中国女性とバイブレーター

世界最大のコンドーム・メーカーであるデュレックス社が行なった調査結果が報じられていた。調査は「世界各国の女性のバイブレーターの所有率」に付いて。結果は次の様になっている。

アイスランド　　　　　　　　　　　５２％
ノルウェー　　　　　　　　　　　　５０％
英国　　　　　　　　　　　　　　　４９％
米国　　　　　　　　　　　　　　　４３％
スウェーデン　　　　　　　　　　 ４３％
豪州　　　　　　　　　　　　　　　４２％
デンマーク　　　　　　　　　　　 ４１％
中国　　　　　　　　　　　　　　 ４０％
カナダ　　　　　　　　　　　　　　３９％
ニュージーランド　　　　　　　　３８％
フィンランド　　　　　　　　　　　３８％
アイルランド　　　　　　　　　　 ３６％
オーストリア　　　　　　　　　　 ３３％
スイス　　　　　　　　　　　　　　３２％
チェコ　　　　　　　　　　　　 　　３２％
南アフリカ　　　　　　　　　　　 ３０％
日本　　　　　　　　　　　　　　３０％
オランダ　　　　　　　　　　　　 ２７％
ドイツ　　　　　　　　　　　　　　２７％
スロバキア　　　　　　　　　　 ２６％
イスラエル　　　　　　　　　　　２６％
スロベニア　　　　　　　　　　　２５％
ハンガリー　　　　　　　　　　　２２％
ベルギー　　　　　　　　　　　　２１％
台湾　　　　　　　　　　　　　　 ２０％
フランス　　　　　　　　　　　　 ２０％
シンガポール　　　　　　　　　１８％
クロアチア　　　　　　　　　　　１７％
スペイン　　　　　　　　　　　　１６％
ポーランド　　　　　　　　　　　１５％
香港　　　　　　　　　　　　　　１５％
ブラジル　　　　　　　　　　　　１３％
マレーシア　　　　　　　　　　 １２％
ギリシャ　　　　　　　　　　　　１２％
セルビア・モンテネグロ　　　１１％
インド　　　　　　　　　　　　　 １１％
ブルガリア　　　　　　　　　　 １１％
イタリア　　　　　　　　　　　　１０％
マケドニア　　　　　　　　　　　 ９％
タイ　　　　　　　　　　　　　　　 ６％
ベトナム　　　　　　　　　　　　 ５％
世界平均　　　　　　　　　　２７％

概して”性に開放的”なイメージの強い国が上位に位置している中で、中国の４０％という高率が意外だった。日本の３０％を抜いて、アジアでナンバー１の高い所有率。共産主義国家＝性に関して閉鎖的な国家というイメージが有るのだが、経済の改革開放政策が大幅に進み、日本では考えられない程の大金持ちが多数出現している中国に於いては、性文化も大きく開放されたという事なのだろうか？

それとも、スペインやブラジル、イタリア等の開放的なイメージが強い国々で、バイブレーターの所有率が１０％台の低率である理由に、「器具を使う位なら、実際にした方が良い。」という思いが強く反映されていると見るならば、（共産主義＆社会主義国家に関しては）まだまだ抑圧されている部分が多い国だからこそ高率なのだと見た方が良いのか？

”下”の話題ではあるが、こういった事からも各国の国情が見えて興味深い。

それにしても、日本の３０％というのはほぼ世界平均。全てに於いて可も無く、不可も無くといった日本の特徴をここでも表している様だ。