気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く19 その35  紅竹食堂の渓流そば

2021年07月27日 | ゆるキャン△

 タバコならぬお茶の自販機の奥に、上図のログハウス調の小屋があります。昨日から何度か前を通っていたのですが、ずっと閉まっている雰囲気でしたので、倉庫か何かかな、と思っていました。

 

 ところが近寄って案内板を読んでみますと、かつての千頭森林鉄道の大間駅跡に関連する小屋であるようでした。位置的には大間駅構内にあたるようですが、旧駅舎というには新しく、また駅とは異なる建物のように思えました。

 

 戸口の右横の表札には「ログハウス飛龍」の小屋名が書かれ、千頭営林署の施設であることが分かりました。営林署の出張小屋であるのでしょう。千頭森林鉄道も営林署が管理運行していた鉄道ですから、その大間駅跡に営林署の施設があっても違和感はありません。
 閉まっている戸口から中をのぞきこむと、何かの展示品や書棚などがあり、時々公開しているような雰囲気でした。千頭森林鉄道に関する説明展示もあるのかな、と思いました。

 

 向かいの「晴耕雨読」の足湯カフェはこの日は定休日でした。コロナ禍下における営業短縮および臨時休業が増えているとのことでした。
 建物の外観は、これもログハウス調ですので、もしかしたらかつてここに並んでいた千頭営林署の施設を模してあるのかな、と思いました。建物がピカピカなのに、敷地の石垣などはかなり古いものであり、この石垣も千頭森林鉄道大間駅関連の遺構の一部であるのかもしれません。

 

 引き返して、外森神社の鳥居前を通りました。今回は行きませんでしたが、ここから参道をずっと山の中腹まで登っていって、上の神殿にお詣りするそうです。位置的に大間集落の鎮守的な性格を帯びた神社であるようです。

 

 あちこち歩き回って少しお腹も空いてきましたので、予定通りにここ寸又峡温泉郷における最後のミッションにのぞむべく、上図の紅竹食堂に行きました。ゆるキャン聖地のひとつで、原作コミック第11巻126ページ2コマ目に上図のアングルで登場します。
 各務原なでしこ、志摩リン、土岐綾乃のトリオが寸又峡プロムナードコースおよび夢の吊橋の散策の後でここに立ち寄り、食事をしています。なので、巡礼ファンとしては当然ここに立ち寄ることになります。

 

 既にお店のほうでもゆるキャン聖地になったことを御存知であるようでした。メニュー案内の上に原作コミックの該当コマが貼られてあり、聖地になったことを喜んでいる雰囲気が伝わってまいりました。

 

 11時前でしたが、既に開店していて、お店の方が「どうぞどうぞ」と招き入れて下さいました。挨拶してゆるキャン聖地巡礼で来たことを伝えると、厨房の店主らしき老人も笑顔になり、「それはそれは、ようこそ」と頭を下げてきました。

 

 出されたメニューは、心得たようにゆるキャンに出た「渓流そば」の項を開いてありました。
「つゆが、冷たいのと温かいのとありますが、どちらになされます?」
「・・・それでお尋ねしたいのですが、ゆるキャンの品はどちらですかね?」
「ああ、お客さん、・・・そうなんですよ、・・・よく聞かれるんですよ。漫画ですとね、寒い時期に来てるんですね、温かいほうになります」
「ではそれを」
「イナゴの佃煮入りですので、もし苦手でしたら無しにもできますが」
「えっ、イナゴ・・・?」

 

 そこでお店に置いてあった原作コミック第11巻の126ページを開いて、作中の品にはイナゴの佃煮が入ってるのかどうかを訊ねました。すると「これですね、レモンの左に三つ並んでるの、これがイナゴの佃煮です」と教えられました。それで、作中と同じ品をいただくことにしました。

 

 5分ほどして、作中と同じ「渓流そば」の実物が運ばれてきました。レモンの上にしっかりイナゴの佃煮もセットされてありました。

 

 もともと蕎麦が大好物のひとつですので、感想はまさしく「渓流そば うまし!!」でした。ただ、ボリュームがかなりありました。ヤマメの唐揚げも一匹まるまる入っていますし、蕎麦の量も普通の蕎麦店の1.5倍ぐらいあって、天ぷら2品とイナゴの佃煮が添えられてあります。かなり空腹でないと、食べるのが大変かもしれません。私は蕎麦大好きですのでペロリと平らげましたが・・・。

 

 かくして「渓流そば うまし!!」ミッションもクリアしました。大満腹、大満足にてバス停へ向かいました。  (続く)

 

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