8日、そして14日と、今月に入って2度も大雪に見舞われた関東地方。気象庁の予報では「14日の降雪量は、8日よりも少ないだろう。」という事だったが、蓋を開けてみれば8日を大きく上回る降雪量に。
「19日と20日にも、降雪の可能性が在る。」という予報に関しては、内容が二転三転した挙句、(少なくとも自分が住んでいる地域では)降雨すらも無かったのは、“良い意味での外れ”だった。
学生時代、物凄い大雪に見舞われた。吹雪の中、降り積もった雪に足を取られ乍ら、自転車を押して家路を急いだのが、辛い思い出として今でも忘れられない。「とんでもない降雪量だなあ。」と当時は思ったが、今回の2回の降雪量からすれば、未だ増しだった。
報道によると、「今月相次いだ大雪の影響で、農業への被害推計は、首都圏の1都6県で少なくとも250億円に上る。」そうだ。此れは飽く迄も「農業」に関してのみの話なので、他の分野への被害総額は、莫大な物となろう。
2度の大雪で除雪作業をしたが、暫くは筋肉痛が引かなかった。以前にも書いた様に、近所は高齢者の世帯が多いのだが、彼等が除雪作業している姿を見て、「おっさんの自分ですらもしんどいのに、もっと年齢が上な身での作業は大変だなあ・・・。」と同情。
「『歩行者が通れる様に。』と、歩道に積もった雪をスコップで取り除き、“歩道の脇”に除ける。」という“常識人”が殆ども、中には「自宅の庭や歩道の雪をスコップで掬い、“道路の中央”目掛けて放り投げる。」というアホも何人か見掛けた。雪を除ける場所が無いのなら未だしも、十二分に在るというのに、“態々”道路の中央目掛けて放り投げるというのは、「自分さえ良ければ、他の人の事なんか知った事では無い。」という思いが露骨に感じられ、非常に不快。真面な思考回路を有していれば、道路の中央に大量の雪を放り投げる事が、行き交う自動車等にとって、何れだけ危険な事か判るだろうに。
降雪から数日は、パンや牛乳等が手に入り辛かった。交通網が寸断され、配送が滞った為で、大雪の後遺症と言える。
大雪の後遺症と言えば、我が身にも其れは起こった。屋根に雪止めが付いていない我が家では、屋根に降り積もった雪がドカンと落ちて来て、人や物に危害を及ぼし兼ねない。故に、デッキブラシ等を使用して、屋根の雪を落とさなければいけないのだが、今回は椅子の上に乗って、雪落としをしていた。最初は用心していたけれど、段々横着になり、無理な体勢で落とそうとした時・・・。
体勢を崩し、椅子から落下。咄嗟に受け身の姿勢が取れたので大事には到らなかったものの、顔面を激しく打ち付けてしまった。直ちに患部をアイスノンで冷却し、大して腫れも無かったのでホッとしたのだが、一夜明けて鏡で自分の顔を見たら吃驚。頬が大きく腫れ上がった上に、結構な範囲が紫色になっているではないか。「パンチを食らい捲ったボクサー。」、将又、「漫画で描かれる青タンを作った人。」といった感じ。
会う人会う人から「どうしたんですか!?」と問われ、「いやあ、おやじ狩りに遭っちゃって。」と冗談で返すも、「大変でしたねえ・・・。」と真顔で受け取られてしまい、「いやいや、冗談ですって。」と付け加えなければいけない間抜けさ。
痛みは無いし、日常生活を送る上でも全く支障は無いのだが、他者からすると痛々しく見える様だ。兎に角、青タンが一日も早く消えるのを望む許り。
自分では「未だ未だ若い。」と思っていても、老いは確実に進行しているのだ。「体力や集中力を、過信しては駄目だな。」と、改めて思い知らされた。皆様も、御注意在れ。
私の記憶では
ある程度気温が高くなってきているときで
他に雪捨て場がない、という場合には「アリ」です。
ただしこの場合の最低条件は
自動車はノーマルタイヤではなくスタッドレスタイヤであるということ。
そうではないはずの首都圏都市部でやるってのは
事故を招きかねないので絶対に「ナシ」ですね。
非常識すぎる人間がいても
撮影して動画サイトなどに投稿するのはやってはならないこと
なんでしょうが
証拠を残すために(万一の事故に備えて)撮影しておく方がいいのかもしれないです。
(まめ)たぬき様が書かれている様なケースで在れば、自分も「止む無し。」と思うのですが、そうじゃ無いだけに、心底「常識」を疑ってしまいます。自分が見たのは“夫婦揃って”道路の真ん中目掛けて雪を放り投げている光景で、「何方も、『此れはまずいでしょ。』と相手を諌める事をしないんだ・・・。」と呆れ返りました。
「非常識な撮影」と言えば、先日、知人から聞いた話には、激しい憤りを感じました。其の知人が近所のゲーセンを家族で訪れた際、目の前に居たヤンキー風の兄ちゃんが、「おいおい、化け物が又来てるぞ!」と側に居た仲間に言ったそうです。「何だろう?」と思った知人が、そいつが見ていた方向に目を遣ると、其処には高齢の女性がゲームをしていた。知的障害者と思しき彼女は、確かに服装等が異様な感じでは在ったものの、別段誰かに迷惑を掛ける訳でも無い。そんな彼女の側にこっそり近付いた件のガキ。何をするのかと思ったら、隠し撮りをし始めたのだとか。「動画サイトに載せるのでは?」と思った知人は、直ぐにスタッフを呼び、注意をさせたそうですが、話を聞いていてムカムカしました。其のガキ、自分が撮られる側だったら、又は愛する人間が撮られる側だったら、どう思うのか?そんな想像力すら、恐らくは全く無いんでしょうね。実に情けないです。
道に落とした雪は除雪車が持っていくと。
しかし、平成の大合併後、主導権を握る地域は平野部で雪の少ないところという傾向があって、役所も議員も雪なんか知らないよー、山奥の元○×町なんかみんな死んでくれればお荷物がいなくなってせいせいしていいよーぐらいに振舞って反感を買い、その元○×町が他の冷遇されている地域群と手を組んでその合併後最初の選挙で自分とこの意思を優遇してくれそうな候補を応援して、現職市長を落としたなんて話がゴロゴロあります。雪の恨みは怖いです。次の「甲州選挙」、この辺の恨みが影響出ると思う。
「雪の恨みは怖いです。」というのは、“今の自分”には良く判ります。以前より豪雪地帯に住む人々、特に高齢者が雪かきをしているのをニュース等で見聞し、「大変だなあ。」とは思っていたけれど、今回の相次ぐ都心の大雪で、其の思いがより切実になりましたから。都心では「10年に1度位」がせいぜいなのに、豪雪地帯では同レヴェル以上の大雪が、冬場は日常的に降っている訳ですから。ですので、そんな人々を軽視する様な政治家が、大きな恨みを買うのは当然でしょうね。
御加減は如何でしょうか?近年、ノロウイルス関連のニュースを多く見聞する様になりましたが、罹患した事で更なる症状が出る事も在るのですね。呉々も御無理なさらず、完治される迄御静養下さいませ。
浅田選手に対する森元首相の発言、全文を読みますと「彼女に対する同情の念」が強い事が判るのですが、此の方は首相時代から一言多いと言いますか、思慮の浅さから来る発言で、誤解を招くケースが多いですね。
様々なプレッシャーが伸し掛かったで在ろう中、最終的には確りと結果を残した浅田選手は立派。又、他の選手達(日本のみならず)も、本当に御疲れ様でした。