ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

児童憲章と現実

2004年09月19日 | 時事ネタ関連
栃木県小山市で、幼い兄弟が惨殺された事件には、怒りを通り越した虚無感を覚える。近年、絶える事のない幼児虐待事件の一つとして、敢えて此処で触れるつもりはなかった。しかし、昨日目にした記事にどうしても納得いかないものが有ったので、書きたいと思う。 何度となく繰り返される幼児虐待事件に共通する要素であるのだが、今回の事件に登場する大人達の無責任さや好い加減さには、怒りを覚える。殺人容疑で逮捕された男に . . . 本文を読む
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ストライキ決行はさておき

2004年09月18日 | スポーツ関連
日本プロ野球70年の歴史の中で、初のストライキ決行という事態になりそうだ。選手会が、遂に”伝家の宝刀”を抜いた形だが、この事で、球界が一層混迷の度合いを増す事は間違いないだろう。 何度も書いている事だが、一連の騒動では、オーナー連中の身勝手さや強引さが目に付き、選手サイドに肩入れしたい気持ちは有る。しかし、今日の会見を見ても判る様に、争点となっているのは「新規参入球団を認めて、12球団制を維持し . . . 本文を読む
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ガッカリした名所

2004年09月17日 | 旅行関連
行く前の期待度と、実際に見た時の印象の落差が激しい名所は結構有る。「日本3大ガッカリ名所」と良く言われるのが下記の場所。 1位 時計台(札幌) 2位 はりまや橋(高知) 3位 守礼門 3ヶ所とも行った事が有るが、ガッカリする気持ちは否めなかった。時計台で言えば、「郊外の小高い丘の上に立つ大きな時計台」をイメージしていたが、実際には札幌のオフィス街のど真ん中、それも車がガンガン通っている横に在り . . . 本文を読む
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名球会に名が無い男

2004年09月16日 | スポーツ関連
プロ野球選手を題材にした書籍を、過去多く読んで来た。その中で、どうしても忘れられない2冊の書籍が有る。 1冊は、織田淳太郎氏著の「巨人軍に葬られた男たち」。球界の盟主足り得る為にと、過去に多くの不都合な事件や事象を抹殺して来たジャイアンツ。その過程で、”葬られた”選手達の人生を描いている作品なのだが、中でも1970年のドラフト1位として、ジャイアンツに入団した湯口敏彦投手の話が何とも痛ましい。個 . . . 本文を読む
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プレーオフ制度

2004年09月15日 | スポーツ関連
パ・リーグの観客動員数が、9月12日に1,000万人突破したとの事。378試合目での大台突破は、1997年の405試合目を抜く史上最速ペースなのだとか。(セ・リーグは、9月12日現在1,236万人を突破。)観客動員数の激増要因には、合併問題で揺れるパ・リーグを応援したいという熱いファンの存在があるのだろう。でも、一番の要因は、今年からパ・リーグで復活したプレーオフ制度に有るのではないだろうか。 . . . 本文を読む
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「ミスタープロ野球」を検索

2004年09月14日 | スポーツ関連
前から取り上げてみたいテーマの一つが、「プロ野球の各球団の”顔”とも言える選手は誰か?」というもの。「ミスター○○(球団名)は誰?」と問われて、一般多数が誰を一番に挙げるのか、非常に興味が有る。 ミスター○○と呼ばれる選手は、プロとしての技量もさる事ながら、プレーに華が有り、人間的な魅力に溢れている選手が挙げられると思う。自分は王さんのファンだが、嘗てのミスタージャイアンツという事になると、やは . . . 本文を読む
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新札PRの虚しさ

2004年09月13日 | 時事ネタ関連
日銀が11月1日に発行される新札のPR強化を図るらしい。大枚を投入して、新札の認知度を上げるという事だが、これの意味合いってどうなのだろうか?新札の認知度上がったからといって、消費者の財布の紐が緩み、景気回復が進む・・・というのは幻想だと思うのだが。 新札切り替えの度に、「(切り替えに伴う)経済効果は、こんなに凄い!」というデータが勇ましく出されるが、それを事後に検証したという話は聞かない。自動 . . . 本文を読む
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映画入場料金の適正価格

2004年09月13日 | 映画関連
「映画を見るなら1000円がはっきりした「釣りバカ」の証明」とういう記事が載っていた。公開中の「釣りバカ日誌15 ハマちゃんに明日はない!?」がヒットしているのを受けて、全ての映画入場料金を、一律1,000円にしては?という声が上がっているのだとか。何でも、このシリーズは、2002年公開時から一律1,000円の入場料金を実施しており、それが功を奏してか、観客動員数を伸ばしているらしい。 以前より . . . 本文を読む
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暗黒館の殺人

