獲得断念は正解

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①　圧倒的勝利

１２月２日に行われた下院（定数：４５０）選挙の公式結果が、ロシア中央選管より一昨日発表された。ウラジミール・プーチン大統領の与党「統一ロシア」が得票率６４．３％で３１５議席、親プーチン系の極右「ロシア自由民主党」は得票率８．１４％で４０議席を獲得する等、議席の９割近くを与党及び親プーチン系政党が占める事となった。

「暗殺された女性記者」や「毒殺未遂事件」等、プーチン大統領の下で加速化する恐怖政治の実態を、これ迄何度か取り上げて来た。野党や反プーチン勢力が「史上最悪の不正選挙が行われた。」と主張している様に、今回の選挙では政府＆与党による大掛かりな不正が行われた可能性は充分考えられる。唯、それだけでは無く、ロシア国民の中に嘗てのソ連の如き「ロシアの超大国化」を期待する思いが潜在的に在る様にも感じられ、それが”強い指導者”のプーチン大統領への一極的な支持に繋がった面も在るのではないだろうか。


②　獲得断念は正解

ドラゴンズからＦＡ宣言していた福留孝介選手の獲得を図っていたジャイアンツだが、昨日になって獲得を断念する事を明らかにした。メジャー・リーグのウインター・ミーティングの情報等を総合的に判断し、獲得は困難という結論に達したという。福留選手が素晴らしい選手で在るのは認めるも、彼が移籍する事によってせっかく出かかっているジャイアンツ若手選手達の芽を摘んでしまう事を懸念していた。従って、今回の獲得断念は正解だと思う。

「ジャイアンツが福留選手の獲得に走っている。」という報道がやたらと流されていたが、個人的には「本当だろうか？」という思いが在った。”ミスター”並に「速攻の直接交渉」が得意技だった原辰徳監督が、福留選手に関しては終始静観の構えを見せていたし、”エモやん”が早い段階から自信満々に「福留選手のジャイアンツ入りは絶対に無い。」と断言していた事も「福留選手のジャイアンツ入りは無いのではないか。」という思いを強くさせていた。

「福留選手の獲得断念により、ジャイアンツはアレックス・ラミレス選手の獲得に全力を注ぐのではないか？」という報道も在るが、一体どうなる事やら。個人的には「外部からの戦力獲得はもう必要無し。それよりも、若手選手をもっと起用して欲しい。」という気持ちが強いのは言う迄も無いが。
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