ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

与四球

2024年06月24日 | スポーツ関連

3月29日の開幕戦から、もう少しで3ヵ月が経とうとしている。我がジャイアンツに関して言えば、昨日の全試合を終えた時点で69試合を消化し、「32勝32敗5引き分け」の貯金の4位其れでも1位のカープとのゲーム差僅か「3ゲーム」というのだから、今季セ・リーグ如何に団子状なのかが判るだろう。

開幕戦からずっとモタモタしているジャイアンツ。其の大きな理由は、打撃陣の打て無ささに尽きるだろう。「1イニングに11得点した6月4日の試合」の様に“超確率変動”を見せた事も在ったが、こんなのは例外中の例外で、“一貫して奮わない打撃陣”というのが、此の3ヶ月のジャイアンツだ。半世紀以上ジャイアンツを応援して来ているが、こんなにも打撃陣の不振状態が続いているのは記憶に無い。

こんなにも打撃陣が奮わない状態が続いているのに、チームが4位に留まっていられるのは堅い守備も在るが、何よりも投手陣の頑張りだろう。最近でこそ(疲れで)打たれ出しているが、「昨季と比べたら、本当に良く頑張っている。」と思う。

そんなジャイアンツの投手陣だが、不満が全く無い訳では無い。失点するのは仕方無いにしても、四球絡みの失点が目立つ。事が腹立たしい戦略的に必要な与四球というのも在るので、四球が全て悪いとは言わないが、明らかに無意味な与四球が本当に目立つのだ。四球からの失点が多いと、打撃陣に悪影響を及ぼすのは間違い無いだろう。

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「セ・リーグ6チームの与四球数」(6月23日の全試合終了時点)

カープ(64試合):178[約2.78/試合]
タイガース(68試合):155[約2.27/試合]
ベイスターズ(66試合):180[約2.72/試合]
ジャイアンツ(69試合):189[約2.73/試合]
スワローズ(67試合):194[約2.89/試合]
ドラゴンズ(68試合):181[約2.66/試合]
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与四球数、タイガースが最も少ないのは納得だが、一番多いのはジャイアンツと思っていたので、スワローズという事実は意外だった。まあ、次のジャイアンツとそう大差は無いのだが。

与四球と言えば、AERA dot.(6月22日)に興味深い記事が載っていた。NPB於ける連続与四球の最多記録は『5』で、2リーグ制以降では、木田勇氏(ホエールズ)、工藤公康氏(ライオンズ)、野茂英雄氏(近鉄バファローズ)、石毛博史氏(近鉄バファローズ)、前川勝彦氏(近鉄バファローズ)、吉野誠氏(タイガース)、濵口遥大投手(ベイスターズ))の計7人が記録している(濵口投手の場合、申告敬遠も含む。)。のだとか。工藤氏や野茂氏の様な好投手でも、こんなに連続四球を与える事が在るとは・・・。


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4 コメント

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>悠々遊様 (giants-55)
2024-06-24 20:53:42
書き込み有難う御座いました。今回は、此方にレスを付けさせて貰います。

ホークスが完全独走状態に入っているパ・リーグに対し、セ・リーグは首位・カープと最下位・ドラゴンズでも僅か「5.5ゲーム差」。団子状と言って良い状態で、一寸調子を崩したら、大きく順位が変動する可能性が在ります。特定のチームが独走するよりは遥かに盛り上げるペナント・レースですが、贔屓チームが在るファンにとっては、胃の痛くなる今季ですね。岡本&坂本という主力選手が大不振のジャイアンツですが、大山&佐藤という主力選手が矢張り大不振のタイガース。其れでも2位に在るのは、強固な投手陣に加え、岡田監督の”経験値の高さ”が在ると思っています。残念ですが岡田監督と比べると、阿部監督は未だ未だ・・・。
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Unknown (悠々遊)
2024-06-24 14:28:08
こんにちは~
打てない打撃陣。
そんな中で頑張ってる投手陣。
これはタイガースも同じ。
与四球が多いジャイアンツ投手陣。
エラーが多いタイガース守備陣。
どちらも困ったもんだ。
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>雫石鉄也様 (giants-55)
2024-06-24 11:46:26
書き込み有難う御座いました。

昨日の全試合を終えた時点で、セ・パ合わせて3割を超えている選手は「近藤健介選手(.355)、田宮 裕涼選手(.333)、ドミンゴ・サンタナ選手(.313)、そして丸佳浩選手(.304)の4人だけ。異常な程の”投高打低”状態に在ります。

「昔の選手の事を何でも彼んでも『古い!』と、今の選手は言うが、おかしい!」と言い乍ら、今の若い選手の事を何でも彼んでも「おかしい!」と言う事の多い江本孟紀氏。「『投手のレヴェルが上がったから”投高打低”になっている。』と言う人が居るけれど、俺から言わせれば、今のバッターは”皆”、ブルンブルンとバットを振り回しているだけなので、打者のレヴェルが下がっただけ。」と彼は言い放っていましたが、果たしてそうなのか?全員が全員そうだとは思わないし、そう考えると巷間言われている様に「今季、”飛ばないボール”に変わったのでは?」というのが、一番腑に落ちます。飛ばないボールに変わったからこそ、従来の打ち方ではボールを上手く捉えられない。其の事に気付き、打ち方を微妙に調整出来た選手は、何とか彼んとか数字を残せているのではないかという気がしています。

昨季のタイガースも投手陣が良かったけれど、今季も健在ですね。失点しなければ、少なくとも負ける事は無い。其の考えの元、チームを作り上げて行ったタイガースの凄さ。阿部慎之助監督も”守りの野球”を掲げ、堅実な守備&バントの多用をしていますが、如何せんバントに関しては、選手個々のレベルが上がっておらず、其の事がチーム低迷の一因になっている。

仮令4番打者で在っても、結果が残せなければ二軍に落とす岡田彰布監督。監督経験を積み重ねた事で、良い意味でそういうい厳しさを体得出来たのだと思いますが、一方で「打席に入ったら、三振orゲッツーの二択状態がずっと続いている坂本勇人選手を、『凄い実績を残しているから。』という理由からでしょうか、二軍に落とすどころか、スタメンで延々と起用し続けて来た。」のが阿部慎之助監督。「優し過ぎる。」という気がしてならないのですが、名将になる為には、時に冷徹さも見せないと駄目。
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おなじ (雫石鉄也)
2024-06-24 09:30:44
このことは、わが阪神タイガースもまったく同じ。
3割バッターが一人もいなくて、ホームラン数は大谷一人より少ない。これで2位ですから、投手力のたまものでしょう。その投手力も、先発は才木。リリーフは石井、桐敷ぐらいが頼り。
ちょっと油断すると巨人に負けます。
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