もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

土井たか子の亡霊が

2015年06月28日 | 社会・政治問題

 一時期の最大野党であった社会党(現社民党)凋落の原因となった『土井たか子』氏(故人)の亡霊が、いまだに国会で跳梁しているようである。

 土井氏と云えば『拉致事件は日米の謀略』『中国の核武装は自衛のためであり容認』等々、親北・親中を隠さなかった人物である。現在では、そのいずれもが虚構であり国際紛争の大きな要因となっているのみならず、特に拉致事件については土井氏の主張が世論形成に大きく影響した結果、解決の緒にすら着き得ずに現在にまで禍根を残している。土井氏は自分の過誤を認めめることなく故人となってしまったが、政界はもとよりマスコミに対してもインパクトを与える存在であった。今、土井氏の衣鉢を継ぐかのように岡田党首率いる民主党が集団的自衛権の容認に反対しているが、民主党は国家と国民を守る方策を持っているのだろうか。集団的自衛権の容認は違憲であるが憲法改正には反対、単独で日本を防衛するとなると装備の充実、なかんずく核武装は絶対に必要と考えるが、その論議さえも拒否する。まさか、岡田党首をはじめとする民主党員は空疎な『非武装中立』を持ち出すのではないだろうか。

 現実に即した安全保障策を提示して、その両者の優劣を議論することによって有効な国防政策が決定されることを切に願うものである。、


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