ラストのステップ22では、サンドシールドを取り付けます。私の製作では履帯パーツを塗装後にはめ込みますので、サンドシールドもその後に組み付けます。
なので、この段階ではサンドシールドは接着しません。
サンドシールドも別に組み立てて保管しておきました。
塗装にとりかかりました。車体色は、タミヤのエアモデルスプレーAS14を使用して吹き付けました。履帯はミスターカラー28番の黒鉄色で吹き付けて、ゴム部分をポスカの黒で塗りました。
転輪のタイヤゴム部分をポスカの黒で塗りました。ポスカのペン先を当てて固定しつつ、転輪を指で転がしてスーッと塗るのが私なりのやり方ですが、筆塗りよりは大変に楽なので、昔からずっとこの方法で戦車の転輪を塗っています。
ベルト式履帯をはめ込みました。
サンドシールドを組み付けました。
車外装備品類を塗りました。金属部分は28番の黒鉄色、木製部分は43番のウッドブラウンで塗りました。
そのうちのシャベルを車体後方の左側にセットしました。
残りの部品は上図のようにエンジンデッキ後端と車体後方の右側にセットしました。
車体前面の機銃は28番の黒鉄色で塗りました。前照灯の内部を8番のシルバーで塗ってライトレンズのクリアパーツを取り付けました。
背面左右の予備履帯パーツを28番の黒鉄色で塗り、塗装の全てを完了しました。
今回は公式キットを利用したので、校章デカールも付いていました。車体前面中央に2番のデカールを貼りました。
そして砲塔の左右側面に1番のデカールを貼りました。今回のアリサ搭乗車は左右の校章マークが左右非対称の位置にあり、上図の左側のマークはやや前に付きます。
砲塔右側の校章マークはほぼ中央に位置します。これでデカール貼りを完了してつや消しクリアーを薄く吹き付けて仕上げました。
アリサ搭乗車のM4A1シャーマン76mm砲搭載型を製作するのはこれで三度目となりました。最初はイタレリのキットで作り、二度目はドラゴンのキットで作り、今回はアスカモデルの製品を使用しましたから、製作工程も同じではなく、三者三様の段取りや改造や追加工作があってそれぞれに楽しめました。
なかでも、今回のアスカモデルのキットが最も楽に作れた気がします。さすがはシャーマン愛に溢れるメーカーだけあって、シャーマン系列の取扱い易さ、作り易さにおいては他の追随を許しません。
かくして、サンダース大学付属高校チームのM4シャーマン76mm砲搭載型が劇場版仕様にて完成しました。製作日数は、2022年5月10日から5月13日までの4日でした。組み立てに3日、塗装および塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。
キットは安定のアスカモデルです。公式キット化されていますので、デカールも付いています。組み立て易いので劇中車を気軽に再現出来ます。初心者クラスにもお勧めのガルパン公式キットの一つです。
ですが、劇中車特有のペリスコープガードのパーツだけは付いていませんので、こだわるならば、同じアスカモデルの「1/35 ペリスコープガード M4シャーマン 他アメリカ軍戦車用」(商品コード35-L40)を調達するか、ドラゴン等の他キットからトレードする必要があります。