両国吊橋から県道77号線に戻り、大井川を左に見ながら北上しました。
やがて上図の既視感のある分岐にさしかかりました。原作コミック第10巻109ページ4コマ目のアングルです。土岐綾乃が次の吊橋を見つけたということで、その方向へ行くべく、分岐の左へ降りてゆきます。当然私もビーノを左に向けました。
道なりに進んでゆくと、左手に上図の「ただの電柱」が見えてきました。遠くから見ると吊橋の支柱に見えるため、土岐綾乃が吊橋だと思いこんだアレです。時計を見ると10時11分、公園のような広場があったので、そこに入りました。
この公園広場からの図が、原作コミック第10巻109ページ6コマ目のアングルです。
本当に、ただの電柱ですな・・・。
「ただの電柱」から県道77号線に戻り、長い登り坂を進んでゆくと、小山トンネル前の、道の両側に大井川の蛇行部分が迫っている場所に着きました。なにか妙な既視感を覚えたので、小山トンネル前にビーノを停め、降りて周囲を見回したところ、トンネルから南を見た景色がそのまま土岐綾乃のイラストの景色であることに気付きました。
ああ、ここですか。原作コミック第10巻110ページの第57話の扉絵の場所。
かなり交通量があるうえに、カーブの連続する地点ですので注意しましょう。左右をよく見て安全を確認しながら路側帯を移動し、小山トンネル前に停めてあったビーノに戻りました。
上図で小山トンネルの左に行く下り坂がありますが、地図でみるとそれが左下の小山地区への連絡路で、井川線の川根小山駅へも通じています。
次の目的地は小山吊橋なので、たぶんこの左の下り坂へ進めば良いのかな、と考えました。
考えつつ、ふと大井川のほうを見下ろすと、吊橋が架かっているのが見えました。
あ、あれじゃないかな、小山吊橋・・・。
すぐにビーノに乗って左の下り坂へ進み、かなり下って吊橋が大きく見えてきたところで分岐を左に進み、車では入れなさそうな細い道を降りて行くと、上図の吊橋のたもとに着きました。原作コミック第10巻111ページ4コマ目のアングルです。
時刻は10時39分でした。今回はとにかく細い道が少なくなかったので、小回りのきく原付ビーノは本当に便利でした。 (続く)