寸又峡温泉郷の観光駐車場の入口付近に行きました。奥にバス停と森林鉄道の保存車輌が見えます。
この櫓形の標識は、原作コミック第11巻の表紙に出ているほか、109ページ1コマ目の志摩リン、土岐綾乃の寸又峡到着シーンにも登場しています。
再び温泉街へ歩き出して、旅館「翠紅苑」の横を通り過ぎて右手にあった観光案内板をみたところ、先ほど見てきた森林鉄道の保存車輌とは別の保存車輌の写真があるので驚きました。寸又峡プロムナードコースの散策にて行かなかった尾崎坂展望台に置いてあるようです。
それを知り、しまったな、尾崎坂展望台にも立ち寄れば良かったな、と思いました。同時に、なんでそんな山奥に置いてあるのだろうと不思議に思いました。後日調べてみたら、尾崎坂展望台はかつての千頭森林鉄道の尾崎坂停車場の跡だということでした。そして、そこに置いてある保存車輌は、以前は千頭駅の横に展示してあったのを移した、ということも分かりました。
ここ寸又峡は面白い所ですが、今回はゆるキャン△聖地巡礼のコースだけで過密スケジュールになってしまい、他の観光スポットへなかなか行けませんでした。だからいつか再訪したいと考えますが、その時には尾崎坂展望台にも立ち寄って写真の保存車輌を見てみたいです。
昨日よりも青く晴れ渡っていますので、温泉街の写真も今日のほうが綺麗に撮れました。とりあえず、端から端まで適当に撮って回ることにしました。
ですが、月曜日とあって、観光客の姿は疎らでした。昨日は大勢来ていて混雑もしていましたから、週末に賑わう観光地なのだな、と思いました。
旅館「光山荘」の敷地内にある温泉施設です。この日は閉まっているような雰囲気でしたが、シーズンには営業して観光客も訪れているのでしょうか。
火の見やぐらのある、寸又峡バス停の付近です。左にあの水車、奥に橋と土産物屋「さとう」が見えます。
同じ場所で振り返ると、この景色です。原作コミック第11巻129ページ4コマ目のアングルです。土岐綾乃と志摩リンがバイクで出発して寸又峡温泉郷から帰路につくシーンです。
この火の見やぐら、いい雰囲気ですね。昭和の古い街並みにはよく見られますので、ここ寸又峡温泉街の昭和37年の温泉掘削以降の街区の形成にともなって建てられたものかと思われます。その頃には、まだ千頭森林鉄道も健在で、いま観光駐車場の脇にある保存車輌も忙しく動き回っていたのです。
橋のところで撮影しました。山の若葉の緑が朝よりも綺麗に見えて良いです。街区が南東から北西に連なるため、陽光の角度の関係から午前中が温泉街の景色を撮るには適しているようだ、と気付きました。午後になると日陰が増えて逆光気味になる場所が多いので、昨日はあんまり良い景色が撮れなかったことを思い出しました。
散策中に妙な自販機を見つけました。タバコのそれかと思いきや、「コレ、たばこ・・・ではなく、お茶です」の吹き出しプレートが付いていました。
これみんな、マジでお茶なのか・・・。パッケージはタバコと書いてあるけど・・・。お茶なのか・・・。値段が600円?・・・このサイズで高過ぎないか・・・!! (続く)