIC VIDEO

1.リヴィン・オン・ア・プレイヤー

2.イッツ・マイ・ライフ

3.ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビー ☆

4.ジーズ・デイズ *

5.イン・ジーズ・アームズ ☆

6.オールウェイズ ☆

7.ハヴ・ア・ナイス・デイ ☆

8.夜明けのランナウェイ ☆

9.禁じられた愛 ☆

10.アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー ☆

11.キープ・ザ・フェイス ☆

12.ベッド・オブ・ローゼズ ☆

13.バッド・メディシン ☆

14.ウォンテッド・デッド・オア・アライヴ ☆

15.ブラッド・オン・ブラッド

16.レジェンダリー

EXCLUSIVE

17.バーニング・フォー・ラヴ(初単独来日公演 / 東京 1985年)

18.リヴィン・オン・ア・プレイヤー(JAPAN TOUR 1995/東京 1995年) *

19.ワン・ワイルド・ナイト(ワン・ワイルド・ナイト・ツアー/横浜 2001年) * 〇

20.禁じられた愛(ワン・ワイルド・ナイト・ツアー/東京 2001年) *

21.キャプテン・クラッシュ&ザ・ビューティー・クイーン・フロム・マーズ(ワン・ワイルド・ナイト・ツアー/東京 2001年) *

22.ラヴ・フォー・セール(バウンス・ジャパン・ツアー/横浜 2003年)* 〇

23.ロスト・ハイウェイ(ロスト・ハイウェイ・ツアー/名古屋 2008年) *

24.レイズ・ユア・ハンズ(ロスト・ハイウェイ・ツアー/名古屋 2008年) *

25. U.S.A.ロックスペシャル「ボン・ジョヴィ in フィラデルフィア」(1985年) *

 

 

ブルーレイの特典映像が楽しみですね。

 

結局アルバムのツアーもできなかったし、ライヴ活動は半永久的にしないんですかねぇ。

【和訳】ボン・ジョヴィ - ボーン・トゥ・ビー・マイ・ベイビー / Bon Jovi - Born To Be My Baby


Dream On

2024-08-03 17:44:11 | Rock

エアロスミスがスティーヴンの声が戻らないことを理由にツアーからの引退を表明しました。

https://x.com/Aerosmith/status/1819483168124072443

エアロスミス ツアー活動からの引退を発表、スティーヴン・タイラーの声帯損傷のため - amass

1990年の『パンプ』ツアー、94年『ゲット・ア・グリップ』、98年『ナイン・ライヴズ』、一つ飛ばして2002年の『ジャスト・プッシュ・プレー』と04年の『ハウズ・イット・ホンキン’』ツアー。そしてスティーヴン初のソロ・ツアーだった2016年の武道館まで、存分に楽しませて頂きました(その途中も結構日本に来ていたけど)。

中でも原点回帰したブルース・アルバム『ホンキン・オン・ボウボウ』のツアーは最高でした。あの頃のエアロスミスは絶好調だったんじゃないでしょうか。

今回の”お別れツアー”、全米を回ったあと大好きな日本にも来てくれるんじゃないかとちょっと期待していました。でも最初の三回をこなしたところで休止してしまった辺りから、もしかして...と覚悟はしていました。

まずはゆっくり養生してね。スティーヴンじいちゃん。

そういえばニューヨーク大豪雪の日、セントラル・パークの一角でほんの一、二時間の差でニアミスだったのが悔やまれます。

Aerosmith - Dream On (Official HD Video)

バンドが出した声明の最後、「地球上で最高のファンである皆さんに感謝します。 今も、そしてこれからも、俺らの音楽を大音量で。 ドリーム・オン。俺たちの夢を叶えてくれてありがとう」

終わりまでカッコ良いバンドでした。


ビリーじいさん誕生日おめでとう!

2024-05-10 10:57:24 | Rock

一日遅れですがビリーじいさんが昨日75歳のお誕生日を迎えました!これで立派な後期高齢者(他国はどうなんでしょうね)の仲間入り。

福祉後進国の日本でも、少なからず色々な特典があるはずなので是非余生は日本でお過ごしください。

 

 

ビリーのアルバムで一番好きなのは何と言っても『イノセント・マン』。以下『ストレンジャー』、『ニューヨーク物語』、『グラス・ハウス』、『ストーム・フロント』か『ニューヨーク52番街』がベスト5.

