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① 燃え尽きた“トルネード”
野茂英雄投手が現役引退の決意を固めたと言う。日本人初のメジャーリーガーは村上雅則氏だが、自分の中では野茂投手がメジャーリーグへの道を本格的に切り開いた選手という印象が強い。彼が居たからこそ、イチロー選手や松井秀喜選手等の“後輩”が海を渡る決意が出来たと思うし、そういう意味でも偉大な先駆者だった。
「あの投げ方じゃあ、プロでは直ぐに潰れる。」と、少なからずの評論家から批判された入団時。そんな異端な“トルネード投法”でルーキー・イヤーに18勝を上げ、あらゆる賞を総嘗めにし、入団時の批判を全て封じ込めてしまった。
日米通算201勝で、マウンドを降りる事になった野茂投手。ルーキー・イヤーから4年連続で17勝以上を挙げていた事を考えると、もっともっと勝っていてもおかしくない気がする。(斎藤雅樹投手や桑田真澄投手にも同じ事が言える。それを考えると“カネやん”の400勝というのは、とてつもない数字なのだなあと改めて痛感。)
引退後は是非日本で、指導者の道を歩んで欲しい。何はともあれ、御疲れ様!
② 誤りは誤りとしてスパッと認めるべし
大阪府の橋下徹知事が臨時議会開会中、公用車を使って大阪市北区のジムに行っていた事が賛否を問われている。公表される知事日程では、この時間帯に「庁内執務」していた事になっていた。橋下知事は報道陣に対し「休日も警護の関係で自宅から出られず、2月の就任から7キロ太った。自分で時間を管理するのが特別職で、ジムで思いを巡らす事も在る。今回の件が悪い事とは思わないし、今後も同様にジムに通うつもりだ。」とコメント。
個人的には、これ迄の橋下知事の頑張りは評価している。だがしかし、今回の件はどうかと思う。「臨時議会開会中」に「公用車」でジムに行っていたというのは、やはりまずいのではないか?あれだけ職員に対して厳しい指示を出している以上(この指示自体は間違っていないと思っているが。)、自身はそれ以上に身を律するべきだろう。もし職員が勤務中に公用車でジムに行き、「休みがなかなか取れないので、仕方なく勤務中に行きました。」と言い訳しても通らない。「会社の社長と同じく、自分も時間に縛られない立場。」と橋下知事は言いたいのだろうが、それは違うだろう。李下に冠を整さず、瓜田に履を納れず。他者から後ろ指を指される様な言動は極力慎むのが、トップとしての在り様ではないか。
能力は在る人だと思う。しかし知事になる以前から、橋下氏には小児的な意固地さを感じる事が多い。誤りは誤りとしてスパッと認めないと、大阪府民から外方を向かれてしまうだろう。
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① 燃え尽きた“トルネード”
野茂英雄投手が現役引退の決意を固めたと言う。日本人初のメジャーリーガーは村上雅則氏だが、自分の中では野茂投手がメジャーリーグへの道を本格的に切り開いた選手という印象が強い。彼が居たからこそ、イチロー選手や松井秀喜選手等の“後輩”が海を渡る決意が出来たと思うし、そういう意味でも偉大な先駆者だった。
「あの投げ方じゃあ、プロでは直ぐに潰れる。」と、少なからずの評論家から批判された入団時。そんな異端な“トルネード投法”でルーキー・イヤーに18勝を上げ、あらゆる賞を総嘗めにし、入団時の批判を全て封じ込めてしまった。
日米通算201勝で、マウンドを降りる事になった野茂投手。ルーキー・イヤーから4年連続で17勝以上を挙げていた事を考えると、もっともっと勝っていてもおかしくない気がする。(斎藤雅樹投手や桑田真澄投手にも同じ事が言える。それを考えると“カネやん”の400勝というのは、とてつもない数字なのだなあと改めて痛感。)
引退後は是非日本で、指導者の道を歩んで欲しい。何はともあれ、御疲れ様!
