彼岸花はもう、見頃を過ぎていた。
ほぼ山の頂上近くにあって、こんなとこまで来て田んぼ管理するのも大変だろうな。
棚田のあぜ道を歩いて見たかったけど、後ろから棚田見学の車がズラーっと連なってたので、降りずに車の中から見て回った。
林道や、棚田は大好きな風景です。
これは一週間ほど前に嘉麻市の田んぼで見つけた。
白い彼岸花。 珍しい。
福岡県朝倉市黒川にある、音と光のアンティーク資料館『音楽館』。
(おんらくかん)と読む。16日に行ったのだが、やっとup。
かなり山奥で、くねくねとどんどん登って行ったところにあった。
音楽館の館長が長年かけて集めた、個人で開いている資料館らしい。
入口を見た感じでは、余り期待感は無かったんだけど、中に入った途端に衝撃を受けた。
最初に目についたのが古い車。ジャガーと初代トヨペットクラウン。
それから、昔の蓄音機やラジオ、テープレコーダー、ピアノ、映写機、電話機、飛行機。
その他ありとあらゆるアンティークなものが1階と2階に展示。
まめっこは一つ一つに、わーっ、キャー!、スゴーイ!歓声を上げながら見て回った。
映写機。
普段は不在なのだが、たまたま出て来ましたのでと、館長が丁寧に蓄音機の説明をしてくれた。
ゼンマイを回して音が出る100年前の筒状のレコードや、竹の針で音が出る蓄音機などetc。
ゼンマイだから、ふにゃふにゃとした音かと思ったら、とんでもない、とても綺麗な音だった。
館の中に特別展示室と言うのがあって、見学と視聴には入場料の他に別途料金400円が発生するが、折角来たのでケチらないで入ってみた。
往年の名機で真空管の魅力ある濁りのないサウンド。スピーカーのド迫力。
実際に聴くことが出来て、ここでも感動した。
自分でCDやレコードを持って来て、ここで聴けるらしい。
道は狭く山奥だし、知らない人もいるので、お知り合いの方にも教えて下さいと言われたので、ブログやツイッターで紹介しても良いですかと聞いたら、あ~良いですよ、紹介してもらえるのなら別途料金は頂きません、といって受け取らなかった。4人分。
と言う訳で、責任ある任務を受けたので、皆さん音楽館のHPの地図見て行ってね~~。
館の中は広くてなかなか見応えのある展示品ばかり。
パンフレットに、「こんなトコ、他にナイ・・・;」と書いてあるが本当にそうかも知れない。
帰りには、館長が目の前で紙ナプキンを千切ってバレリーナを一緒に行っていた姪の子供に作ってくれた。
凄く器用に、指先でコヨリを折るようにして作る。
お見事。 (@_@;)
80歳の気さくな優しい館長だったが、実は凄い人物であることを後で知った。
音楽館のすぐ近くには、廃校になった黒川小学校を利用して『共星の里』(きょうせいのさと)と言う美術館がある。
ここも初めて行ったが、教室に絵画や彫刻など展示していた。
講堂跡のような所には、アートに囲まれた食堂があって野菜をたっぷりトッピングしたカレーが美味しかった。
食堂の一角では、期間限定で、田川市の「アトリエとど」の植木好正画伯に依る無料で似顔絵描きが開催されていた。
写真と鏡以外で見る似顔絵なるものは、人から見た時の自分の顔はどう見えるのだろうかと、とても興味深く思ったので、まめっこも描いて貰った。
フアンが減るな(;一_一)
コチコチになって座っていたら、画伯が私の緊張をほぐす為に色々と話しかけながら描いてくれた。
「ふ~ん・・、なぁるほど~、こう言う感じなのか~・・、不細工だな~」と思いながら、似ていたので驚いた。
しかし、プロとは言えど初対面で良く描けるもんだと感心。
皆さま、どちらも是非行って見て下さいね~。かなり見応え、聴き応えありましたよ~。
休館日や地図など、詳しくは『音楽館』のHPにあります
音楽館の別棟にあったジープ館を写したら、飛行機と雲がコラボしていたよん。