ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

日本のソウル・ミュージック

2019年09月01日 | 其の他

昨夜、駒沢オリンピック公園で開催された「Tokyo Big Bon Odori Festival 2019(東京盆踊り大会2019)」に参加して来た。「盆踊りでTOKYOカルチャーを、世界へ発信するイヴェント。」という事で、EXILEUSA氏(申し訳無いが、全く知らなかった。)が盆踊りをプロデュースしたのだと言う。

今夏も様々な祭りに足を運んだが、恐らく(今夏では)最後の祭りとなるだろう。近年の祭りと言えば、「飲食物等の屋台が“”で、盆踊りは“”の様な感じの所が多い。」けれど、「Tokyo Big Bon Odori Festival 2019」はコンセプト通り、盆踊りが“主”になっていたのが良かった

又、6年前の記事「炭坑節」で触れた様に、「古くから盆踊りで流されていた歌よりも、割合新しい歌が使われ場合が、近年は増えている。」様に感じている。「ダンシング・ヒーロー」【動画】や「きよしのズンドコ節」【動画】、「U.S.A.」【動画】等も悪くは無いが、おっさんとしては“古くから盆踊りで流されていた歌”に魅力を感じる

で、昨夜の盆踊りだが、「炭坑節」【動画】(記事「炭坑節」の中で書いたが、夏休みに母方の祖父母の家に遊びに行くと、老人会で「炭坑節」を踊る祖母が、良く練習していた。今でも「炭坑節」を聞くと、当時の事を思い出して、ぐっと来たりする。)や「東京五輪音頭2020(1963年に発売された「東京五輪音頭」の2020年ヴァージョン。)【動画】、「東京音頭」【動画】という馴染み深い歌が何度も流され、本当に良かった。(欲を言えば、「大東京音頭」【動画】や「ドンパン節」【動画】も流して欲しかったが。)

大昔のヒット曲と言えば、老若男女を問わず、誰もが知っていたもの。でも、趣味や環境の多様化が進んだ事で、老若男女誰もが知るヒット曲というのは生まれ難くなった。「若い子が口遊む“最近のヒット曲”を、一定年齢以上の人が全く知らなかったり、一定年齢以上の人が普通に知っている“古いヒット曲”を、若い子が全く知らない。」なんて事は、全く珍しく無い。

昨夜の会場では、老若男女を問わず「炭坑節」や「東京五輪音頭2020」、「東京音頭」を口遊み乍ら、普通に踊っていた。古くから盆踊りで流されていた歌というのは、“日本ソウル・ミュージック”と言えるのかも知れない。


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