先日、記事「比較広告」の中で、家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」に付いて触れた。1998年に発売された同機、自分は所有していなかったが、一般的な知名度は高かった。記事を書く上で知ったのだが、ドリームキャストは“日本の家庭用ゲーム機の歴史”に於て、第6世代に当該するのだとか。
4年前の記事「王様のアイデア」で書いた様に、母方の祖父は“新し物好きな人”だった。「後ろに人が乗れる様な大きな籠の付いた三輪車」、「太陽熱温水器」、「ヴィデオテープ・レコーダ」、「エポック社の『テレビテニス』」【動画】等が、発売直後位に購入されて、祖父宅に置いてあった。
1975年に発売されたエポック社の「テレビテニス」は、(上の動画で判る様に)「モノクロ画面に表示され、左右に飛び交うボールを、2人のプレイヤーがパドルを使って、互いに打ち合う。」という実にシンプルな物。遊べるのは此の1つのゲームだけで、当時の定価は「19,500円」とか。1975年の大卒初任給(公務員)が約80,500円、そして今年の其れは約23万6千円と言う。47年間で、約2.93倍になっている。1975年の「19,500円」は、今だと「約5万7千円」位の感覚で、非常に高い。可成りの新し物好きじゃ無いと、購入しなかったろう。
調べてみたら、エポック社の「テレビテニス」は第1世代に当該する。現在は第9世代という“日本の家庭用ゲーム機の歴史”。各世代の主なゲーム機を下記する。
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「日本の家庭用ゲーム機の歴史」
① 第1世代(1970年代前半~中盤)
・オデッセイ
・ホーム・ポン
・テレビテニス
・テルスター
・カラーテレビゲーム15
・テレビブロック
・カラーテレビゲーム ブロック崩し
② 第2世代(1970年代後半~1980年代前半)
・Atari 2600
・ビジコン
・カセットビジョン
・アルカディア
・TVボーイ
③ 第3世代(1980年代前半~中盤)
・ファミリーコンピュータ
・ファミリーコンピュータ ディスクシステム
・AV仕様ファミリーコンピュータ
・スーパーカセットビジョン
・セガ・マークIII
・セガ・マスターシステム
・ツインファミコン
・ぴゅう太
④ 第4世代(1980年代後半~1990年代前半)
・PCエンジン
・CD-ROM2
・SUPER CD-ROM2
・メガドライブ
・メガCD
・PCエンジン スーパーグラフィックス
・スーパーファミコン
・ネオジオ
・PCエンジンDuo
・ワンダーメガ
⑤ 第5世代(1990年代中盤~後半)
・3DO
・ネオジオCD
・プレイディア
・セガサターン
・PlayStation
・バーチャルボーイ
・NINTENDO64
・64DD
⑥ 第6世代(1990年代末~2000年代初頭)
・ドリームキャスト
・PlayStation2
・ニンテンドーゲームキューブ
・Xbox
⑦ 第7世代(2000年代中盤~終盤)
・Xbox 360
・PlayStation 3
・Wii
・Wii Mini
⑧ 第8世代(2010年代前半~中盤)
・Wii U
・PlayStation 4
・PlayStation 4 Pro
・PlayStation VR
・PlayStation Vista TV
・Xbox One
⑨ 第9世代(2010年代後半~2020年前半)
・Nintendo Switch
・Nintendo Switch(有機ELモデル)
・Xbox Series X
・Xbox Series S
・PlayStation 5
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母方の祖父譲りの新し物好きで、尚且つゲーム好きの自分は、赤字で記した8つの家庭用ゲーム機を購入。現在、手元に在るのはNintendo Switchだけ。