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「関東でエレヴェーター閉じ込め2件・・・茨城震度5弱」(5月25日、読売新聞)
25日午後2時28分頃、埼玉県北部を震源とする地震が在り、茨城県土浦市で震度5弱、東京都心を含む関東地方の1都6県で震度4を観測した。気象庁によると、震源の深さは56km、地震の規模を示すマグニチュードは5.5と推定される。此の地震による津波は無かった。同庁は「今後1週間程は、最大震度4程度の余震に注意して欲しい。」と呼び掛けている。
JR各社によると、此の地震で、東海道、東北、秋田、山形、上越、北陸の各新幹線が停電の為、一部区間で運転を見合わせたが、何れも7分後に再開。東京都墨田区の東武伊勢崎線・東向島駅では、70歳代の男女2人が、構内のエレヴェーターに約50分間閉じ込められたが、怪我は無かった。栃木県下野市のJR自治医大駅のエレヴェーターでも、女性が約20分間閉じ込められたが、怪我は無かった。
又、群馬県館林市では、男性(17歳)が地震に驚いて、自宅の階段から滑り落ち、腰を打撲する軽傷。千葉県八千代市の男子中学生(13歳)も、自宅で机の下に身を隠した際、右脚に軽傷を負った。
震度4を観測した主な地点は、以下の通り。水戸市、宇都宮市、前橋市、さいたま市西区、千葉市花見川区、東京都千代田区、横浜市神奈川区。
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客先に移動する為、ハンドルを握っていた所、「ウィンウィンウィン!ウィンウィンウィン!」という妙な音が。一瞬、「何だ?」と思ったが、携帯から鳴っている緊急地震速報で在る事に気付いた。
車の前後を確認した上、道路の端に車を止めたのだが、矢張り緊急地震速報に気付いた思しきドライヴァー達が、次々と同様に車を止めていた。一寸してから揺れは感じたものの、想像していた程の大きさでは無かったが、ワンセグを付けて確認すると、結構な揺れだった。建物内と車内とでは、感じる揺れの大きさに差が在る様だ。
東日本大震災が発生して半年位は、携帯電話から流れて来るかもしれない緊急地震速報に、絶えず気を向けていた様に思う。なのに昨日は、緊急地震速報が鳴った際、一瞬とはいえ「何だ?」と“音の意味”が判らなかったのだから(一昨日、夕空に大きめの“地震雲”を幾つか見付け、家人と「大きな地震が発生しなければ良いんだけど・・・。」と話していたというのに。)、「油断大敵」とは正に此の事。大きな被害が出なかったのは幸いだが、「天災に対する備えは、常にしておかないといけないなあ。」と改めて思った次第。