昨日、ネット上に載っていた或るニュースに目が留まってしまった。「パワー・エイジ」という9人組のアイドル・ユニットが在り、メンバーの一人・西崎莉麻さん(15歳)の父親が元ファイターズの西崎幸広氏(44歳)と言うのだ。端正なマスクで「トレンディ・エース」と称された西崎氏。白い歯をキラッと見せる気障なキャラクターとしてやくみつる氏に散々揶揄された彼が、こんなにも大きな娘を持つ父親になっていたとは。同世代として、感慨を覚えるニュースだった。
閑話休題。
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ネーミング・ライツ(命名権): 人間や事物、施設、キャラクター等に対して名称を付ける事の出来る権利。
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クリネックススタジアム宮城や渋谷C.C.Lemonホール、味の素スタジアム、日産スタジアム等、最近は企業がネーミング・ライツを取得して、自らの社名を施設に冠するケースは珍しくなくなって来た。そんな中、7月8日付けの東京新聞(朝刊)に載っていた「渋谷・宮下公園 いきなりナイキ化」という記事によると、スポーツ用品メーカー「ナイキジャパン」が東京都渋谷区の宮下公園(JR山手線と明治通りに挟まれた都会の公園。)のリニューアルを渋谷区に提案している事が明らかになったという。
一部報道によると、リニューアル計画は「スケートボード場やオープンカフェの新設」に「二面在るフットサル場の改造」、約100m東の美竹公園に在るバスケットコート『ジョーダンコート』(ナイキが2004年に設置。)の移設」の他に、宮下公園のネーミング・ライツ売却も盛り込まれているのではないかとの事。
この報道に対して区公園課では「ナイキから提案を受けている。」と認めるも、「ネーミング・ライツの売却は、提案の中に無い。」と否定。そして「ジョーダンコート移設やフットサル場改造は提案された。オープンカフェの話も在るが、公園法の規定等も在り、設置は容易では無い。でも、何も決まっていない。」とコメント。又、スケートボード場に付いては「愛好者団体から要望が在り、検討はしていた。こちらから数社に提案しており、初めにナイキ在りきの話では無い。」と。
一方ナイキPRチームは「非常に魅力的な場所なので『何か出来る事は在りませんか?』と区に提案はしている。唯、遣るか遣らないかを含め、決まっている事が何も無い。(提案の時期や内容に付いては)区で協議中なので、こちらからは申し上げられません。」と慎重な回答に終始したと言う。
ナイキがリニューアル提案したという報道を受け、懸念を抱く人達も現われている。市民団体「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」もその一つだが、彼等が懸念するのは「不景気下で行き場の無い野宿者が、公園から強制的に追い出されるのではないか?(夜間は施錠されるのではないか?)」、「デモや集会等、市民運動の場としても使用されている宮下公園が、今後はそういった目的で使用出来なくなるのではないか?」、「施設の有料化が為されるのではないか?」といった点。又、「計画や提案がオープンにされず、ネーミング・ライツを購入する企業の募集も無い。」という秘密主義も批判されている。
区側&ナイキ側双方の話が事実だとすれば、具体的に決定している事項は未だ無い様だ。有料化や野宿者の問題はきちんと詰めていかなければならない事だが、企業がネーミング・ライツを買い取る事で、その金銭が公園の充実に繋がるので在れば、それは決して悪い事では無いと思う。「金は出すが、口は出さない。」というスタンスの企業で在れば、公園のネーミング・ライツ売却も認めて良いのではないだろうか。
唯、フルキャストスタジアム宮城やグッドウィルドームの様に、ネーミング・ライツを買い取った企業の不祥事により、施設のイメージ迄もが悪くなってしまう危険性も在る。コロコロと施設名が変わるというのも、利用する側にとって決して益が在るとは思えない。そういったマイナス要素も考慮した上で、慎重に売却先を決める必要は在るだろう。
閑話休題。
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ネーミング・ライツ(命名権): 人間や事物、施設、キャラクター等に対して名称を付ける事の出来る権利。
