ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

不敬

2010年10月18日 | 時事ネタ関連
昨日行われたセ・リーグクライマックスシリーズ第2戦(ファースト・ステージ)は、記録にはならなかった物も含めエラーが多発したジャイアンツ長野久義選手の気の抜けたプレーは罰金物!)がタイガースに4点差を付けられた時点で、今日第3戦が行われる事を覚悟した。「良くもまあ劣勢を引っ繰り返し、勝利出来たなあ。」と思う。20日からのファイナル・ステージではドラゴンズを相手に悔いの残らない試合をして欲しい。

昨日の試合では、ついつい涙してしまった。ジャイアンツが勝利を収めた瞬間では無く、9回表の藤川球児投手が投げている場面でだ。汗を噴き出させ、コントロールも思い通りにならない彼が、必死で投げ続ける姿に泣いた。タイガースの選手達、本当に御疲れ様。

話はガラッと変わるが、蓮舫行政刷新担当大臣国会議事堂内でファッション雑誌の写真撮影に応じた件に関し、野党から批判の声が上がっている。「議事堂内での撮影は議員活動に関する場合は認められるも、私的な宣伝や営利目的に当たる行為は許可されていない。」という事なので、参議院事務局に虚偽申請をしていた“ならば”、其れは批判されて当然だろう。大体、野党が如く重箱の隅を楊枝で穿る様に失点を捜している中、蓮舫大臣の脇が甘かったのは戴けない話だ。其の点は猛省して貰いたい。

、だからと言って、「今回の件で大臣職を辞任せよ!」とするのはどうかと思う。当事者が誰だろうが、どの党に所属していようが、此の程度の話で大騒ぎすべき物なのだろうか?議事堂内で雑誌の撮影に応じた事自体を猛批判していたに、自身が3年前に矢張り議事堂内で雑誌の撮影に応じていた事実を記者から突き付けられると、「私は其の時、大臣では在りませんでしたから。」と意味不明&稚拙な言い訳をして逃げた片山さつき議員常に逃げ道を用意した上で他者批判をする等、悪い意味で官僚らしさを見せる彼女だが、「少しでも自分のを認めてしまうと、自身の存在意義が全て無くなってしまう。」とでも思っている様な実に子供じみた言い訳も、正に官僚という感じがしてしまう。)は論外にしても、今回の件で鬼の首を取った様に大臣職の辞任を求める議員を見ていると、漢字を読み間違えたというだけで麻生太郎首相に辞職を迫った当時の野党と何等変わらない気がする。(好きな人物では無いけれど、「各国では夕食会やコンサートが開かれている。国会が閉ざされている方がおかしい。」という問題提起した小池百合子総務会長は評価出来る。)もっと他に国会で熱心に議論すべき事項は、幾らでも在ると思うのだが。

そして今回の件への批判で自分が非常に居心地の悪さを感じたのは、「今回の写真の中に、天皇が休まれる『御休所』を背にした写真が在る。此れ不敬で在り、大臣辞職は当然だ!」という物。以前から何度も書いている事だけれど、或る対象に対して個々人がどういう思いを持とうが全くの自由と思っており、其れは天皇や皇室も例外では無い。親愛の情を示すのも自由ならば、好意を持てないと思うのも又自由だろう。但し其れは個々人の中に於いてで在って、自分の考え方と異なっているからといって、他者に自分の考えを強要するのは許される事では無いだろう。自分と異なる意見の持ち主に対して、常軌を逸し罵詈雑言を浴びせるのも、強要の一種なのは言うも無い。

話を戻すが、臨席している天皇をバックに写真を撮ったという“ので在れば”、其れは失礼(不敬という表現では無く。)と言われても仕方無い。でも、今回は御休所という「場所」がたまたま後ろに在ったという事で在り、此れが不敬というの在れば「天皇が生活する皇居を背にして写真を撮る観光客も、全て不敬。」という事になるだろう。戦時中御真影に頭を下げなかったという事で、又は弁当箱を包んでいた新聞紙にたまたま天皇の写真が載っていたという事だけで、非国民として糾弾され、時には常軌を逸した暴行を受けたという話を見聞した事が在るが、特定の存在を余りにも権威付けてしまう事に自分は怖さを感じる。

