２７人目の快挙

日本時間の昨日、サンディエゴ・パドレス所属のダルビッシュ有投手（３７歳）が、アトランタのトゥルーイスト・パークで行われたアトランタ・ブレーヴス戦に先発し、今季４勝目を挙げた。此の４勝目は彼のメジャーに於ける通算「１０７勝目」に当たり、日本球界での通算「９３勝」と合わせ、日米通算「２００勝」を達成。ダルビッシュ有投手、おめでとう！！！

此方に記されている様に、今日現在、日本球界“だけ”で通算２００勝以上を達成しているのは合計で「２４人」。此の他、日米通算で言えば、今回のダルビッシュ有投手の他は、野茂英雄氏と黒田博樹氏が該当する。詰まり、日米通算で２００勝以上を達成したのは、全部で「２７人」という事になる。今年で「９０年」を迎える日本球界で、僅か２７人しか存在しないのだから、快挙と言って良いだろう。野球選手としては“晩年”と言って良い年齢のダルビッシュ有投手だが、少しでも長く現役を続け、目を見張るような活躍を見せて欲しい。

日米通算を含め、通算２００勝達成が遠く無い選手には「田中将大投手（３５歳）：１９７勝」と「石川雅規投手（４４歳）：１８５勝」が控えている。石川投手の場合、今季は３試合に登板し、未だ勝ち星を挙げられていない状況。今季中の２００勝達成は、非常に難しい感じがする。

そして、田中投手の場合は、１軍登板無しという今季。昨年１０月に肘の手術を受けた事が大きく影響している様だが、昨季は「７勝」を挙げているし、体調さえ戻れば今季中の２００勝達成は充分可能だろう。