② 誤りは誤りとしてスパッと認めるべし
大阪府の橋下徹知事が臨時議会開会中、公用車を使って大阪市北区のジムに行っていた事が賛否を問われている。公表される知事日程では、この時間帯に「庁内執務」していた事になっていた。橋下知事は報道陣に対し「休日も警護の関係で自宅から出られず、2月の就任から7キロ太った。自分で時間を管理するのが特別職で、ジムで思いを巡らす事も在る。今回の件が悪い事とは思わないし、今後も同様にジムに通うつもりだ。」とコメント。
個人的には、これ迄の橋下知事の頑張りは評価している。だがしかし、今回の件はどうかと思う。「臨時議会開会中」に「公用車」でジムに行っていたというのは、やはりまずいのではないか?あれだけ職員に対して厳しい指示を出している以上(この指示自体は間違っていないと思っているが。)、自身はそれ以上に身を律するべきだろう。もし職員が勤務中に公用車でジムに行き、「休みがなかなか取れないので、仕方なく勤務中に行きました。」と言い訳しても通らない。「会社の社長と同じく、自分も時間に縛られない立場。」と橋下知事は言いたいのだろうが、それは違うだろう。李下に冠を整さず、瓜田に履を納れず。他者から後ろ指を指される様な言動は極力慎むのが、トップとしての在り様ではないか。
能力は在る人だと思う。しかし知事になる以前から、橋下氏には小児的な意固地さを感じる事が多い。誤りは誤りとしてスパッと認めないと、大阪府民から外方を向かれてしまうだろう。
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自転車や徒歩でいけば、わざわざジムでエアロバイク漕いだりトレッドミルに乗る必要もないじゃないですか。わざわざエアコンガンガンに効かせた車で行って汗流すってわけがわかりません。
ま、警護の問題があるからでしょうが、東は暇みちゃ走っているようです。
宮崎と大阪は違うというでしょうが、東は上京中でも走るといいますから。
ま、敵の数が違うというならそうなんでしょうけれど(笑)
だったら安全のために体脂肪という鎧は外すべきではないのかもしれませんな。
橋下知事、個人的には良く遣っていると思います。大阪府の財政状態を人間で喩えるならば瀕死状態どころか、とっくにショック死しているレベル。それを改善するには大鉈を振るわないと無理で、従来のナアナアな遣り方では到底駄目。前知事の様に「タイガース万歳!」としか言っていなかった“様な”人物よりは、余程に支持出来ます。
「出る釘は打たれる」とは良く言った物で、大鉈を振るおうとすればする程、既得権益を享受してきた連中からの反発が増すのは自明の理。又、アラメイン伯様が指摘しておられる様に「特別職には一般職員と違い年休という物が無いので、公私の時間の区別を付けるのは難しい。」というのも確かにそうだとは思います。
唯、彼の遣り方を支持しているからこそ、妙な言い掛かりを付けられる“隙”を与えてはならないと思うんです。他の知事ならいざ知らず、あれだけ厳しい指示を出している橋下知事“だからこそ”、足元を掬われない様に留意しなければならないのではないかと。幸い彼への支持は高い訳ですし、「現状では休みが取れない。体調管理も知事職として重要事項故、毎月この日とこの日は休みます!」と府民に宣言した上で、公私をきちんと分けて休むのがベター。これは揚げ足取りでも何でも無く、彼に期待しているからこそ、「今回の様な言い訳は、自身の価値を下げるだけなのに。」と勿体無く思ってしまいます。実際問題、今回の件に関しては「一寸その言い分はおかしいんちゃう?」と思っている府民が少なく無い様ですし。
自分にとって相性の良い「人」と巡り合えても、「環境」や「時」が時宜を得ていなければ、持てる力を充分発揮出来ない可能性も在る。野茂投手にとっては「あの時期」に「バファローズ」に入団し、その時の上司が「仰木監督」だったと言うのは、正に「人」、「環境」、「時」の面で時宜を得ていたと言えましょうね。上司だけを考えても、カネやんや藤田平氏だったら潰されていた可能性が高そうですし。そうそう、仰木氏の次に上司となった“草魂監督”とはかなり相性悪かったみたいですしね。
来週にも日本に帰国すると言われている野茂氏。バファローズの来季監督には“引き続き”大石大二郎氏が務めるのがベターと思っていますが、万が一清原選手の兼任監督(乃至は監督)就任なんて話が在るのでしたら、近鉄バファローズの流れを汲んでいるチームという事で、野茂氏が監督を務めた方がずっと自然かと。
個人的には、超一流選手の引退は、どんな形であろうと、自分自身で決断させてやりたいと思っている。