特定の存在に過度な権威を持たせ、其れに対して少しでも疑問や反意を持った人間を排除して行く。此れでは、中国等と何等変わらない。特定の存在に権威を持たし、其の事を利用して自らのストレスの発散に他者をバッシングしたり、暴行を加えたりしている人間は許し難い

又、権威付けられた人物がどれだけ人間的に優れていたとしても、其の周りの人物が“虎の威を借る狐”として悪事を働くケースなんぞは、古今東西の歴史を見れば幾らでも見付かる事だ。

くどい様だが、特定の対象に対してどういう思いを持とうが全くの自由で、其れは天皇や皇室も例外では無い。でも其の考えを他者に
強いるとなると、話は全く別だ。天皇や皇室に対して常軌を逸した敬意を強いる人の中には「国亡びても、天皇在れば全て良し。」的な思考を感じてしまう人“も”居るが、此れはどうかと思う。天皇の存在云々は別にして、国民が大事にされない国家なんぞは存在していても意味が無いと思うから。

自分は何度も書いている様に王貞治氏の大ファンで在り、敬意も持っている。でも、だからと言って彼の言動を盲目的に賛成はしないし(実際問題、当ブログで過去に彼の言動を批判した事も在ったし。)、例えば彼が選挙に出馬したからといって投票しようとは思わない。実際に彼と接し続けて来た訳でも無く、仮に接し続けて来たとしても、盲目的に何でも賛成というのはおかしな物と考えているので。どういう思いを持とうが全くの自由だけれど、“身近に”接してもいない天皇に対して盲目的に賛成を口にする人の気持ちが自分には正直理解出来ないし、そういう人の中には「此れだけ天皇を崇拝している自分って、何て素敵なんだろう。」という自己陶酔を感じてしまう人“も”居る様な気がする。まあ、どういう思いを持とうが、其れを他者に強いなければ構わないけれど。
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6 コメント

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批判 (雫石鉄也)
2010-10-18 09:11:47
トップを批判することが許されないことは、非常に良くないことです。
そのような会、組織、団体、国はロクなもんではありません。
某国もそうですし、企業もだいたいそうです。新興宗教団体などは特にそうですね。トップが過ちを犯せば、それを是正する№2なり3が必要ですね。
6回でTV消した (村長)
2010-10-18 11:40:49
 4点差がついた時点でTV消しました。久保田-球児で第三戦突入は必至とあきらめました。
 夜、ネット記事で逆転勝利を知りビックリ。久保田、球児を打ったんですね。何故か、亀井を陰のヒーローという記事(ゲンダイ)も見ましたが、やはり吉伸のホームランでしょう。あれにより、球児を8回から登板させざるを得ませんでしたから。
 ただ私も、セ代表はペナントレース勝者がなるべきだと思っています。もし、千葉ロッテvs巨人が日本一を争う、なんてなったら再考されるかも?
>雫石鉄也様 (giants-55)
2010-10-18 13:11:51
書き込み有難う御座いました。今回はこちらにレスを付けさせて貰います。

此の国の在り様に関して不平不満が無い訳では無いけれど、中国やロシア等の様に国家に不都合な情報が遮断されたり、トップを批判し続けた者が不審な死を遂げたりする事が無いという点は、「日本に生まれて良かった。」と強く感じます。「何処の政党が権力を握ろうとも、与党には常にシビアな視線を向ける。」、「特定の対象をアンタッチャブルな存在にしない。」といった事は、過去の過ちから我々が学び取った事で在り、此のスタンスは守らなければいけないと思います。

記事でも書いたけれど、仮に組織のトップがどれだけ素晴らしかったとしても、アンタッチャブルな存在に祭り上げてはならないのは、其の取り巻きがアンタッチャブルで在る事を悪用して遣りたい放題する様になったら、我々は一切何も出来なくなってしまい兼ねないので。
>村長様 (giants-55)
2010-10-18 13:30:44
書き込み有難う御座いました。今回はこちらにレスを付けさせて貰いました。