2004年09月12日 | 書籍関連
綾辻行人氏の新作「暗黒館の殺人」が刊行された。ミステリー物が好きな自分だが、好きな作家は綾辻氏を始めとして、東野圭吾氏や貴志祐介氏、横山秀夫氏、今邑彩氏、折原一氏、内田康夫氏、西村京太郎氏等。どの作家も、魅力的な作品を展開しているが、綾辻氏の「館シリーズ」は彼の代表作と言っても良い程の面白さ。 中村青司という天才肌の建築家が、各地に建てた奇妙な館で起こる殺人事件を描いたものなのだが、舞台となる館 . . . 本文を読む
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弔意は強要されるものか?

2004年09月11日 | 時事ネタ関連
旧聞に属してしまうので恥ずかしいのだが、昨日、目にした話題に付いて書きたい。 「和の政治」をスローガンにしていた鈴木善幸元首相が亡くなったのは7月の事だった。彼の内閣&自民党合同葬が8月26日に行なわれたのだが、その際に「この日は全国の公立学校でも、弔意表明する様に。」との通達が、各都道府県の教育委員会に送られていたのだとか。国に依る”弔意の強要”というべき出来事。 そもそも、弔意や敬意等とい . . . 本文を読む
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ゴジラのメジャー挑戦は・・・

2004年09月10日 | スポーツ関連
混迷の度合いを増す日本プロ野球界。日々報道されるゴタゴタ劇を見るに付け、ゴジラこと松井秀喜選手がメジャー挑戦を発表した会見を思い出してしまう。あれは、本当に衝撃的な出来事だった。 野茂英雄投手やイチロー選手がメジャー挑戦を決めた時も、確かに衝撃は受けた。しかし、彼等の移籍が”起承転結”でいう「起~転」の流れの中で生じた衝撃とすると、松井選手のそれは「結」、即ち日本プロ野球界瓦解への駄目押しとい . . . 本文を読む
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援助交際、申告漏れ・・・ ~言葉の弄び~

2004年09月10日 | 時事ネタ関連
マスメディアの存在は、功罪共に生み出して来たが、昨今では、”罪”の部分を多く感じる。その一つが”言葉の弄び”だ。 「援助交際」等と着飾った言葉で表現しているが、何の事はない、それは唯の売春。高級官僚の「接待漬け」も、要は暗黙の内に求めているたかり行為。税金の「申告漏れ」も、殆どは手口の悪質な脱税・・・。 この手の、言葉を面白おかしく着飾らせた”言葉の弄び”を近年多く見聞する。この事が、行為の本 . . . 本文を読む
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高い水道代

2004年09月09日 | 其の他
水道代が高い。2ヶ月単位で請求が来るのだが、2ヶ月で約9千円。月平均に直すと、約4千5百円もする。以前、関西の友人が、水を使い過ぎたと思った時期でさえ、月辺り3千円位と言っていたのを聞いて驚いた事が有る。 「週刊朝日」(9月10日号)で、「上下水道負担の安い市と高い市」の比較が載っていた。それに依ると、各々のベスト(ワースト)3は下記の様になる(*1)。        市 名    円/月 ( . . . 本文を読む
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又しても”大五郎”が逮捕

2004年09月08日 | 時事ネタ関連
人気時代劇「子連れ狼」で、主人公の”拝一刀”の子”大五郎”を演じていた役者が、銃刀法違反等の容疑で逮捕されていた。このニュースを目にして、「あれ?大五郎やってた奴って、殺人で逮捕されてなかったっけ?」と思う人も多いだろう。確かに、1973年にテレビで放映された「子連れ狼」(主演:萬屋錦之介)で、大五郎役を演じた元子役は、貸し金業者殺害事件で無期懲役の刑に服している。今回逮捕されたのは、映画版で大五 . . . 本文を読む
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古田選手の凄さ

2004年09月08日 | スポーツ関連
ファンの方には申し訳ないが、人間としての「古田敦也」は余り好きなタイプではない。彼の頭脳明晰さは認めるが、それが故に彼の言動には計算され尽くしたあざとさを感じてしまう事が多々あるからだ。本音と建前を上手く使い分けているといった感じがするし、自分の発言にインパクトを持たせる為にはどうしたら良いかを、実に良く心得ている気がしてならない。7月7日に、バファローズとブルーウェーブの合併話が出た際も、コメン . . . 本文を読む
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