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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く21 その10  桑の木橋から宮沢橋へ

2021年09月11日 | ゆるキャン△

 「水楢橋」からはしばらく山道を上り下りしました。この辺りでは山道の両側も御覧のように開けていて見透しがききましたので、マムシやハチの危険への緊張感もやや和らぎました。
 ですが、油断は禁物でした。かつて奈良県に30年近く住んで県内の山々の中世城郭遺跡を探査して回っていた頃に何度も危ない目に合っているので、山に入ると自然に警戒心が出て身構える自分が居ます。

 

 こんな感じで山道がえんえんと続きました。ある意味、山道ハイキングが最も楽しめる区間だなと思いました。

 

 作中では「五の橋」となっている、六番目の橋「桑の木橋」です。原作コミック第10巻122ページ5コマ目のアングルです。

 

 橋というより斜面上に設けられた階段通路でした。長さは約10メートル、高さは約5メートルです。下の斜面の一部がえぐれて谷間になっているので、それを越えるべく架けられた橋です。

 

 原作コミック第10巻123ページ1コマ目のアングルです。土岐綾乃が橋の名称に関して「それぞれの橋の材料に名前の木が使われてるとか?」と話していますが、単に適当に付けただけでしょう。
 ですが、旧日本海軍軍艦艦艇マニアの私としては、丁型駆逐艦の名前だな、と思ってしまいます。欅、桜、楢、椿、桑、とみんな松型および橘型駆逐艦にも見られる名称です。

 

 「桑の木橋」を渡った後の山道も、かなりの距離がありました。こういう山道をひたすら歩くのも嫌いではないので、奈良に住んでいた頃に何度か歩いた「吉野大峰奥駈道」を思い出しつつ進みました。

 

 「よっしの、お、お、み、ねー、おーくがけみちをー、かーけーて・・・」と自然に奥駈道ソングを口ずさんでしまいました。奈良テレビの吉野大峰世界遺産のCMで流れていた歌ですので、奈良県民なら知っている方も少なくないでしょう。

 

 「こっとしも、げんきに、あゆみだせ、おーくがけみちをー、かーけーて・・・」・・・。

 

 なんだか本当に吉野大峰奥駈道を歩いている気分になってしまいました。もう少しでオニ雅さんゆかりの釈迦ヶ岳かな・・・。ここは奈良県なのか・・・。  (アホかお前は)

 

 山道の登りの最後にたどりついた時、北に赤い橋が見えました。あれが県道388号線の接岨峡大橋だな、と地図で確認しました。その手前に長い吊橋が見えました。

 

 ドーンとあらわれました、「宮沢橋」です。何で丁型駆逐艦の名前じゃないんだよ・・・。  (アホかお前は)
 原作コミック第10巻123ページ4コマ目のアングルです。志摩リンが「何コレ危なっ!!」と叫び、土岐綾乃が「滑り台みたいになってるし・・・」と呆れていますが、私にも滑り台みたいに見えました。

 

 「宮沢橋」の入り口の横から、さらに奥へ遊歩道が続いていて、橋を渡らずに山の斜面上を迂回するルートもあるようなのですが、こちらも長い事通行止めになっているようで、標識や制止板が朽ちかけていました。

 八橋小道ウォーキングマップを見ると、この通行止めの山道の先に「こだま石神社」という磐座の社かと思われる神社があるようですが、そこへの道にも何らかの危険が生じているのでしょう。  (続く)

 

コメント
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