他の方のとっては全くどうでも良い話だろうが、昨日、一寸した嬉しい偶然が我が元を訪れた。アクセスランキングで当ブログは189位だったのだが、何とその一つ上の188位が「あれから40年・・アンヌのひとりごと」だったのだ。ウルトラ・シリーズの中、否、これ迄に生み出されて来た全ての特撮物の中で恐らく一番人気の高いヒロインと言っても過言では無い友里アンヌ隊員ことひし美ゆり子さんのブログと再接近、それもアクセスIP数も僅か一つしか違わないというのは、ウルトラ・シリーズ・ファンとしては至上の喜び。ガキんちょの頃ブラウン管の向こう側に居られたヒロインと、今やむさいおっさんと化した自分がウン十年の時を隔てて相並ぶとは。それもメビウス関連の記事を書いた日に叶ったという事で、ウルトラ・シリーズとの深き縁を勝手に感じ、何ともハッピーだった。
閑話休題。25日付の東京新聞に、「秒速8キロの凶器」という記事が載っていた。宇宙空間に大量に存在する「スペース・デブリ」、即ち宇宙ゴミが衛星に衝突する事で、カーナビ等が或る日急に使えなくなってしまう可能性を取り上げたもの。
先月、中国が宇宙空間で衛星破壊実験を行い、その結果高度400~3,000キロの広範囲に大量のデブリが放出された事が報じられた。そして今月19日には、ロシアが昨年2月に打ち上げたものの、予定していた軌道に乗らないまま高度500キロの宇宙空間を”亡霊怪獣”シーボーズの如く彷徨っていたプロトン・ロケットが謎の爆発を起こし、観測されただけでも1,000個余りのデブリが飛び散るという事態が発生。今や一説には3,500万個のデブリが宇宙空間に存在しているとされ、これ等が”凶器”に為り兼ねない現状だと。
そもそもデブリは打ち上げロケットの燃えカスといった大きな物から、小さな金属片、更にロケットや衛星から剥離した塗料や微小な煤迄含まれる。低軌道に在るデブリは空気抵抗により何れ自然落下&大気圏内で燃え尽きるが、それ迄には非常に長い時間を要し、高度600キロのデブリで25~30年、1,000キロだと2,000年後というのだから気が遠くなる話。
又、宇宙空間に存在するデブリはプカプカと浮遊している訳では無く、軌道上を秒速8キロ(分速480キロ)という物凄いハイ・スピードで飛んでいるのだ。この事に付いて慶應義塾大学の青木節子教授(国際法・宇宙法)は、「(デブリが)ごく小さい物で在れ宇宙の物体に物理的な損傷を与えるし、万一、船外活動中の宇宙飛行士に当たったら即死し兼ねない。」と説明している。
それでは最初に挙げた「デブリと衛星の衝突により、カーナビ等が使えなくなってしまう可能性」に付いてだが、結果論から言えばその心配は極めて低い様だ。と言うのも、カーナビの運用に必要な全地球測位システム(GPS)衛星は高度2万1千キロ、放送・通信衛星も殆どが3万6千キロの静止軌道に位置しており、デブリが”密集”している空間からはかなり距離が在るからだ。しかし「地球の地図作成、自然災害の迅速な被害把握、資源調査」等の目的で、500億円の巨費を投じて昨年1月に打ち上げられた我が国の地球観測衛星「だいち」等、700~800キロの軌道に在る地球観測衛星にとってはデブリが一大脅威になっている現状は在ると。アルミニウムを中心とした軽量素材で出来ている人工衛星は、一定の強度を確保してはいるものの、猛スピードで飛んで来る物体に対応出来る構造にはなっていないからだ。高度400キロに建設中の宇宙ステーションにも同様の危険性が。
1999年に国連が発表した報告によると、1cm~10cmのデブリの衝突は700~1,400年に一回程度の可能性という。この数字を見る限りでは、デブリの衝突云々を論じるのは杞憂にも思えるが、前述した青木教授は次の様な恐ろしい見解を述べられている。
「デブリは衛星破壊実験だけでは無く、デブリ同士の衝突でも発生し、その場合は二倍で無く二乗の勢いで増加する。今、衛星破壊実験を完全に停止しても、デブリの増加に歯止めは掛からない。2020年頃には宇宙物体と衝突する危険が爆発的に高まり、2050年頃には極限に達する筈だ。」
地球に置いて大量の”ゴミ”を次々と生み出し、そして廃棄して来た地球人。宇宙空間でも同じ事を繰り返し、そしてその事で地球人自身が苦しめられる事になるかもしれないというのも皮肉な話だ。
閑話休題。25日付の東京新聞に、「秒速8キロの凶器」という記事が載っていた。宇宙空間に大量に存在する「スペース・デブリ」、即ち宇宙ゴミが衛星に衝突する事で、カーナビ等が或る日急に使えなくなってしまう可能性を取り上げたもの。
