ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

猫も杓子も

2024年10月06日 | スポーツ関連

先月28日にリーグ優勝を果たし、16日からのCSファイナル・ステージに備える我がジャイアンツ。対戦相手が何処になるかは未だ判らないが、タイガースにしてもベイスターズにしても非常に手強いチームなので、ジャイアンツに与えられた「1勝のアドヴァンテージ」は「在って無きが如し。」と言って良いだろう。楽しみな思いが在る一方で、不安も可成り在る。

“不安”と言えば、「来季のジャイアンツは、一体どうなるんだろう?」というのが在る。「今季オフ主力選手達の“流出”が噂されている。」からだ。以前より言われていた“岡本和真選手のメジャー挑戦”が今季オフ、ポスティング・システムを使って果たされるのでは?」というのに加え、FAを獲得した大城卓三選手及び高梨雄平投手にも他チームへの移籍の可能性が指摘されている。というのは、多くのジャイアンツ・ファンが気にしている所だろう。

リード面等で少なからずの不満を感じている大城選手だが、彼が抜けてしまった事で出来る“穴”は決して小さく無いだろう。況してや“打の大軸”たる岡本選手、そして中継ぎとして大活躍してくれた高梨投手が抜けてしまったら、ジャイアンツの戦力が大幅ダウン・・・と言うか、致命傷となってしまうのは確実。

そんな不安を抱えていたら、昨日、菅野智之投手が「今季オフ、海外FA権を行使して、メジャー移籍を目指す。」事を明らかにした。「4年前、ポスティング・システムでメジャー移籍を目指したが、契約合意に到らなかった。」という過去を有する菅野投手だが、今季はリーグ・トップの15勝目を上げる等、“エース復活”を印象付けた。来年で「35歳」となる事から、「年齢を考えると、メジャーで活躍出来るかなあ?」という思いも在るが、「“打の大軸”の岡本選手に続いて、“投の大軸”の菅野投手迄抜けてしまったら、来季のジャイアンツはボロボロになってしまう。」という危機感が。

其れにしても、「猫も杓子もメジャー挑戦!」というのが昨今の流れ。「更なる“高み”を目指したい。」というプロ選手の思いは理解出来るが、中村紀洋氏や山口俊氏、筒香嘉智選手等の様に、申し訳無いが「メジャーで、働き場所を得られなかった者。」も少なく無いし、何よりも「日本球界から姿を消してしまう。」のは寂しい。ジャイアンツで言えば、エースの戸郷翔征投手も、「来季オフには、ポスティング・システムでメジャー移籍するのでは?」と言われているし、日本球界の“空洞化”が懸念される

ダルビッシュ有投手や大谷翔平投手、有原航平投手、上沢直之投手等の主力が次々と抜けて、一時的に低迷はしたものの、今季は大躍進したファイターズ。」の様に、抜けた穴が大きくても、其の穴を埋め合わせる選手が現れるし、メジャー挑戦する選手が増えても、日本球界は大丈夫。と言う人も居るが・・・。


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