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私はまさに Kansas の "Power" アルバムで彼を知りましたから Steve のプレイもこの時代が強烈に印象深いですね。それ以前からのファンにとっては DP 加入のときほどではないでしょうけれど "電撃加入!" という衝撃はあったのではないでしょうか。この時期の Steve は音楽業界に対する不信感など色々と葛藤があったようですが、聴く側とすれば非常にわかりやすいスタイルで彼のプレイを聴くことができる時代だったように思います。"Power", "In THe Spirit Of Things" に関しては従来の Kansas というよりは Steve Walsh が直前まで組んでいたバンド Streets の流れを汲んだメロディアス・ハード・ロックというイメージが強く、そんな新たな方向性に Steve の作曲能力やプレイ・スタイルは見事に融合していたというのが私の意見です(ちなみに私は Steve に関係なく、大の Kansas ファンでもあります!)。とはいえ Kansas では常に五分の一の存在でしかなく、自分のすべてを出し切れない状況が続き、最終的には脱退を決意してしまうわけですが...。ただ後のインタヴューなどでは「Kansas 時代は楽しかった」といっていますから何ら悪い感情は持っていないようですね。
私も「DREGS、初期 SMB から彼を知っているファン」、「新生 SMB で彼を知ったファン」、「DP 加入後に彼を知ったファン」にとっての Kansas 時代はどういう印象なのか、訊いてみたいですね。