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「米で銃乱射の死傷者313人 昨年、過去5年で最多」(4月29日、共同通信)
米連邦捜査局(FBI)は29日迄に、2022年に発生した銃乱射事件に関する報告書を発表した。件数は2021年の61件から50件に減少したが、死傷者数は243人から313人に増え、2018年以降の5年間で最多。専門家は、「此の傾向を、大きく変える必要が在る。」と銃規制の強化を訴えた。
FBIは、人が多い場所で殺人を目的に銃を継続して発砲した事件を乱射と定義。昨年は首都ワシントンと25州で発生し、100人が死亡、213人が負傷した。死傷者は5月の南部テキサス州の小学校(38人)、7月の中西部イリノイ州の独立記念日パレード(55人)での事件で多かった。
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「日本時間の4月29日午後1時半頃、テキサス州クリーブランドで、住宅の中に居た8歳の男子を含む男女5人が、隣の住宅に住む38歳の男・Aに銃で撃たれ、全員が死亡した。」と報じられた。Aが自宅の庭で銃を撃っていた事を被害者が注意した所、反発したAがライフル銃で頭や首を撃って来たそうだ。
アメリカでは屡々、銃乱射事件が報じられている。歴史や文化等、置かれている環境が異なるとはいえ、日本に住んでいる我々からすると、「何で銃規制をしないんだろう?」と不思議でならない。
アメリカで昨年発生した銃乱射事件、発生件数は約18.1%減少したものの、死傷者数は約28.8%増加したとの事。其れでも尚、銃規制に猛反対する人が少なく無いアメリカ社会。矢張り、全く理解出来ない。