 

良く「ビリー・ジョエルの曲で何が好きですか?」と聞かれますが、このランキングは悩ましいところですよね。

以下は、今時点のベスト10です。明日になったらガラっと変わっているかも。

 

だって好きな曲だらけなんですもん。

 

次点 「ターン・ザ・ライツ・バック・オン」(めっちゃ好きだけど、まだ新しいので)

10 「今宵はフォーエバー」

 9 「愛はイクストリームス」

 8 「ストレンジャー」

 7 「イタリアン・レストランで」

 6 「ピアノ・マン」

 5 「素顔のままで」

 4 「ガラスのニューヨーク」

 3 「ザ・リヴァー・オブ・ドリームス」

 2 「ニューヨークの想い」

そして一位(2位との差は僅差)はやっぱり

 1 「マイアミ2017」

この曲の世界観が大好きです。

121212 SANDY RELIEF CONCERT - BILLY JOEL - MIAMI 2017 (SEEN THE LIGHTS GO OUT ON BROADWAY)

 

一月の日本公演でも聴きたかったなぁ。来年は宜しくね、ビリーじいちゃん。


アイ・アム・エヴリシング

2024-02-27 11:19:04 | Rock

四年前に亡くなった僕のヒーローの一人、ジョージア・ピーチことリトル・リチャードのドキュメンタリー映画の公開が目前です。ロック系の映画を良くかけてくれていた映画館が閉まっちゃうので、この作品の公開(こちらで)が心配されたけど、杞憂になりそうです。

しかし平日の11:30~の一回戦のみって...そりゃないよ。

「リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング」予告編(127秒)

古いロックンロールばかり聴いていた中学生の頃、ブギっぽい(当時は良く分かっていなかったけど)ひと際甲高い声で叫びまくり、マシンガンのように言葉を詰め込んだ、一度聴いたら絶対に忘れられないリトル・リチャードの歌の数々。僕は特に「悪魔とモリー」が大好きです。

のちにブルースの「デトロイト」の一節や、ミッチ・ライダーのバージョンを聴いたとき、「リトル・リチャードってスゴい人なんだ!!」と納得しました。そこから僕のヒーローになったのです。

それなのに映画『アメリカン・グラフィティ』では一曲も使ってもらえなかった不思議。ルーカスの好みじゃなかったのか、リチャードさんが許可しなかったのか。

日本に来たことがあったかどうかは分からないけど、バディ・ホリーやビッグ・ボッパーのように早くに亡くならず、破天荒なロッカーにしては長生きされたリチャードさん。

一度お会いしたかったなぁ~。

映画『リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング』公式サイト (little-richard.com)

 

 


ありがとうビリーじいさん

2024-01-25 16:09:45 | Rock

小学六年生のときに『アメリカン・グラフィティ』を観て以来、ずっと古いロックばかり聴いていた中学時代。僕のヒーローはチャックやバディやリトルにファッツにビル、そしてキングでした。

そんな中二の秋、出たばかりの『ナイロン・カーテン』の「プレッシャー」をラジオで聴いて以来、僕の傍にはいつもビリーがいました。多分初めてリアルタイムで自分で買ったアーティストがビリー。

次作の『イノセント・マン』はまさにレコードが擦り切れるほど聴きまくっていた大好きな作品で、そこから遡って聴きまくっていましたねぇ。

なので”リアルタイムでレコードを買った人”の括りで言えば、ある意味ブルースより付き合いは長いです(笑)

 

閑話休題。

さてと。

♪I've seen the light go out on Broadway

   I saw the ruins at my feet

ブロードウェイの灯は消え

僕の足下には廃墟が横たわっていた

 

きっと心優しいビリーは、能登半島地震で被災した方々に気を遣って、こんなフレーズが入る「マイアミ」をセットから外したのではないでしょうか?

そう自分に言い聞かせなきゃ大好きな「マイアミ」がセット落ちしたショックは癒えません。

しかし、公開された恒例のセトリ・シートそのままの流れで構成(普段は結構イジくるのに)されたステージは圧巻でしたね。

24日に水道橋駅近くの屋根付き球場で”一夜限り”と謳われて開催された、久しぶりのビリー・ジョエル日本公演。来月出る新曲の披露もあるかなぁ~という淡い期待も吹き飛ばされ、直近のガーデンの定期演奏会のセトリを基本にちょっと日本向けに数曲を入れ替えた、最高に楽しい2時間を堪能させて頂きました。

しかも通常ガーデン公演が24~26曲、その他が21曲程度なのに大サービスの全25曲!!厳密に言えば「イノセント」前に披露(通常は「ドント・アスク・ミー・ホワイ」の前フリ)された、オレはミック・ジャガーじゃない!のに「スタート・ミー・アップ」、これには会場も大合唱だったのが嬉しいです。そしてザ・トーケンズの「ライオンはねている」のドゥー・ワップ、ティナへの追悼の気持ちを込めて「リバー・オブ・ドリームス」の曲間にはクリスタル・タリフェロウがティナそっくりに歌い上げた「リバー・ディープ・マウンテン・ハイ」が入った(「さくらさくら」はカウントしませんが)ので全部で28曲!なんてお得感満載のコンサートなんでしょう。チケットが高すぎるとお嘆きのアナタ!チケット代を曲数で割ってみてください。今回S席が¥24,000。一曲あたり¥1,000弱ですよ!

