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表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
ブルース・スプリングスティーンとスティーブ・マックィーンと渥美清さんが人生の師匠です。

『地獄の黙示録』と『ゴッドファーザー』

2025-06-20 17:49:13 | 映画

もしもカーツ大佐(もしくはウィーラード大尉)をスティーヴ・マックィーンが演じていたら...コレ、あながち妄想ではなくて実際話があったそうです。

※芳賀書店刊「マックィーン・ザ・ヒーロー」より

ウィーラード役だとハマらないし、カーツ役はマーロン・ブランドさんの重厚過ぎる姿を見ているから、それを師匠が演じる姿も想像できないかな。でも観てみたかった気もします。出演していれば間違いなく晩年の代表作になりましたよね。

https://cinemakadokawa.sakura.ne.jp/anfc/

今回一瞬(一週間。一日一回のみ)だけ公開されたのは、デジタル修復が施された『ファイナル・カット』版のIMAX上映。オープニング、ヤシ林がナパームで焼かれるカットに右から左からヘリコプターの音が被り、ドアーズの「ジ・エンド」(初公開時、観てすぐにシングル盤買いました)が流れるシーンから全くの別物でした。

ヘリコプターがホントに劇場内を飛び回っているかのような立体音像。司令部に呼び出されたウィーラード大尉が豪華な食卓を囲むシーン(僕は初公開時このシーンで初めて”ローストビーフ”というものを知りました)で食器がカチャカチャ鳴るところの、どうでも良い生々しいリアル感。

そして何といっても今回のIMAX化の恩恵を一番受けたのは、キルゴア中佐率いる”空の騎兵隊”の奇襲攻撃シーンです。全身トリハダで画面にクギ付けで身動き一つとれませんでした。

映像の鮮明度は言うに及ばず、音の迫力が凄まじかった。ヘリコプターからの映像ではまるで自分も攻撃に参加しているような感覚になり、地上からの映像ではまるで攻撃を受けているような恐怖を感じました。ヴィットリオ・ストラーロさんによるヨーロッパ映画っぽいしっとりとした映像(特にフランス人の農園でのシーン)も美しくて、劇中の惨劇との対比が一層浮かび上がります。

他にも随所の銃撃戦(ジャングルから飛んでくる槍や弓矢の風切り音が耳元をかすめます)やプレイメイトのショウの臨場感(観衆の欲望が塊となって押し寄せる)、任務に飽きてドラムスティックで船体を叩きみんなを一層イラつかせるクリーンのドラミングの耳障りな響き、地元民の運搬船を密輸船だと決めつけて物色する際の全員の息遣いやピリピリする緊張感(これは音がリアルに響くから)。さらにカーツの王国の群衆のザワザワ感やカオスな様子、ずっとハエの羽音がしている(至る所に死体が転がっているんだから当然か)のも初めて気づきました。カーツが暗がりから顔を出し(でも表情は確認できない)、洗面器の水で顔や頭をゆっくりと洗うシーンでの水のパシャパシャって音がとてもキレイ。これもクリアーになった映像もあって良く理解できました。

初めてこの作品を観たのは初公開時(1980年2月)は中学生になる直前でした。オリジナル版の難解さに加え、スクリーンも映写機も古いから、カーツ王国のシーンは暗すぎて何が映っているのかすら分かりませんでした。それ以前に王国での会話やらがあまりにも哲学的すぎて(カーツ曰く「カタツムリが剃刀の刃の上を歩く」云々で、カタツムリは刃の上を歩けるんだってことは知れました)、12歳の少年には酷な作品でした。

その後2001年の「特別完全版」を観て話はようやく理解はできたけど、長すぎて辛かったのも事実。最近上映時間の長い映画が多いけど、せめて2時間30分以内にして欲しいですね。

それが今回の「ファイナル・カット」のIMAX版で、もっと分かり易く(画も音も)なったバージョンが観れたのは幸せでした。やっぱり好きな作品ランキングの上位に入り続けている映画です。

6/13(金)再上映!映画『地獄の黙示録 ファイナル・カット』WEB用予告編

 

そして奇しくも同じ週に「午前10時の映画祭」で特別上映されていた『ゴッドファーザー』も観ることができました。

https://asa10.eiga.com/2025/cinema/1407/

毎年数回はシリーズを通して観る大好きな作品。きっとこの先も同じように何回も何回も観るんだろうな。何度観ても全く飽きずに毎回新鮮な気持ちで観れる稀有な映画です。今回はマイケルがダークサイドに堕ちていく過程をじっくりと楽しませて頂きました。

 

