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「95%以上が・・・ 訪問、電話勧誘『全く受けたく無い。』」(5月13日、ANN)
消費者庁は、健康食品やリフォーム等の訪問勧誘や電話勧誘に付いて、消費者に意識調査を行いました。此の内95%以上が、勧誘を「全く受けたく無い。」と答えている事が判りました。
此の調査には、2,000人が回答しました。此の5年間に訪問勧誘を受けた人は全体の28%で、又、電話勧誘を受けた人は70%でした。其の上で、「全く来て欲しく無い。」と感じている人が訪問勧誘、電話勧誘共96%に上りました。更に、訪問勧誘に付いて73%の人が「原則禁止にするべきだ。」と答えました。
消費者庁は、訪問勧誘や電話勧誘によるトラブルが後を絶たない事から、こうした勧誘方法を原則禁止とする可能性を検討する事にしています。又、消費者の自己防衛策として、勧誘を断るステッカーを作る事も検討し、早ければ来年の通常国会に、こうした内容を盛り込んだ特定商取引法の改正案を提出したい考えです。
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法人営業に長らく従事して来た身なので、営業の大変さや辛さは、其れなりに理解している積りだ。だから、訪問勧誘や電話勧誘を受けた際には、「大変だなあ。」という気持ちが全く無いでは無い。でも、非常に迷惑なケースが殆どで、今回の結果には「そりゃあ、そうでしょ。」と思う。
自分が訪問勧誘や電話勧誘を受けた際、相手がああだこうだ話しているのを聞くのも面倒だから、最初に「何の御用件ですか?何かのセールスですか?」と聞く様にしている。「セールス。」と答えた場合には「全く興味在りませんので、失礼します。」と答え、又、グダグダと話を誤魔化す様ならば「時間の無駄ですので、失礼します。」と答えて、共に電話を切るのがデフォ。
6年前の記事「泥棒や押し売り」で触れた様に、家人が訪問販売で詐欺に遭い掛かった事が在る。10年程前、知人が矢張り訪問販売で詐欺に遭い掛かり、間に入って法的な対応をした事も。そんな経験から、悪質な訪問勧誘や電話勧誘に限っては禁止べきだろう。(全面禁止というのは、どうかと思っている。)
「消費者の自己防衛策として、勧誘を断るステッカーを作る。」という案が出ている様だが、こういうのは本当に効果が在るのだろうか?良く買い物に行く地域では、住宅街の彼方此方に「空き巣は許しません!」的な文言と睨み付ける様な目のイラストが描かれたステッカーがべたべたと貼られている。1つの家に3~4枚も貼られている事もざらで、「こんなに貼られていると、逆に住民の警戒心が“麻痺”したり、空き巣への威嚇効果も下がったりしまうんじゃないかなあ?」と思ったりするのだが、勧誘を断るステッカーというのも、皆が皆貼り出したら効果が無くなりそうな・・・。
「全く興味在りません。」の一言でインターフォンを切る対応が功を奏したのか、一時に比べると遣って来なくなった「自宅への宗教勧誘」。「幸せになりません?」等と口にする割には、不思議な程に言っている当人が不幸せそうな感じなのが笑ってしまう訳ですが、こういう「自宅への宗教勧誘」も迷惑以外の何物でも無く、何とかして欲しい物です。
悪徳商法と思えるような感じの手口ですよね。
振り込め詐欺より性質が悪いというか。
うちの場合は保険が多いかな。
でも本当にほしいものがあればアマゾン、楽天
ヤフオク、ヤフーショッピング、価格ドットコムに
自分から申し込んで購入する、買いますよね。
食品などは近くのスーパーかコンビニで買いますけど。
人と会う、対面することに日本人は慣らされてないから
またその逆に独特の売り文句の胡散臭さに慣れているから訪問販売はどうしても敬遠される。
嫌がられるんですよね。
それならまだ上記のようなネット通販
近くのスーパー、コンビニのほうが良いですね。
「えっ、彼の会社が、こんなビジネスをしてるの?」と驚いてしまう事が、近年は多くなりました。異業種のビジネスに手を出し、其の異業種のビジネスが、今は“本業”になってしまっている。其れだけビジネスが激烈になっているという事でしょうが、どういうビジネスで在れ、阿漕な真似をしては駄目。短期的には儲けたとしても、長期的に見れば、消費者は離れる。
「インターネットが出来ないと、将来は無い。」と、必要以上に“ヤバい感”を煽り立て、詳しく無い人間を“落として行く”というのは、非常に許し難い事ですね。
そこを狙ってセールスが来るわけですが、一時期やたら多かったのがNTTのフレッツ光。パソコンを持っていない老人宅を狙って、「インターネット電話ならお得」と言ってくる。しかし実際はお得ではないことが多い。確実にデコーダのリース料とフレッツ光利用料を取る。ただの電話だとかからない経費がそこで生じる。
あまりにセールスがしつこいので役所の広報が注意を呼びかけるほどでした。
そんなある日、知り合いが「独居する父親が契約させられそう。自分ではセールスに太刀打ちできない」と協力を求めてきました。知人はパソコン持っておらず、そういうのがサッパリ、ということで。で、出向きまして、営業から名刺もらったら、驚いた。変な「NTTを騙る会社」と思っていましたし、役所の広報もそういう書き方でしたが、本当のNTTの支店の人たち。なんとこの地域を重点地域にローラー作戦中とのこと。申し訳ないが、黒電話使うような老人に何がインターネットだ、とお断りしましたが、どうもNHKのデータ放送が詳しく見られますよなどと食い下がってくる。データ放送の天気予報で、住んでいる地域のが見られるらしい。いやいやそれだけにそこまでの費用は、と丁重にお断りしました。どうもNHKのデータ放送で釣れるご老人はいるらしい。畑やってる人だろか。
正直言って天下のNTT、こんなことやってんのか、と驚愕の一日でした。