気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

青師団高校 ベルデハⅡ軽戦車 作ります !!  その4

2022年07月29日 | ガルパン模型制作記

 砲塔がほぼ出来上がったところで、車体の組み立てに戻りました。前面部分のパーツを上図のように二つカットして作りました。上は戦闘室前面のパーツで、左右の視察窓はジャンクパーツより形状が似ているものをみつくろって使用しました。下は前面の上面装甲パーツで、パネルラインをラインチゼルでケガいて入れました。

 

 車体に組み付けました。車体前端部は丸いので、1ミリ厚のプラ板では作れません。左右側面のみを半円形にカットしてあるので、それに沿ってプラペーパーを貼ることにします。

 

 砲塔手前左右の装甲板を上図のようにカットして貼り付けました。戦闘室天井の防御用と砲塔保護用の跳弾板を兼ねる装甲板であるそうです。

 

 砲塔を仮にセットしてみました。このように砲塔手前左右の装甲板が砲塔の弱点となるターレット部をカバーしている状態になります。

 

 車体の前後の丸い部分を作ります。上図のようにプラペーパーを貼り付けて接着し、乾燥して固着するのを待ちました。

 

 接着剤が乾いたところで、側面の曲線に沿って曲げていき、車体下部に貼り付けました。この形で接着が完了するまでマスキングテープで仮留めしておきました。

 

 かくして、ベルデハ軽戦車の外見上の特徴のひとつ、車体前後の円形部分が仕上がりました。

 

 後部の円形のほうが大きいので、定規をあてて設計通りに仕上がったかを確認しました。ベルデハⅡ軽戦車は、前後につく牽引ホールドが3個であるのも特徴のひとつで、その3個のホールドが車体前後の円形板のやや下に付きます。これの工作は後で行ないます。

 

 続いて、左右フェンダー上のボックスを作りました。プラ板をカットして箱組みの容量で組み立てますが、まず内部に補強用のリブを仕込んでおきました。

 

 台形のボックスが左右対称に2個ずつ並びます。スペインからの概要資料によると、前のボックスは左右とも雑具箱、後ろの左のボックスはバッテリーボックス、右のボックスは水タンクをおさめるボックスであるそうです。
 プラ板をカットして順に貼り付けて、接着が完了したら次のプラ板を貼って、というように形を作っていきました。カットしたパーツはやや大き目に作っておき、組み立て後にはみ出した部分を丁寧に切り取りました。

 

 左右フェンダーのボックスの後ろには、後方へ傾斜する台形の通気ボックスが付きます。これもプラ板を組み合わせて作り、グリル部分はジャンクパーツの改造で仕上げました。

 

 そういえば、このベルデハⅡには、他の戦車ならば大抵付いている排気管がありません。エンジンフード上の排気グリルが排気管の役目を果たしたそうですが、試作車輌ですので、このまま実用化に至ったのかどうかは分かりません。現存する実車に合わせた結果が、上図の状態であるわけですが、見ていて変わった外観だなあと何度も思いました。

 

 この段階で車体もほぼ形がまとまってきたので、軸部の組み込みを行ないました。あらかじめピンバイスであけておいた内径2ミリの穴が全部で7つあり、車体上面の一つの穴には砲塔の中心軸となる2ミリプラ丸棒を縦に差し込み、車体左右側面の3つずつの穴にも上部転輪の車軸となる2ミリプラ丸棒を横に差し込みました。  (続く)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする