あるパーティーに貸し出しをしたときに、そのグループの弾き語りをする
リーダーの方が
「ぜひ一曲歌ってください」と言われたことがあります。
もちろん全員アマチュアで、趣味でコーラスなどもなさる方が多く、
男女入り混じった仲の良いメンバーで、いろんなポピュラーソング
(カーペンターズとかビートルズとか)を歌いまくって楽しそう。
でも、その方に個人的に伴奏していただくためには、私のキーに合わせて
書いた譜面を見て演奏していただくことになり、いきなりでは負担が大きすぎると
思われたので、残念でしたが共演は叶いませんでした
私もコーラスをやっていたことはあり、ソプラノにしろアルト・パートにしろ、
完全に自分に合ったキーで歌うわけではないので、そのあたりも
「みんなで歌う」よりも「個人的に歌う」ことに魅かれた原因かもしれません。
自分に合ったキーと、自分が歌いたいテンポ(速さ)、さらに言えば、
それに乗って歌いたいリズムまでが完全にそこにないと、
私たちのやっているスタイルは聴いていただけないのだな、と
改めて感じてしまった次第。
ちょっと個人的専門的になりましたが。