先月、中国が宇宙空間で衛星破壊実験を行い、その結果高度400~3,000キロの広範囲に大量のデブリが放出された事が報じられた。そして今月19日には、ロシアが昨年2月に打ち上げたものの、予定していた軌道に乗らないまま高度500キロの宇宙空間を”亡霊怪獣”シーボーズの如く彷徨っていたプロトン・ロケットが謎の爆発を起こし、観測されただけでも1,000個余りのデブリが飛び散るという事態が発生。今や一説には3,500万個のデブリが宇宙空間に存在しているとされ、これ等が”凶器”に為り兼ねない現状だと。
そもそもデブリは打ち上げロケットの燃えカスといった大きな物から、小さな金属片、更にロケットや衛星から剥離した塗料や微小な煤迄含まれる。低軌道に在るデブリは空気抵抗により何れ自然落下&大気圏内で燃え尽きるが、それ迄には非常に長い時間を要し、高度600キロのデブリで25~30年、1,000キロだと2,000年後というのだから気が遠くなる話。
又、宇宙空間に存在するデブリはプカプカと浮遊している訳では無く、軌道上を秒速8キロ(分速480キロ)という物凄いハイ・スピードで飛んでいるのだ。この事に付いて慶應義塾大学の青木節子教授(国際法・宇宙法)は、「(デブリが)ごく小さい物で在れ宇宙の物体に物理的な損傷を与えるし、万一、船外活動中の宇宙飛行士に当たったら即死し兼ねない。」と説明している。
それでは最初に挙げた「デブリと衛星の衝突により、カーナビ等が使えなくなってしまう可能性」に付いてだが、結果論から言えばその心配は極めて低い様だ。と言うのも、カーナビの運用に必要な全地球測位システム(GPS)衛星は高度2万1千キロ、放送・通信衛星も殆どが3万6千キロの静止軌道に位置しており、デブリが”密集”している空間からはかなり距離が在るからだ。しかし「地球の地図作成、自然災害の迅速な被害把握、資源調査」等の目的で、500億円の巨費を投じて昨年1月に打ち上げられた我が国の地球観測衛星「だいち」等、700~800キロの軌道に在る地球観測衛星にとってはデブリが一大脅威になっている現状は在ると。アルミニウムを中心とした軽量素材で出来ている人工衛星は、一定の強度を確保してはいるものの、猛スピードで飛んで来る物体に対応出来る構造にはなっていないからだ。高度400キロに建設中の宇宙ステーションにも同様の危険性が。
1999年に国連が発表した報告によると、1cm~10cmのデブリの衝突は700~1,400年に一回程度の可能性という。この数字を見る限りでは、デブリの衝突云々を論じるのは杞憂にも思えるが、前述した青木教授は次の様な恐ろしい見解を述べられている。
「デブリは衛星破壊実験だけでは無く、デブリ同士の衝突でも発生し、その場合は二倍で無く二乗の勢いで増加する。今、衛星破壊実験を完全に停止しても、デブリの増加に歯止めは掛からない。2020年頃には宇宙物体と衝突する危険が爆発的に高まり、2050年頃には極限に達する筈だ。」
地球に置いて大量の”ゴミ”を次々と生み出し、そして廃棄して来た地球人。宇宙空間でも同じ事を繰り返し、そしてその事で地球人自身が苦しめられる事になるかもしれないというのも皮肉な話だ。
湾岸戦争のとき、精度が下がったそうです。
自分が川の中を走ったりと表示されたりとか。
やはり軍事技術の応用だったんだなあ、
と改めて感じさせられました。
快適さを追い求める余り、人類は数多くの物を破壊&失って来ました。人類の歴史は、そのまま愚かさの歴史で在るのかもしれません。
我が家の車にはカーナビが装備されていません。方向音痴の自分としては、装備されているレンタカーに乗ると「本当に便利な代物。」とその度に思うのですが、「車の一部品になった様で嫌。」という御気持ちは何となく判りますね。携帯電話も便利ですが、余り電源を入れていません。何か全て拘束されてしまっている様で嫌なんですよ。それと同じ感覚なんでしょうね。
いつもありがとうございます♪
幼い頃、毎週私が観ていた「アストロガンガー」が終了。
次回作として予告されていたのが、
『星の子チョビン』
でした!
私がチョビンに夢中になるのに時はかかりませんでした(笑)
何と云っても、“あの”切ないエンディング主題歌!
すでに私のカラオケの定番となっています(ははは)
「鉄人タイガーセブン」に続いて、思いださせて頂けて感謝です!
今から数年前、ある神社での夏祭りがありました。
そのイベントに登場したのが、
ウルトラセブンと“ひし美ゆり子さん”でした♪
毒蝮さんの弟子=はぶ三太郎さんとのトーク、
ウルトラセブンとの記念写真、が2本柱でした(笑)
私もひし美さんみたさにいそいそと出掛けました。
ちちろん、子供たちに混じって写真も撮りました(笑)