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クリネックススタジアム宮城や渋谷C.C.Lemonホール、味の素スタジアム、日産スタジアム等、最近は企業がネーミング・ライツを取得して、自らの社名を施設に冠するケースは珍しくなくなって来た。そんな中、7月8日付けの東京新聞(朝刊)に載っていた「渋谷・宮下公園 いきなりナイキ化」という記事によると、スポーツ用品メーカー「ナイキジャパン」が東京都渋谷区の宮下公園(JR山手線と明治通りに挟まれた都会の公園。)のリニューアルを渋谷区に提案している事が明らかになったという。
一部報道によると、リニューアル計画は「スケートボード場やオープンカフェの新設」に「二面在るフットサル場の改造」、約100m東の美竹公園に在るバスケットコート『ジョーダンコート』(ナイキが2004年に設置。)の移設」の他に、宮下公園のネーミング・ライツ売却も盛り込まれているのではないかとの事。
この報道に対して区公園課では「ナイキから提案を受けている。」と認めるも、「ネーミング・ライツの売却は、提案の中に無い。」と否定。そして「ジョーダンコート移設やフットサル場改造は提案された。オープンカフェの話も在るが、公園法の規定等も在り、設置は容易では無い。でも、何も決まっていない。」とコメント。又、スケートボード場に付いては「愛好者団体から要望が在り、検討はしていた。こちらから数社に提案しており、初めにナイキ在りきの話では無い。」と。
一方ナイキPRチームは「非常に魅力的な場所なので『何か出来る事は在りませんか?』と区に提案はしている。唯、遣るか遣らないかを含め、決まっている事が何も無い。(提案の時期や内容に付いては)区で協議中なので、こちらからは申し上げられません。」と慎重な回答に終始したと言う。
ナイキがリニューアル提案したという報道を受け、懸念を抱く人達も現われている。市民団体「みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会」もその一つだが、彼等が懸念するのは「不景気下で行き場の無い野宿者が、公園から強制的に追い出されるのではないか?(夜間は施錠されるのではないか?)」、「デモや集会等、市民運動の場としても使用されている宮下公園が、今後はそういった目的で使用出来なくなるのではないか?」、「施設の有料化が為されるのではないか?」といった点。又、「計画や提案がオープンにされず、ネーミング・ライツを購入する企業の募集も無い。」という秘密主義も批判されている。
区側&ナイキ側双方の話が事実だとすれば、具体的に決定している事項は未だ無い様だ。有料化や野宿者の問題はきちんと詰めていかなければならない事だが、企業がネーミング・ライツを買い取る事で、その金銭が公園の充実に繋がるので在れば、それは決して悪い事では無いと思う。「金は出すが、口は出さない。」というスタンスの企業で在れば、公園のネーミング・ライツ売却も認めて良いのではないだろうか。
唯、フルキャストスタジアム宮城やグッドウィルドームの様に、ネーミング・ライツを買い取った企業の不祥事により、施設のイメージ迄もが悪くなってしまう危険性も在る。コロコロと施設名が変わるというのも、利用する側にとって決して益が在るとは思えない。そういったマイナス要素も考慮した上で、慎重に売却先を決める必要は在るだろう。
ネーミングライツどうこうよりも、「市民団体」なるものにちょっと違和感があります。
「市民」だなんてコッ恥ずかしい言葉を平気で使う人間を疑ってかかるようにしているものですから。
前の名前が、ちょっと変えて福岡に出来ました。
日本のものはコロコロ変わるので、呼び名に戸惑うこともあります。
聞くところによるとセーフコフィールドなどは
何十年もの長期にわたり契約していて、球場建設費のいくばくかになっているとか。
しかし米国のそれがいいからといって
「エ○ロンスタジアム」の件もありますし
球場側が長期契約に二の足を踏むのも
判らないではないのですが・・・
スポーツのチーム名から企業の名前を排除することがが広まる一方で、試合会場に企業名がつけられていくことを、いまだにチームに企業名がついている日本のプロ野球を時代遅れと揶揄していた方々は、どう思っているのかお聞きしたいものです。