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キーボードも煌びやかなプログレ風味のハード・ポップ。John Elefante 時代の Kansas や Kansas 脱退後に Steve Walsh が結成した Streets 辺りに近いサウンドを聞かせてくれます。当時のライナーにはヴォーカルの Dean Fasano が Richie Sambora, Alec John Such とともに Message というバンドを結成していたことが書かれていましたが、今では Danger Danger のフロントマンだった Ted Poley がドラマー(一部ヴォーカルも)として在籍していたことの方が有名でしょうね。
私がこのバンドを知ったキッカケは当時友人が作ってくれたお好みテープ。その中に Prophet の名バラード "Everything You Are" が入っていたんですね。その後アナログを購入したんですが、初 CD 化の際に買いなおしちゃいました。センスのないジャケット(↑)は雰囲気のある、らしいもの(↓)に変更されています。さすがにあれじゃ売れないと思ったんでしょう(笑)。でも私はやっぱり思い出のあるダサダサの方が好きですけどね。当時はプロフィットって呼ばれていたのですが再発時に表記がプロフェットになっていました。リック・エミットがリック・エメットになっていたようなもんです。・・・って例えがマニアックでしょうか(笑)。
リード・ヴォーカルは楽曲のタイプに合わせて Dean Fasano, Scott Metaxas, Ted Poley の三人で分け合っています。声質はそれぞれ違いますがアルバムを聴いていて違和感はありません。Ted はどちらかというとロック色の強い曲を唄っています。サウンドは冒頭でも書きましたがキーボードの比重が高いです。ドラマティックな使われ方をしているので聴いていて気持ちがいいですね。ただ気になるのはドラムの音。スネアがかなり軽い感じです(Robert Sweet には負けますが・・・笑)。エレドラっぽいタムとかもそうですし、時代といえば時代なんでしょうね。デビュー・アルバムですから、そんな荒削りさも魅力としちゃいましょう(笑)。楽曲はホントいいです。"Street Secrets", "Away From You", "Everything You Are" なんかサイコー! "It's Real", "Sail Away" もキャッチーないいメロディを持っているし、"Power Play" は Kansas の "Drastic Measures" アルバムに入ってそうな雰囲気。Ted が唄う "Heart Of The Night", "Slow Down", "Listen To Ya'" は Danger Danger ファンにお薦めです。ほら、結局全部じゃない(笑)。
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そうでっすぅ~、テッドのバンドってこれで~すぅ(笑)。
cherry さんとは色んなアルバムで好きな曲がスゴくダブるし、多分イケるアルバムだと思いますよ~。80年代の憂いのあるメロハーって感じですもん(^^♪
紹介されてたのですね?、気付かなかった・・・。
しかも、オリジナルのジャケじゃないですか!。
僕は、こっちの方が好きだなぁ・・・、いかにも '80年代って感じがして。
Voって 3人がとってたのですか、全然気付かなかった ^^;。
いやぁ~、相変わらず詳しい記事です、参考になります!。
ロバートの名前を見て、思わずにやけてしまいました ^^;。
この間、全くの偶然に MESSAGEの 1stをゲットしました。
2006/10って、僕の記事にジャケ写が載ってます ^^;。
ライナーノーツを読んで、びっくりでした。
いやはや、偶然とは恐ろしや・・・、Deanが歌っていたとは知りませんでした。
SHEEHAN さんも取り上げられていて嬉しかったっす(笑)。
大好きなアルバムだったんで CD 化のときは喜びましたよぉ。
2nd はちょっと雰囲気が変わってしまいましたね。
ロバートやアレックス・ヴァン・ヘイレンってスネアがポンポン言ってますが、でもあれがバンドの音であるんですよね。
そうそう、SHEEHAN さんがコメントされる前に Message の 1st のジャケ写を見ていたんですが、てっきり Prophet 絡みでお買いになったのかと思ってました。偶然だったんですね(笑)。