『ゴッドファーザー』と言えば、よく年末とかにテレビ洋画劇場で放映されていたときの思い出です。イタリア系の長い名前の登場人物と相関図が良く分からず、ノート片手に名前を書きだしながら観ていました。そのおかげで誰が誰の手下で、誰と誰が仲良しで、誰が裏切ってどうたらこうたら...ていうのが未だに覚えていられるのがプチ自慢です。若い頃に刻まれた記憶ってなかなか消えないもんですね。一昨日の夜ご飯忘れるくせに笑

もう一つ『ゴッドファーザー』の思い出を。

「ぴあ」の上映スケジュールで映画のタイトルを眺めるだけでもオカズになっていた高校生の頃、どうしても映画館で観たくて、わざわざ(各停の鈍行に乗って)東京まで観に行きました。しかもPART1とPART2の同時上映!合わせて375分(6時間半!)。それも早稲田の二番館か三番館の硬い椅子での修行。若さゆえの行動ですね。確か入場料も700円くらいだったはず。40年以上前の話だから当然フィルムでの上映だから、映写室には山のようにフィルムが積んであったんでしょうね。一時期イベントなんかで映写機を回す仕事(16㎜も35㎜も)をしていたので技師さんのご苦労も良く分かります。殆どお客さんも入ってなかった中、ご苦労様でした。

仙台には二番館がありません。できればこんなバカができる二番館があったらなぁ。今なら三部作連続上映も夢じゃないし、そこにいる自分も容易にイメージできます。サブスク全盛の現代だけど、誰か二番館作ってください!


May the 4th be with you.

2025-05-04 23:22:00 | 映画
今日5月4日はご存知『スターウォーズの日』。
公開20周年を記念して5月3日〜6日まで、『エピソード3:シスの復讐』が限定公開されています。

まだ『スターウォーズ』サーガを観ていない方に勧めるときや、サーガ・ファンの方と“正しい観かた”が議論になります。

①公開順(Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ)に観るべき

なのか

②物語を順を追って(Ⅰ〜Ⅵ)観るべき

なのか。

もちろん僕は断然公開順派です。自分がそのようにリアルタイムで接してきたからだし、作者の意図的にもそれが正しい観方だと思います。

とても分かりやすい“勧善懲悪”(とも言い切れないのがこのサーガの魅力)で、理屈抜きに楽しめるⅣ〜Ⅵの初期三部作。
そこからアナキンの成長(変遷)物語を軸に、初期三部作の答え合わせ(というか確認)をしていくⅠ〜Ⅲの中期三部作。
殆どの観客が、スカイウォーカー・ファミリーの結末を知った状況で固唾を飲んで見守った中期三部作は、映像の劇的進化も含めて驚きと共に熱狂的に受け入れられました。何てったって後期Ⅶ〜Ⅸとは違い、ジョージさん自らが(思い入れいっぱいに)作り上げた三部作ですもの。

でも夢と希望に満ち溢れた初期三部作とは打って変わって、中期三部作は“ダースベイダー誕生の物語”ということもあって、全編ダークな雰囲気に包まれています。
タトゥイーンでアナキンを見い出し、その強力なフォースを見抜いて不幸な生活から救い出すものの、観ているこっちは「あー、この可愛い子が後にベイダーに…」という先入観が優ってしまうので、ジェダイを中心にどれだけ銀河共和国軍が勝利しようとも、強敵ドゥークゥー卿をやっつけようとも、アナキンにジワジワ近づくシスの存在が気になって「アナキンはいつダークサイドに堕ちるんだ?」と、ヤキモキしながらもいつの間にかどんな堕ち方をするんだろう?というスタンスで物語を見守っていくことになります。ジョージさんの思惑にハメられてしまったわけですね。

改めて久しぶりに『エピソード3』を観ましたが、やっぱり面白いですね。オープニングのドッグファイトの大迫力はシリーズ屈指のもの。初めて観たときホントに度肝を抜かれました。アナキンの成長っぷりとR2の八面六臂の大活躍。初期三部作を彷彿とさせる冒険活劇の面白さで『エピソード2』の陰湿さも忘れ完結編の世界に没入してしまいます。

しかしそれに続く物語には“救い”というものがなくて、観ているだけで切なくなってしまいます。アナキンとパメラの許されざる恋の行方、徐々に物語を覆っていく暗黒面の影。

続くクライマックスはアナキンがシスの手中に堕ちるシーン、裏切りによって勢力を失っていくジェダイ、そしてオビ=ワンとアナキンの対決。そしてダースベイダーとルーク&レイアそれぞれの痛々しい誕生の瞬間は涙なしには観られません。

最後の最後で『エピソードⅣ』に続く全ての話が繋がり(3POとR2が何故みんなを覚えていないのか?これが一番の謎でした)、タトゥイーンの地平線に沈む二つの夕陽にようやく希望が見えてくるところで初期三部作の幕が閉じます。

遠い昔、はるか彼方の銀河系で…こんな切ない物語があったなんて。昭和53年に初めて『スターウォーズ』を観た少年には全く想像ができませんでした。っていうか誰にも想像できませんでしたよね?

