杞憂に過ぎるかもしれないが

杞憂に過ぎるかもしれないが、昨日＆一昨日目にしたニュースで気になった事を二つ。


①　駐車違反取り締まりを民間委託へ
「駐車違反取り締まりの民間委託」や「車の”所有者”に放置違反金を払わせる」改正道路交通法が来年６月迄に施行されるのを受けて、警察庁は駐車違反時間の長短に関係なく、放置車両を見付け次第取り締まる方針を固めたという。駐車違反が見付かったら、即アウトという事になる。悪質な駐車違反が横行し、それが為に到る所で交通渋滞を引き起こしている側面が在る以上、致し方ない措置だと思う。

問題なのは、その取締りを委託された民間の駐車監視員が行なうという事。彼等が駐車違反を公正に取り締まるかどうかという点も気になるのだが、それよりも駐車監視員を装って、白昼堂々と車を盗んでいく不届き者が現れないだろうか？委託された旨を示す物の表示が義務付けられる事になるとは思うが、以前、記事にした「緑の腕章」の様に悪事を企む輩は偽造等は御手の物。仮に偽造等しなくても、他人事には無関心な御時世、警察が関与しなくなって暫くすれば、”堂々と”レッカー車で牽引していく輩に注意を留めなくなるのではないだろうか。夜中、ガソリンスタンドに貯蔵されたガソリンが、農家では農作物や土すらもがゴッソリ持ち去られ、白昼ですらもＡＴＭが持ち去られる世の中。何が起こってもおかしくはないと懸念する。


②　竹島問題にペ・ヨンジュン氏が懸念を漏らす
新作映画に関する記者会見の席上で、ペ・ヨンジュン氏が「竹島問題に関して、重要な問題として関心を持って心配している。」と述べていた。

韓国内でのエキセントリックとも思える抗議行動には強い違和感を覚える。北方領土にしろ、竹島にしろ、日本国として自国の領土と捉えている以上、正々堂々と領有権を主張して行くべきだと思っている。唯、中国や韓国で多く見られる様な感情的な訴え方ではなく、粛々と冷静に理詰めで訴えて行く事が重要。従来の”事なかれ主義”的で二股も三股もかける様な外交もどきが論外なのは言う迄も無い。

話を戻すが、ペ氏の発言で気になるのが、ヨン様ファンと称される者の中から、訳の判らない言動を成す輩が現れないかという事。彼のファンの多くは常識人と信じたいが、ＴＶで「冬ソナ騒動を疑問視」しただけで抗議の電話が殺到したり、ペ氏来日の際にファンが殺到し怪我人が出た事を報じた事で、「ヨン様を侮辱した！」とこれ又抗議が相次いだという話を耳にすると、「ヨン様が心配しているのだから、竹島は韓国領土なのだ！」等と騒ぎ出す輩が絶対に居ないとは言い切れない気がする。日本人としての良識を信じたいが・・・。