村長様の書き込みを拝読して、思わず苦笑してしまいました。と言うのも、自分も村長様と全く同じ行動を取っていたからです。6回裏、タイガースに4点差を付けられた事で、「こりゃあ駄目だ。」と一旦テレビを消しました。相手の久保投手を打てそうな感じがしなかったし、仮にチャンスを作れたとしても、久保田&藤川両投手という此れ又打てない相手が出て来るのですから。

其れでも気になって、暫くしてテレビを点けましたら、ジャイアンツが「5-6」と1点差迄詰め寄っていたのでビックリ。レギュラー・シーズン終盤には完璧な投球を続けていた久保田投手を打ったというのですから、「こんな事も在るのだなあ。」と。唯、1点差に詰め寄ったとはいえ、次には藤川投手が出て来るのですから、此の時点でもジャイアンツが勝ち越せるとは思っていませんでした。其れなのに・・・。

藤川投手を打ち崩せた瞬間は、正直非常に嬉しかった。でも汗を滝の如く噴き出させ、コントロールがままならない状態で、必死に投げ抜く彼の姿を見ていると堪らない思いになってしまい、気付けば泣いていました。打たれてしまったとはいえ、一流の抑え投手の気迫を感じた投球は立派でした。

昨日のジャイアンツの勝因は幾つか在りますが、矢張り高橋(由)選手のホームランは大きいでしょうね。沈み勝ちだったチームの雰囲気が、あれでガラッと変わったと思うし。松井(秀)選手無き後、ジャイアンツ生え抜きのベテランとして、本当はレギュラーで出場して欲しい選手です。

「此処迄来たら、ジャイアンツには日本シリーズに進出して欲しい。」という気持ちが無いと言ったら嘘になりますが、其れでも「日本シリーズには、レギュラー・シーズンで優勝したチームが進出すべき。」という考えがどうしても在ります。半年間頑張ってペナントを掴み取ったチームこそが、「日本一」という称号を争うのに最も相応しいと思っているので。来季以降、借金を抱えたチーム同士が万が一日本シリーズに進出する事になったとしたら、流石に「此れはおかしいんじゃないの?」と感じるファンが増えるでしょうね。
失望・・・ (久保課長)
2010-10-18 18:28:55
ごぶさたです。
少なくとも今シーズンにおいて「球児で負けたら仕方ない」などと考えていたのは真弓監督だけじゃないでしょうか。われわれ阪神ファンからすれば、特にシーズン終盤はおそらくクルーン登板時にgiants-55さんが抱く気持ちと似たようなものを感じていたと思います。ハラハラ不安定で正直とても信頼に足る存在ではありませんでしたから。
ついでに思いっきりタラレバを言わせてもらいますと、シーズン後半戦に継投ミス(頑張っていた先発を早めに下ろしてリリーフ陣が打ち込まれる)で負けたのは少なくとも5試合はあったはず。ものすごい結果論ですが、先発を踏ん張らせてそのうちの2試合だけでも勝っていれば数字上優勝は阪神ということになります・・・。そして今シーズン最後の試合になってしまった昨日も、今年を象徴するような投手采配の大失敗で逆転負け。本当に失望しました。
グチばかりですいませんが今日だけはお許しを!
>久保課長様 (giants-55)
2010-10-18 20:44:22
書き込み有難う御座いました。

久保田&藤川両投手が打たれた場面を見て、岡田監督の最後のシーズンの終盤を思い出しました。信頼を置ける投手だからこそ、指揮官としては勝てそうな試合にはドンドン登板させたいという気持ちは判るのだけれど、登板過多(特に回跨ぎの多さ。)が終盤以降は災いした感が。

以前の記事でも書いたのですが、今季のセリーグの優勝を逸したタイガースとジャイアンツに関しては、真弓&原両監督の先発投手の交代判断が共に悪かったのが大きく影響したと考えています。「調子の悪い先発投手を引っ張り過ぎて試合を幾つも落とした。」のが原監督ならば、逆に真弓監督は「調子の良い先発投手を早めに変えてしまって、幾つか試合を落とした。」という感じがしているので。

敗戦時のインタヴューでは「明日も前を向いて頑張りたい。」というワンパターンなコメントの原監督にはガッカリの思いが在ったけれど、昨日の敗戦後のインタヴューで第三者的な、まるで評論家みたいなコメントをしていた真弓監督にも、正直ガッカリな思いが在りました。

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