 

そうそう、『ヒューマン&ラッキー』ツアーでブルースのバックで多才ぶりを発揮していた、ビリーのバンドではお馴染みのクリスタルさん。相変わらずカッコ良いです。って言うか今のビリーのバンドの面々、殆どの皆さん長いから息もピッタリだし、みんなイカす面々ですよね。中でも歳を重ねて一段とエロ...いや、カッコ良くなったマークさん、奏でる音も一段と艶っぽく聴こえたのは僕の贔屓目でしょうか?

ビリーじいさんもさすがに高音が出ないって自虐していたけど、全然そんなことなかったですよね。そりゃ全盛期(ビリーの全盛期っていつ?)と比較すれば多少は出なくなってましたけど、昔と変わらずレコードそのまんまのキーで聴かせてくれるってスゴすぎます。

じいさん髪の毛のことも気にしていましたね。改めて『イノセント』の頃からのPVを観ると、どうもビリーの髪型って不自然にしか見えなくなってしまいました。カツラじゃないのかな?

僕は今の丸くなってアタマも寂しくなったビリーじいさんが大好きです。でも日本公演では上からの映像多すぎませんか?あれじゃイヤでも後頭部に目がいっちゃいますって。

 

久しぶりに大作「サイゴン」も聴きたかったけど、短めの曲を重ねる最近のビリーのショウにはちょっと長すぎるのかな。それでも日本ではヒット曲とは呼べない(だけど絶大な人気のある、僕も大好きな)「エンタティナー」、どうしても聴きたかったジャズナンバー「ザンジバル」(カールのジャージーなトランペットめっちゃカッコ良かった)、大名盤『ストレンジャー』のB面の一曲目を飾る情緒的な「ウィーン」(思わず泣いてしまいました)など最近の定番曲が聴けたのは幸せだったし、約一年ぶりに披露された「さよならハリウッド」、たまにしか演らない「ストレンジャー」(口笛はマークさん)、日本では外せない「オネスティ」などのある意味レア曲もふんだんに盛り込んで、バランスよく”ビリー・ヒストリー”が楽しめました。一曲ずつ想いを書きたいけど終わらないのでそれはまたいつの日かに。

「イタリアン」と「ピアノ」は語りたいことだらけです。

 

集大成。

 

そう考えると最後の来日(年齢的にも)かもしれないって言うのも頷けるけど、今回の元気いっぱいなお姿を拝見するとまだまだイケそうだし。

だってもうすぐ新曲がリリースされるんだから、もしかすると『夢の河』以来のスタジオ・アルバムが出て、そのままの勢いでツアーだって無いとは言い切れません。

っていうかアルバム出さなくても来年また来てください。再来年も来てください。ついさっきロッド・スチュワートとのジョイント・コンサートがアナウンスされ、これでスティング、スティーリー・ダンに続いて三つ目のジョイントかな。そんな元気があるならまた来てください。

だって今回「マイアミ」と「素顔のままで」を聴かせてくれなかったんだから。

 

待ってます!

My Life
Movin’ Out (Anthony’s Song)
The Entertainer
Honesty
Zanzibar
Start Me Up
An Innocent Man
The Longest Time
Don’t Ask Me Why
Vienna
Keeping The Faith
Allentown
New York State of Mind
The Stranger
Say Goodbye to Hollywood
Sometimes a Fantasy
Only the Good Die Young
The River of Dreams
Nessun dorma
Scenes From an Italian Restaurant
Piano Man

We Didn’t Start the Fire
Uptown Girl
It’s Still Rock and Roll to Me
Big Shot
You May Be Right

 

個人的には1月24日と言えば、8年前にニューヨーク大豪雪でブルースには会えなかったうえに、もしかしたらすぐに日本に帰れないかもしれないという大ピンチ(今では笑い話)だった日。

そんな孤立したマンハッタンの夜を歩いているとき、脳内でエンドレスで流れていた「ニューヨークの想い」のイントロがナマで流れてきた瞬間、涙腺は決壊していました。見せ場と聞かせどころだらけだった日本公演で、この思い出(思い入れ)いっぱいの曲が今回一番の宝物です。

 

追伸

開演前にアリーナAブロックのところにマークが!!

手を振ったら振り返してくれました!!

一緒に写真を撮ってもらおうかとも思ったけど、電話しながらウラに行っちゃったので断念。

でもコミュニケーションをとれたのも良い思い出になりました。