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「子供名義スマホ注意 ~分割払い 滞納、信用情報に傷~」(4月13日付け東京新聞【夕刊】)
中高生等にスマートフォン(多機能携帯電話)が普及する中、分割払いで契約した端末代金の滞納に経済産業省が注意を呼び掛けている。子供名義で契約し、保護者が支払うケースも多いが、期限通りに支払いをしないと、国の指定信用情報機関に「子供の滞納」として記録されてしまう。将来クレジット・カードを作れなかったり、ローンを組めなくなったりする恐れも在ると言う。
「就職して初めて自分のクレジット・カードを作ろうとしたが、審査に落ちた。どうしてですか?」。携帯電話会社やカード会社等が加盟する日本クレジット協会に最近、こうした相談が寄せられている。
スマホ端末は1台数万円と高額で、購入時に携帯電話会社と分割払い契約を結ぶ人が目立つ。此の分は、月毎に携帯電話会社から電話やメールの利用料等と合わせて請求される。
特に子供がスマホを持つ場合、支払いは保護者が受け持つ事が多いが、協会は「支払期限が守られないと、分割契約した端末代の滞納記録が残り、名義人で在る子供の信用情報に傷が付く。」と指摘する。
国の指定信用情報機関「CIC」によると、携帯電話会社は、分割払いの契約者名や月々の支払い状況等の情報をCICに提供。CICには信用情報としてデータが蓄積され、3ヶ月以上支払いが途絶えると「異動情報」として登録される。
今年2月現在、CICに登録された携帯電話契約に関する信用情報は約6,858万件。内約3%に当たる約215万件が異動情報で、2010年12月の約92万件から略2.3倍になった。経産省の担当者は「未成年を含む若年層も、相当数居る筈だ。」と話す。
此れ等の記録は5年間残り、他のクレジット会社にも利用される為、クレジット・カード作成やローンの申請時に審査が通らない等、影響が出る事も在る。
こうした仕組みは成人の場合でも同様だが、契約時、未成年だった人からは「親が端末を買ってくれたので、自分で支払いをした事は無く、信用情報で滞納者としてチェックされているとは知らなかった。」といった相談も協会に来ると言う。
CICの2011年の調査では、分割契約等に関する信用情報全体の内19歳以下の物は約1%だが、携帯電話契約に限ると約5%。スマホ等の普及で、分割払い契約を結ぶ未成年者が多い実態が浮かび上がる。
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本体も然る事乍ら、月々の使用料も高く感じてしまうスマホ。金銭的な余裕が無い事も在り、自分は所謂“ガラケー”から切り替える気は全く無い。
周りが使っているからという事も在り、子供にスマホを買い与える親が多い。「そういうのって、果たして本人の為に良いのかなあ?」とは思っていたけれど、今回の様な問題が在るというのは知らなかった。
「子供の為に良かれと思ってスマホを買い与えたものの、3ヶ月以上使用料金を滞納すると、子供の将来に“傷”を残し兼ねない。」というのでは、泣くに泣けない話だ。
スマホを勇んで買ったが、「見ずらい」「使いづらい」「音声が悪くて何言ってるかわからん」
と、結局従来型に戻る、あるいは従来型+タブレットになっている人がやたら増えています。理由があまりに普遍的なので、私の周りだけの話とも思えないのですがどうでしょう?もともと技術者だった先輩は「これは過渡期の商品。使いやすさを求めるモンでない」とばっさり。デジタルオタクには老害のたわごとに聞こえると思うが…。
私はもともと携帯電話に興味がなく、渋々使っているので従来型(これもムーバを使えなくなるから買い換えろと言うので…)
若年者はファッションで買っているので、こういう実利的な理由で手放すことはないのだろうが、強制停止となってしまうこともあるのですね。まあそうだろうね。
若年層が“流行”を追い求めるのは今に始まった事では無く、自分が若者と呼ばれた時代も在りました。だから偉そうな事は言えないのだけれど、「(作られた)流行に流されてしまっている。」という感はどうしても在りますね。
唯、「所謂“ハイテク機器”を持ってないと、就職活動等に対応出来ない。」という面も在りそうですし、そうなると所有せざるを得ない環境というのも在りそう。
スマホがシェアをどんどん増やしている一方で、「“ガラケー”以外に、変える気は全く無い。」という人も少なく無いらしいです。「其処迄の多機能性は必要無く、シンプルが一番。」という理由の他に、矢張り「月額料金がガラケーに比べると、格段に高い。」というのが在るそうです。自分の場合は後者の理由が結構大きく、月額料金がガラケー並みになるので在れば、切り替えるかもしれません。基本的には、新し物好きのミーハー人間なので。
