塗装作業を行ないました。車体色は「リボンの武者」にカラーページが無くて不明ですので、実車のカラーであるダークグリーンにしました。ミスターカラーの17番のRLM71ダークグリーンを選んで吹き付け塗装しました。履帯は28番の黒鉄色で塗りました。
転輪のタイヤゴム部分をポスカの黒で塗りました。原則として転輪は回るように作りますので、ポスカのペン先をあてて固定したまま、転輪を回します。一回転させると大体塗れますし、うまくいけばその一回転でピッタリ塗り終わるので、筆塗りより大変に楽です。
履帯をはめて爪楊枝やテープなどで仮留めしながら接着しました。
履帯が組み上がりました。連結式履帯は苦手で何度やってもなかなか慣れませんが、毎回なんとかうまく仕上げています。不思議なことに、組み立て途中で失敗したり、履帯が外れたり壊れたりした経験がまだありません。おっかなびっくりで慎重に少しずつ組み立てて、丁寧に組んでいるせいでしょうか。
排気管と車外装備品を塗りました。車外装備品は、ジャッキ、クランクロッド、消火器の3点だけです。砲塔のライトの内側を8番のシルバーで塗りました。ライトのレンズのパーツはウェーブのクリアパーツに交換して取り付けました。
車外装備品をセットしました。ジャッキとクランクロッドは28番の黒鉄色、消火器は327番のレッドFS11136で塗りました。
排気管を取り付けました。42番のマガホニーで塗りました。
バックランプを47番のクリアーレッドと49番のクリアーオレンジで塗りました。以上で細部の塗り分けは完了しました。
校章マークはモデルカステンのガルパンデカールセットVol.3より、上図中央の2枚を使用しました。
作中車は砲塔左右側面に校章マークを付けていますので、それに合わせました。
デカールの貼り位置は、左右対称となりました。
最後につや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。
以上で苫小牧メイプル学園チームのMk.Ⅵ軽戦車がリボンの武者仕様にて完成しました。製作期間は2022年1月22日から31日までと3月8日の計11日でした。組み立てに8日、塗装と塗装後の組み立てに1日を要しました。
今回は香港のバルカンスケールモデルの製品を利用しました。作中車再現に最も適した北アフリカ仕様のキット(品番56011)が入手出来ず、通常仕様の同型車のキット(品番56008)にて製作にチャレンジしました。作中車の細部の描写が大まかであり、省略も行なわれていたりしたので、ガルパン仕様への改造は比較的少な目となり、細かいパーツが多かったわりにはあまり苦労しませんでした。細部のパーツにはエッチングパーツとプラパーツの2種類があって選択出来るのですが、今まで作ってきたガルパン車輌がエッチングパーツをあまり使っていないため、外見上の統一感を保つ目的でプラパーツを選びました。
苫小牧メイプル学園チームのMk.Ⅵ軽戦車は、作中ではB型とC型の2種が描かれており、今回は試合に参加したB型を作りましたが、機会があれば、C型も作ってみたいと思います。
「リボンの武者」登場車輌の再現製作は、まだまだ続きます。