もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

朝日新聞に一言

2015年01月06日 | 社会・政治問題

 慰安婦報道の検証作業終了と発表した。が

 《一連の報道が過剰な使命感により公正さと正確性を欠いたが、記者は特定できない》と総括されている。言うまでもなく読者が求めるものは"正確な記事"であって、記者個人の恣意的な使命感ではない。55年体制の変革を企図した椿発言にも窺えるところであるが、無知な読者を記者や編集者が一方向に導くことが新聞の使命との思い上がりが新聞人の根底にあるのではないだろうか。確かに明治時代初期にあっては、一般国民がまだ知らなかった主権在民、基本的人権、普通選挙、憲法等々の西洋型民主主義への啓蒙が新聞の使命てあった時期も存在する。しかしながら、他のメディヤが発達した現在、新聞記事に対する判断と対応は読者に待つ謙虚な報道姿勢が必要であると考える。

 他の新聞社に対しても、朝日を他山の石として署名記事の拡充による責任の明確化を望むものである。


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