塗装作業の続きです。履帯のセット後に左右のフェンダーを組み付けました。塗装前の仮組みの際にきっちりとはまるように位置やはめ方を確かめてあったので、スムーズにおさまりました。
フェンダーを取り付けないと付けられないエッチングパーツのMA2およびMA3を貼り付けました。本来はステップ8にてフェンダーの取り付け後に付けるエッチングパーツですが、前述のとおり塗装後に履帯とフェンダーを取り付ける段取りで進めていましたので、このパーツの取り付けも最後に回りました。パーツ本来の色ですと、上図のように光って目立ちます。
車体色で塗りました。一気に目立たなくなりました。よく見ないと、パーツが付いている事自体が分かりません。
車外装備品類を左右のフェンダー上の指示位置にセットしました。劇中車においてはアングルの関係でフェンダー上面が隠れて見えないので、車外装備品類の有無は確認出来ません。あるかどうかは公式設定資料を色々あたっても分かりませんし、無いとも決めつけられませんので、ここはガイドの取り付け指示に従いました。
車外装備品類の大半は、劇中車シーンでは見えない右側にあります。ここではガイドの取り付け指示に従いまして全部を取り付けました。
砲塔をセットしました。大型の重戦車で多砲塔形式ですから、印象とか雰囲気とか存在感とかが、他の車輌と格段に異なります。
改めて劇中車のシーンを見ましょう。校章マークは砲塔の左右に配されて車体には見当たりません。
モデルカステンのガルパンデカールセットVol.2より適当なサイズのデカールを選んで貼りました。
やっぱり校章マークが付くと、一気に史実の車輌からガルパンの劇中車に転じて親近感が増してまいりますね。
最後につや消しクリアを薄く吹き付けて仕上げました。
以上で、ヴァイキング水産高校チームのノイバウファールツォイクが完成しました。製作日数は、2022年2月11日から13日までと、3月8日の計4日でした。組み立てに3日、塗装および塗装後の組み立てに1日かかりました。
今回はドラゴンの適応キットをほぼストレート組みで仕上げました。劇中車も登場シーンが2つしかないうえに手描き図であるため、省略箇所のほうが目立っていたりしましたが、無いと不自然な箇所が多かったため、あえてガイドの指示通りに組み立てました。
この適応キットはプラッツが公式キット化しているので、そちらを確保して製作すればデカールも付いています。製作内容は同じですので、公式キットのほうもほぼストレート組みで充分でしょう。ガルパンでは大型の車輌に属しますが、ドラゴンのパーツも大きくて扱い易く、組み付けがややこしい転輪部分を除けば、楽に組み立てが出来るほうです。存在感のある戦車なので、同チームのⅢ号戦車J型やM24チャーフィーと共に並べると、よりインパクトが増して眺めるのも楽しめます。