フォースと共にあらんことを。






追伸
個人的な意見です。
『エピソードⅨ』の続編制作が決定したそうですね。全く違う世界の物語らしいけど、やめてほしかったなぁ。
絶対観に行くくせに笑

リアル・コンクラーベが始まった!『教皇選挙』

2025-05-01 11:38:29 | 映画

4月28日、フランシスコローマ教皇が亡くなりました。

今年のアカデミー賞でも各部門を賑わし、脚色賞を受賞した『教皇選挙』。授賞式の中継を観ていて気になっていたので、3月の公開直後に観に行っていました。

いつもなら観てすぐにブログに色々書く(とはいえ観た映画の半分程度)ところですが、公開当時はパンフレットが売り切れていたし、内容が難しくて資料なしでの振り返りができずにいたのです。

何の予備知識もなく複雑な背景を抱える、全く縁のない世界の物語ではありましたが、そんなこの世界に興味のない僕のようなヤツまで引き込まれてしまう、まさに極上のサスペンス・ミステリー映画でした。

言ってみれば日本の仏教界の各選挙(僕の知っている宗派の県単位の宗門選挙)ですら、のちに相当な遺恨を残すドロドロがあるのを目の当たりにしたことがあるので、「選ばれた瞬間に世界で一番有名になる」(劇中で語られるセリフ)ほどの選挙ならば比べ物にならない駆け引きやスキャンダル合戦、密約やら何やらがあることでしょう。

その教皇が亡くなってから世界中の枢機卿(この方たちの地位すら知りませんでした)が集まり、次の教皇が決まるまで外部との接触を一切閉ざされた状況で心理戦を繰り広げるわけです。

『007』シリーズのMとして僕の(心の)上司であるレイフ・ファリンズさん、『フットルース』で堅物の牧師を演じたジョン・リスゴウさん(『ガープの世界』や『トワイライト・ゾーン』も良かった)、色々な作品に出ていらっしゃるにもかかわらず初めて(いくつも観ているのにごめんなさい)その演技力に圧倒されたスタンリー・トゥッチさんの三人の有力枢機卿を軸に物語が展開していくんですが、面白いのなんのって。

やっぱり”密室もの”の映画って舞台的で面白いですね。軟禁状態(外部と接触できないから宿舎暮らし)で食堂で出されるお食事(イタリアの家庭料理みたいなの)がどれも美味しそうで...パスタ食べてみたいです。

 

そうこうしているうちにフランシスコさんがお亡くなりになり、現実の世界でのコンクラーベが始まっています。新聞によれば1978年以降、イタリア人の教皇は出ていないとか。今回も有力視される枢機卿の一人にフィリピンやコンゴの方もいらっしゃいます。全枢機卿の2/3の得票を得るまで続くコンクラーベ。映画を観たおかげでコンクラーベの行方に俄然興味が沸いています。

ここにきて仙台でも『教皇選挙』の上映に踏み切った劇場が多くなってきました。映画を観るとホンモノのコンクラーベのニュースを見るのが楽しくなります。是非劇場で緊迫の内情をご覧ください。

 

【アカデミー賞《脚色賞》受賞】映画『教皇選挙』予告|3月20日[木・祝]全国公開


『パピヨン』

2025-04-06 15:02:51 | 映画

師匠がノリにノッてた頃、何てったって『ゲッタウェイ』と『タワーリング・インフェルノ』の間に作られた『パピヨン』。師匠に一歩も引けを取らないインパクトで、やはり当時ノッてたダスティン・ホフマンさんとの重厚な演技合戦。

監督が『パットン』のフランクリン・J・シャフナーさんで、”大作映画と言えば”この人、ジェリー・ゴールドスミスさんの印象的な音楽。そして脚本が『ジョニーは戦場へ行った』のダルトン・トランボさん。

面白くないわけがありません。

中学生の頃『〇〇洋画劇場』か『〇〇ロードショー』で何度も(録画して)観て、一度だけ東京の二番館まで観に行った大好きな作品です。

その『パピヨン』が日本公開50周年記念(初公開は74年3月)でのリバイバル、ようやく仙台で観ることができました。しかし上映期間一週間。しかも一日一回のみ。う~ん。

映画『パピヨン』予告【2025年1月31日(金)公開】

今回の謳い文句に「おまえがいるから絶望を超えられる」とありますが、確かにパピヨンが独房にブチ込まれたとき、ドガからの差し入れのココナッツでしばらく生き永らえたのは事実だし、何度かドガの隠し持っていたカネで助かることもありました。

飢え死にしかけてもドガの名前を決してチクらなかったのも、パピヨンに命を救ってもらった恩義をずっと忘れないでいるドガの心意気も、お互いをリスペクトする熱い友情ではあると思いますが、パピヨンが「絶望を超えられた」のは自由への飽くなき想いですよね。※個人の感想です。

