ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

見ていて辛かった

2022年06月24日 | 其の他

今回の記事、扱っている内容から、具体的明記しない部分が幾つか在る。又、「病気を罹患している人を差別する。」という意図が全く無い事も、併せて御理解戴けたらと思う。

好んで見ているヴァラエティー番組が在る。毎回、4人のゲストが登場するのだけれど、番組の性質上、中高年のゲストが殆ど。時には、90歳を超えたゲストが出演する事も在る。司会者とゲストの遣り取りも楽しく、賑やかな番組で在る。

そんな番組だが、先日の放送は可成り異質だった。ゲストの内3人は、“普段通り”賑やかな感じだったのだが、残る1人の彼だけが、余りにも浮いていたので。

傘寿を超えている彼は、嘗て一世を風靡した有名人。普段はどうだったか判らないけれど、少なくとも舞台の上では“陽気で元気なキャラクター”で売っていた。だが、先日の番組に出た彼は、約1時間の間、恨みがましい表情をずっと浮かべ、殆ど動く事も話す事も無い。という状態。司会者や他の3人のゲストが賑やかな遣り取りをしているだけに、彼の異質さが際立っていた。番組を見ている自分ですらそんな感じがするのだから、出演者達も同じ思いだったろう。意識して彼に触れない様にしている様子が、画面から伝わって来た。

推測で物を言ってはいけないが、恐らく彼は何等かの病気を罹患しているのではなかろうか。昔、知り合いで同じ様な症状の人がたけれど、調べてみたら或る病気だったので。

病気に罹患したからと言って、「好奇の目を避けるべく、の場に出るのは控えた方が良い。」とは思わない。長嶋茂雄氏の様に、「不自由な身となっても、前向きに頑張っている姿を見せる事で、少なからずの人に“不撓不屈”の気持ちを奮い立たせる。」事も在るし、何よりも「病気だから、公の場に出ない方が良い。」という考え自体は違うと思うので。積極的に公の場に出る事で、病気が改善する事だって在るだろうし。

彼の場合は“昔のキャラクター”と余りに乖離していたので、「見ていて辛かった。」のは確かだ。


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