昨夜の袴塚(P)下間(Tp,Vo)Duoのコンビネーションは、本当に
素晴らしかったです。 いつものことながらグッと来る
ほぼ10日ぶりに声を出した私としても、助走なしで気合が入りました
で、ふと思い出したのですが、永年歌っているレパートリーのkeyを、
この頃「あーでもない、こーでもない」と1音とか半音のレベルで
変えてみたりしているのです。
久しぶりに会ったミュージシャンで「年と共に声って下がるでしょ?」と
ひとからげにする人もいますがそうとも限りません。
喉(声)の能力範囲は、その人の持っているものなので、高音域が
出にくくなったら無理は禁物だと思いますが、それよりも、
たくさんの曲を歌っている場合には、「どっちのkeyがこの曲を表現するのに
より自分の声に合っているか」が重要なポイントです。
あるバラードを高いほうの音域で歌うと「透明感」とか「切なさ」
みたいなものは良く出て、それが好ましいと思うオーディエンスも
いると思いますが、逆に「子供っぽい(=大人っぽくない)」
=その曲に合わない、という場合も。
それと、自分のパワーが一番ノリやすい音域というのがあって、
「ここでボリュームを上げたい」「ピアニシモで聴こえさせたい」という
技術の支えとして、半音の違いが決定的な違いだったりするのです。
しかも、2年前とはその「適正音域」が微妙に違っていたりして。
それも高くしたい場合と低くしたい場合があって・・・
あ~~、うだうだと内輪の話ですみません