そしてもう一つ「伝説のバディ冒険ストーリー」とありますが、バディっていうと『リーサル・ウェポン』シリーズのマーティンとロジャーのようなイメージが強いので、『パピヨン』の二人は”力を合わせて”のような場面が少ないせいか、冒険映画だともバディ・ムービーだと思ったことはありません。※個人の感想です。

でも、パピが最初の二年間の独房から戻った時に見せる二人の表情(さすがリマスター版。僕の持ってるDVDじゃ見えない細かい表情がしっかり確認できました)、特にドガがパピを見かけて歩み寄り、「やあ、パピ」「離れろ。手錠付きだぜ」のやりとりから、病院へ運ばれるパピを見送るドガの表情は泣かされました。さすがですね。これはバディって言うのかなぁ。広い意味ではバディか。

最後の悪魔島での描写も、お互い歳をとり足元も覚束なくなっていて、パピは入れ歯だらけで頭も真っ白(だけど強そうに見えるのは師匠だから)、ドガはカッパ禿げ。その二人が崖の上で熱い抱擁を交わすシーン、そして海に飛び込んだパピの姿を頷き涙を流しながら見送るドガ。

何度観てもスカっとする素晴らしい結末です。

 

足を引きずって歩くドガは、『真夜中のカーボーイ』のロッツオを連想させるし、当時のダスティンさんはこういう”小賢しいけど憎めないヤツ”をやらせたら天下一品でしたね。

対する師匠は、やはり”追われて逃げる”姿が絵になる漢。『大脱走』のヒルツは勿論、『ゲッタウェイ』のドクも同様です。しかも尻尾を巻いて逃げるのではなく、困難に立ち向かいながら逃げる姿がカッコ良すぎますね。

この相対する名優二人が起こす化学反応が見事にハマった『パピヨン』。名著『マックィーン ザ・ヒーロー』(芳賀書店刊)によれば、当初パピヨン役はチャールズ・ブロンソンが演じる話もあったとか。それはそれで観たかったですね。

さらにこの作品の過酷なジャマイカでの長期ロケに懲りたせいで、オファーのあった『地獄の黙示録』の三ヶ月以上のフィリピン・ロケがイヤで断ったとあります。配役はマーロン・ブランドが演じたカーツ大佐役を希望して高額ギャラを吹っ掛けたとのこと。最初は、自分には合わないと断ってマーティン・シーンが演じたウィーラード大尉役だったそうです。カーツ役はイメージできないけど、ウィーラード役の師匠見て見たかったなぁ。

『パピヨン』がなければコッポラ監督と組んだ師匠が見れたのかも...と思うと何か複雑な心境です。

 

左:今回の劇場パンフ。なんと¥1,500!!! 右:初公開時の劇場パンフ。なんと¥250!!

左:レミ・マレックがドガを演じたリメイク版のチラシ。パピヨン役のチャーリー・ハナムの印象が弱すぎて...コメントは差し控えます。


さよなら...かがりさん...『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』

2025-03-18 00:20:15 | 映画

昨年末、『室井』さんシリーズで久しぶりにお元気(でもなかったけど)なお姿を拝見した、名女優いしだあゆみさんが、11日にお亡くなりになったとのこと。

降旗康夫監督の名作『駅』での切ない演技も素晴らしいですよね。冒頭の別れのシーンで涙を流しながら英次に笑顔で敬礼する直子。多分当時30代になったばかりでショーケンさんと結婚していた頃(だと思う)のいしだあゆみさんの美しさは格別でした。少ない出演シーンで強烈な印象を残してくれましたよね。

高倉健さんはもちろん、あゆみさんも冬の北海道が似合う(『北の国から』のせい?)女性です。

八代亜紀さんの「舟歌」が効果的に流れる、全編”演歌”な『駅 STATION』。公開当時観た頃は全く理解できない世界でしたが、大人になった今だからこそ、登場人物みんな(そして「舟歌」)の気持ちが分かるようになりました。

でも!『寅さん』シリーズが人生のバイブルな僕はやはりこれ!

第29作 『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』 予告篇

かがりさん。

シリーズ屈指の名作(僕のランキングでも一二位を争う)『あじさいの恋』で演じた、訳アリそうで寂しそうな影をまとうかがりさんは最高です。

シリーズ中、一番寅さんに迫ったマドンナ(27作『浪速の恋』のおふみさんと双璧)かがりさん。引っ込み思案のようで実は積極的、だけど臆病な寅さんが引いてしまった...。

幸薄そうで我慢を強いられながらも、芯の強い女性を演じたら一番じゃないでしょうか。

また昭和の名女優が逝ってしまいました。

かがりさん、どうぞ安らかに。