goo blog サービス終了のお知らせ 

銀座ジャズバーエムズのブログ

 生演奏のある小さなバー・・・「大人のくつろぎ空間」をお探しの方にご案内申し上げます。

key(音の高さ)について

2019-01-08 15:54:21 | 

 昨夜の袴塚(P)下間(Tp,Vo)Duoのコンビネーションは、本当に

素晴らしかったです。 いつものことながらグッと来る

 ほぼ10日ぶりに声を出した私としても、助走なしで気合が入りました

で、ふと思い出したのですが、永年歌っているレパートリーのkeyを、

この頃「あーでもない、こーでもない」と1音とか半音のレベルで

変えてみたりしているのです。

 久しぶりに会ったミュージシャンで「年と共に声って下がるでしょ?」と

ひとからげにする人もいますがそうとも限りません。

喉(声)の能力範囲は、その人の持っているものなので、高音域が

出にくくなったら無理は禁物だと思いますが、それよりも、

たくさんの曲を歌っている場合には、「どっちのkeyがこの曲を表現するのに

より自分の声に合っているか」が重要なポイントです。

あるバラードを高いほうの音域で歌うと「透明感」とか「切なさ」

みたいなものは良く出て、それが好ましいと思うオーディエンスも

いると思いますが、逆に「子供っぽい(=大人っぽくない)」

=その曲に合わない、という場合も。

それと、自分のパワーが一番ノリやすい音域というのがあって、

「ここでボリュームを上げたい」「ピアニシモで聴こえさせたい」という

技術の支えとして、半音の違いが決定的な違いだったりするのです。

しかも、2年前とはその「適正音域」が微妙に違っていたりして。

それも高くしたい場合と低くしたい場合があって・・・

 

あ~~、うだうだと内輪の話ですみません