microSDのフタ、充電口のフタ、イヤホンのフタが取れてありません
カメラモードで写真撮影やバーコードを読み取ろうとしても故障してるから画面が真っ黒で全く機能しません
表面のプッシュボタンが剥がれそうだからセロテープで押さえてあります
ガラパゴス以下のアメーバーです
まぁ通話やネットが出来るから不満はありません
当初は携帯は都会より田舎で売れたと聞いた事が有ります(うる覚えだけど)
畑仕事で家を留守にしてる時に宅急便が配達に来たり遠方の家族が急用で家に電話しても受け取れないしつながらない事が有ったけど携帯を身に付けていれば配達員や家族と連絡が取れると言う事で売れたらしいです(あくまでもうる覚えですけど)
俺が携帯を製作するなら
煙草を吸う人用にライター機能付き携帯
ナイフやドライバーや缶切りなどサバイバル機能付き携帯
本体が伸びて棒の様になり武器になる携帯
絶対に売れないな
というかたちでスマホ(そうです、分割払いです)を契約しています。
私と配偶者はガラケーを使っていますが
メインの用事は自宅のPCでやるので
別にスマホにする必要を全然感じません。
gooブログやエキサイトブログ、アメブロもガラケーで十分読めますので(笑)
いやあ、恥ずかしがる事なんか全く無いですよ。抑、日本って「物を大事にする文化」が在った訳ですが、アメリカに倣って「大量消費文化」が主流になった事で、「物を大事にする事=けち臭い」というマイナスイメージになってしまったのが、本当に残念です。「大量消費するからこそ、経済が繁栄する。」という図式が在るのは判るけれど、資源の無い国なのですから、もう少し物を大事にして欲しいと思う事がしばしば在ります。
日本で携帯が普及する大分以前、香港で市民が当たり前の様に携帯電話を使っている光景を目にし、驚かされました。街中で理由を聞いた所、「固定電話が日本程普及していないから、携帯電話が代わりに普及した。」というのを聞き、「成る程。」と。「日本では普及しないだろうな。」と当時は思ったものですが・・・。
自分(giamts-55)が若かりし頃と比べると、若者のライフ・スタイルは当然乍ら可成り変わっています。「車」や「固定電話」を所有していないというの迄は何とか理解出来るのですが、「テレヴィ」や「パソコン」を所有せず、「新聞」も取っていないという若者も結構居るというのに到っては、「其れで不自由さや不安を感じたりしないのかなあ。」と思ってしまう。
インターネットは殆どパソコンで行っている自分ですが、若者の中には「パソコン」も「固定電話」も所有しないで、其れ等の機能をスマホで済ましてしまっている者も結構居る様ですから、そうなると総支出額では安く済むのかもしれませんね。
基本的には「新し物好きのミーハー人間」ですので、スマホ自体に興味が在るものの、其れを永続的に使用する事での費用対効果(偉そうな言葉を使っていますが、要は懐が寒いだけなのですが。)を考えると、「切り替える必要無し。」という状況です。
生活が厳しいと口にする若者は少なく無いし、実際に厳しそうでは在るものの、不思議なのはそんな状況でも「無理をして携帯電話を幾つか所有。」していたりする事。就職活動等、携帯電話を所有していないといけない状況は判るものの、「何で複数台も持つ必要が在るのだろう?」と不思議でなりません。「何処に掛けても無料の携帯電話と受け専門の携帯電話」という事なのかもしれないけれど、其れでも理解不能。
余談ですが、フランスでパソコンの普及が遅れたことの理由は「ミニテルが普及していたから」でした。
正直言って電化製品の普及などでも日本の10周回遅れ、ITなら欧州内であれば北欧諸国の10週遅れの感があるかの国ですが、1980年代は独自の発展で最先端の国だったのです。
当時のアイドル真っ盛りのソフィー・マルソーだったかエマニュエル・ベアールだったかが出るような映画にもミニテル出てきましたので、「フランスには便利な物がある」と思ったものでした。
http://www.eshita.jp/journal2006/2006/02/16.html
「ソフィー・マルソー」という名前を見聞すると、キュンと心が疼きます。「ラ・ブーム」で彼女に夢中になり、学研から出版されたヌード写真集を密かに購入しては、色々御世話になりました。
で、「ミニテル」なる物を、恥ずかし乍ら今回初めて知りました。リンク先を拝読しましたが、こんな独自の文化が在ったんですね。勉強になりました。