だから、僕の場合、野茂が引退を表明した平成20年7月17日を、野茂の引退の日と、尊重したい。
野茂の引退表明に際して、こんな言葉を残している。
「引退する時に悔いの無い野球人生だったという人もいるが、僕の場合悔いが残る。」
いかにも野茂らしいことばではないか。
僕は、野球に限らず、悔いがなかったという人は、自分にいい聞かせるように言っているような気がしてならない。
それは、野茂のような偉大な功績を持つような人であっても、やっぱり同じだと思う。
話は変わりますが、
『野茂投手はどのチームでの活躍が最も印象に残っている?』
と言う調査がありました。
新日鉄堺 1%
近鉄バファローズ 19%
ロサンジェルス・ドジャース 78%
ニューヨーク・メッツ 1%
シカゴ・カブス 1%
ミルウォーキー・ブルワース 1%
デトロイト・タイガース 1%
ボストン・レッドソックス 2%
タンパベイ・デビルレイズ 1%
ニューヨーク・ヤンキース 1%
シカゴ・ホワイトソックス 1%
カンザスシティ・ロイヤルズ 1%
近鉄とドジャース以外は、レッドソックスが2%なだけであとはすべて1%だ。
やはりデビュー年が、衝撃的なのかなぁ~。
個人的には、ドジャースより近鉄の方が印象が強いかなぁ。
近鉄のデビュー年は、本当に衝撃的で、松坂大輔以上でした。
MLBデビューチームであるドジャース1年目は、野茂には失礼だがもっとやれると思っていたので、衝撃度は近鉄より落ちてしまう。
他のチームからでは、レッドソックスかなぁ。
特別職には一般職員と違い年休(民間の有給休暇)というものがないので公私の時間の区別をつけるのは難しいのは事実です。いずれにせよ府政や彼の知事としての資質にかかわるほどの大事かな?という気はします。
なかなかのコストカッターぶりを発揮しているわけですが反対者も当然いるわけです。その反発からきて細かいことで責めるのはいかがなものか?
とはいえ高知県の橋本前知事は公用で市町村に出かけた場合に知人を訪ねたりする際は公用車を乗り換えて後援者に車をだしてもらったりしてましたね。
李下に冠を整さず、瓜田に履を納れず。
というのは正論ですが、ちょっと意地悪かな?
って思います。
「フォームをいじらない」が入っていたそうです。
そういう意味で8球団でくじを引いたとき
仰木さんの近鉄に当たっことも、
ラッキーだったですね。
他の球団じゃ「契約書がなんだ」と
強引な監督の攻撃を受けていたかも。
「悔いがある」発言、正直ですね。
自分の中の小さな炎を、自分でそっと
吹き消したのでしょうか。
とりあえず「お疲れさん」でした。
公務を終えた後とはいえ、ああもTV番組にタレントの如く出捲っている某知事に比べたら、橋下知事には安心感を覚えますが(笑)、残念なのは弁護士時代から妙な意固地さが目立ちますよね。あれだけ債務を抱えた大阪府を立て直すには、これ迄の様な“ナアナア意識”では駄目だろうし、それなりの意固地さも必要とは思うのですが、彼の場合はどうでも良い部分でその意固地さが顔を出してしまう。
野茂投手、本人は未だ未だ現役に未練が在る様ですね。投球を見ていると桑田投手よりは未だ出来そうな気もしていましたが、オファーが無かったという事で今回の決断に到ったとか。本当に御疲れ様でした。
あーいえばこーいうといえば、あの人確かに「上祐」さんみたいな雰囲気ありますよね。なんかちょっと依怙地な高校生みたいな雰囲気も含めて。
こんなネタの後になんですが、野茂さん、ただただお疲れ様でした、という感じです。
仰る様に“知事としての”能力の有無は、彼が知事職を退いた後でないと正確は判断出来ないでしょうね。自分が「能力は在る人だと思う」と記したのはあくまでも弁護士としてあそこ迄遣って来た事に関してで、知事職に関しては上でtak様宛に書かせて貰った様に「行政能力の有無は別にして」という但し書きを入れざるを得ない状況です。
怠惰な職員はスパッと切る一方で、真剣に頑張っている職員はきちんとケアする。一将功成りて万骨枯るという事で在ってはならない。財政再建を第一義に考えるも、最低限の心の潤い迄は奪ってはいけない。彼の行政能力が問われるのは、これからが本番と言っても良いでしょうね。
行政能力の有無は別にして、一般的な処理能力は在る人だと思います。唯、如何せん明らかに自身に非が在る事、それもどうでも良い様な事に対して、妙に意地を通そうとするのが子供っぽい。高い志が其処に在った“としても”、あれじゃあ人が付いては来ないでしょうね。勿体無いなあと感じます。