源ザの独り言日記

日々あったこと、感じたことを気軽に書き込みます。

庭先の謎めいた異物騒動/過剰親密な中学生男女

2007-01-21 23:08:47 | Weblog
長い間、鈴なりの真っ赤な実を楽しませてくれたピラカンサスもそろそろ終わる。
そう思っていた矢先、木の根の元に犬か猫の糞が大量に捨てられていると家内が怒っている。よく見ると五家宝状の異物がこんもり盛り上がっている。異物の一つ一つには多くのピラカンの実が入っている。誰かがこっそり庭に入り込んで置いて行くとしたら家内は在宅していたし孫娘たちが来て騒いでいたのに大胆不敵な人物だ。投げ込む方法もあるが、それにしては異物の盛り上がりに形崩れはない。可能性としては犬か猫の糞が高い。しかし盛り上がっている上、異臭がしないのは納得いかない。私の疑問点に来ていた娘も同調し、迷探偵よろしく推理が堂々巡りする。家内は不審者侵入説だ。昼食後、コミセンに行って考えた。そのうち数十年前博物館で鳥が不消化物を吐き戻したペリットを見たことがあったことを思い出した。早速図書館に回り鳥図鑑で調べてみたら載っていました。帰宅して家内や夕食に来た娘に犯人はムクドリかヒヨドりで、鳥には不消化物を消化したものとまとめて吐き戻す習性があり、ピラカンの木によく来ていたどちらかの吐き出し物であると解説した。これで謎が解決し、安心したようだ。さてコミセンでの出来事だが日曜日なので学生やお年寄りで賑わっている。応接セットに座って考えている私の前に中学生の男女が座り、何やら親しそうに会話している、多くの来館者がいる中でも悪びれた様子がない。微笑ましい光景だが違和感を覚える私が古いのか。将来孫達もと考えると時代に取り残された寂しさを感じた。