昨日は博多へ。
外出自粛期間解けたし、やっと公共機関のバスに乗り遠出。
いつもは ぎこまめ一人で行くのだが、今回は娘に会いたいからと、夫も一緒に。
久々の再会で父娘べったり楽しそう、考え方や興味が同じなので会話が弾んでいる。
娘の煎れたお茶を美味しそうに飲む夫、一日遅れだけれども娘からの最高の父の日のプレゼントになったかも♪。
そして二人のオタク的な会話の内容に興味のないぎこまめは、無口に他の考え事を。
ぎこまめが一旦口を開くと、毒舌だから総スカンされるし。
そういう構成でも家族は成り立っているが。
読書好きの夫と娘は、早速本屋巡りへ。
ぎこまめは楽譜コーナーで立ち止まり、眺めるだけ。
暫くして夫が寄ってきて、「何か欲しいもんがあったか?」って聞くので、「うん、あるけど、欲しいのは高いから買えん!」と言ったら、「いいぞ、買え、買うてやるぞ」って。
いつも、ぎこまめが歌うと雑音のように耳ふさぐのに、娘と一緒だから機嫌が良いのか奇跡のようなことを言う。
眺めていたのは中島みゆきさんの楽譜で、4000円の価格が。・・でも夫の財布の中身は知っとる。
申し訳ないので、こちらを・・・2000円。買ってもらった。
一番欲しいのは、NSPの楽譜全集なのだが、ネットでも本屋さんでも手に入らないのです。
帰りのバスが博多駅を出発して間もなく、バス車内でビビビビビー・・警報音が鳴り響きびっくり!!。
車両故障で緊急停止のアナウンス。
整備不良だったらしく、代替えバスが来て全員それに乗り換えるというアクシデントがあった。
こんなことは初めてだったが、高速に上がる前だったので不幸中の幸いだったのかも。
どこに行っても消毒液があちこちに設置。
マスクは飛散防止というよりも、単に顔隠しが目的な人もいるようで、クシャミするときにマスクを浮かしていた。
食事処では、テーブルや椅子が教室のように同じ方向を向いて、人が向き合わないように設置している。
ずっと家にいて不要不急の外出は我慢していたけど、前に進むには、気を付けながら菌と共存するしかないのかな~。
昨日の事ですが、夕方、夫が時代劇を見てるのをチラ見しながら、ふと、突拍子もなく、時代劇に出たいと思った。
何故なのか、本気でそう感じたのだが・・・?なして?。
ぎこまめが演じるとしたら意地悪な姑役だろうか、鬼婆だろうか?・・・。
何故か血が騒ぐ(笑)。
とは言っても、ぎこまめは内気で人前が苦手なので無理ですが・・・・。
ぎこまめの両親は旅芸人で、各地を回り、芝居や漫才、浪曲などで生活をしていた。
昔の事なので、どさ巡り時代の記録に残る映像は何もないが、ぎこまめの脳裏には断片的に状況が浮かぶのです。
三味線持った母と、漫才の相方の女性が一緒に写った写真。
母は片目は全く見えなくて義眼を入れてる為、表情が不自然に見えます。
この時ぎこまめは、カメラが恐くて、隅の方から息をひそめて眺めてたのです。
写真の裏には、鹿児島県肝属郡肝付高山にて、って書いてある。もう町名は変わってるだろうが。
日付を見ると、ぎこまめ5歳の時だ。
ちんちんどんどんチンどんどん!ってチンドンして観客集めをしたり、チンドンしながら薬の宣伝をしたり。
今思うと、何の薬だったんだろうか?、インチキっぽいことしてたんではないかと(笑)。
小さなぎこまめも、ビラ配りしました。思い出したことを書きだしたらキリがないが。
テレビも無かった時代です。
昔は、芸人というと低く見られていたので、両親は親戚からは疎まれていた。
苦労してでも続けていたのは、芸が根っから好きだったのかな。
時代劇チラ見から昔話に発展してしまった。
こんなこと思い出しながら、一昨日に漬けたばかりの梅酒をゴクゴク。
とは言っても、公園で拾ったほんの数個の青梅に、普通の25度の麦焼酎を入れてただけなので、まだ梅の味はしない(笑)。