ステップ15、および16では背面部の各部品を取り付けます。エッチングパーツが含まれますので、取扱いに注意が必要です。
各パーツ類です。銀色に光っているのがエッチングパーツで、これはナンバープレートとその懸架のようです。エッチング用ベンダーで丁寧に慎重に曲げて形を作ります。
仕上がりました。緊張の連続の工程でした。
2輌ぶんを仕上げてホッとしました。
ステップ17から20までは、2輌のそれぞれの武装パーツの組み立てになります。ステップ17は「スーパー改」の武装パーツ、ステップ18からは「無人砲塔化仕様」の武装パーツの組み立てです。いずれも九七式自動砲を使用していますが、「スーパー改」のは2挺で弾倉はバナナ型、「無人砲塔化仕様」のは1挺でドラム型弾倉が付きます。
2輌の武装を同時並行で組み立ててゆきました。
まずは「無人砲塔化仕様」の武装が組み上がりました。砲塔を撤去して遠隔操作ユニットの九七式自動砲を据えています。九七式自動砲の弾倉は、本来は20ミリ弾7発入りの箱型弾倉ですが、コミックの作中車ではドラム式に改造されています。作中での創作なので詳細が不明ですが、何発入っているのでしょうか。
ステップ21から24までは、「スーパー改」の砲塔部分の組み立てと武装パーツの組み付けを行ないます。
砲塔部分は本来のパーツで、7.7ミリの九七式車載重機関銃も装備されています。
組み上がりました。この状態で車体にセットすれば、第二次大戦中の日本軍の九四式軽装甲車の姿になります。
作中車の「スーパー改」は砲塔の左右側面に2挺の九七式自動砲が装備されます。こちらは弾倉も本来の箱型弾倉を使用しており、作中でも車長の古代零が弾倉を装填するシーンが描かれています。
組み上がりました。塗装時に塗り分けて組み付ける予定です。
以上で、チーム「鬼」の2輌の塗装前の組み立てが完了しました。塗装は、暖かくなって花粉シーズンも過ぎた時点で他のキットとまとめて実施する予定です。それまで上図の状態で箱に仕舞って保管しておきました。 (続く)